イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

ゴッホは16億円超、バンクシーは約25億円!?

2021年03月27日 11時57分51秒 | オークション

3月25日午後、パリでゴッホの未公開作品「モンマルトルの通りの光景」のオークションが開催され、オークション開始からほんの10分で、予想販売価格を大きく上回る約1300万ユーロ(約16億7000万円)で落とされた。
フランスで売買されたゴッホ作品の最高金額だったそうだ。
買い手は未公開。
ゴッホ美術館ではないよね…
プライベートコレクションではなく、どこか、誰か公開してくれる人が購入してくれてたらいいなぁ。
詳細はこちらサザビーズのHPにて

そして今週はもう1点。

写真:https://www.cnn.co.jp/style/arts/35168302.html
バンクシーが2020年5月、新型コロナウィルス感染拡大が広まっていたロンドンのサウサンプトン大学病院に寄贈した「ゲームチェンジャー」という作品。
当初予想最高落札額は350万ポンドだったが、4倍を超える1670万ポンド(約25億円)で落札された。
今までのバンクシー作品の販売最高額で、2009年に制作された「Devolved Parliament(退化した議会)」というタイトルで、チンパンジーの姿をした政治家たちが下院で議事を行う様子を描いたもので、2019年にサザビーズのオークションにかけられ、990万ポンドで落札されてた。(今回はクリスティーズ)

現在病院には複製が飾られているが、バンクシーはこの作品を贈る際にバンクシーが寄贈の際、作品に添えたメモには次のように記されていた。「あなた方がしてくれていることすべてに感謝します。この絵で、現場が少しでも明るくなると嬉しい。白と黒しか使っていないけれど」というコメントを添えている。

こちら、オークションの売上金は国民保険サービスの資金に充てられる。

参考:https://www.cnn.co.jp/style/arts/35168302.html

ゴッホが約17億、バンクシーが約25億。
う~ん、同じ土俵に乗せるのは難しいが、価値観の違いって分からないねぇ…




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