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FRIARS'N'SNIFFERS

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山口・大阪ギグを終えて。①

2014-05-20 22:10:00 | ucchhy
遅くなったけど振り返るよ、俺の少し長めのゴールデンウィークをね。

書き記してしまえばやはり終わってしまう気がするけど忘れる事のできない日々ならば自分への記念にここに記します。

5月5日。

宇部に向かって出発。ギグは6日だけど前乗りしてリハと宇部を歩いてみたくて。
Legion Eagleのロッチ同行のもと、こどもの日らしい晴天のなか高速を飛ばす。
いつもリハを山口で行ってていまだ慣れない道中をロッチのおかげで快適に到着。
俺以外のメンバーの故郷そばの宇部。街はお祭りが開催されててゴールデンウィークに色を足してた。
夜早めに宇部アンダーグラウンドの箱SIXTY NINEを借りてのリハ。
飲み屋のビルの1Fにあってカオスな感じの空間で行ったリハはなかなかだった。




夜は明日の主催ROZWELLSかく君のマイホームにて前夜祭。
メンバーと共通の知り合いも幾らかいたみたいで楽しく飲めてその後メンバーを家まで送りに初めて厚狭へ。

5月6日
ROZWELLS主催「いつかはクラウン」
@宇部BIG HIP


この日の早朝、訃報を知る。
あともう数日後に会えるはずだった職人気質のスキンヘッド・・・
ギグの前ってどんな時もギグに絡むこと以外に頭の中にないと思ってたけど過去~現在までの故人の事が頭から離れない。
メンバーに悟られないように会場に向かう。
BIG HIPはアメリカンな趣で板張りのフロアがイイ感じの箱。
前回の広島ではリハに手こずったけどここではギターはバッチリ。
ベースはアンプのツマミが壊れたままで井上は苦戦したが最終的にはまとまる。
箱の特性からかラウドな音は難しいみたいだが俺は全く問題なくいいギグになるのをイメージできたね。
この日は早い時間スタートで俺らも陽が沈みきらぬ前にギグスタート!
ステージに出る前の恒例のグータッチでステージへ。

いつも観に来てくれる友人は三原からフライアーズシャツを着て俺をサポート。
主婦になっても変わらぬままでいてくれる友人もフロアにいるゾ。
無類のSKINHEADミュージック好きの彼は初見だからめちゃアピールしたる!
ツイッターで知り合った彼の手も足も俺らのギグで動かしてみたい!
知らない人がいっぱいいる・・・そいやこの感覚は俺は全く地元でないからだな。

そしてメンバーはここBIG HIPで10年ぶりとのことだけど全く関係ない、俺ららしいプレイでステージを降りる事ができた。



この時、ジッと観てくる客が多い時の気持ちの持ち方がこの後の大阪に活きてくれるなんて・・

訃報を悔やみ故人を偲ぶ気持ちをオープニングナンバーでシャウトしたのは
あの場にいてくれた方々が聞いてくれた事でしょう。





2ヵ月連続対バンできたROZWELLS、ありがとう!
打ち上げに後ろ髪ひかれながら帰路に。
4時間ドライブして翌日は仕事だ。
身体は40代で20代より衰えてきてもバイタリティは以前よりある気がする。
このバンドとお客さんとして来てくれる友人達がそうさせてくれてるんだ、きっと。


帰りの車中で今日どうだったかロッチに何度も聞いてみた。
でもそれ以上に5日後に大阪だ!
やったるどぉ!
そればかり言ってた、自分で言って自分に言い聞かせたのだ。

大阪ギグに向けて。

2014-05-09 21:37:00 | ucchhy
先日の山口ギグの回想は大阪ギグ後に記します。

いよいよやってきた、大阪ギグ。

bite and divide 2・・・
RETROGRESSIVE THREE CHORDS(R3C)のベーシストdead氏の計らいで出演オファーを頂いた。

本来なら客として観に行ってるかもしれないこのイベント。
燃えない訳ない。

何より大阪でギグをするということは俺にとっては特別な事を意味する。
俺が大好きなoi!/street punk、skinhead musicったら間違いなく関西だった。
わかるかなー?
東じゃなくて西。

80年代中期~90年代後期までの洗練された東日本のバンドも好きだったけど関西には特別すぎるバンドが多かった。
俺に大阪パンクの幻想を抱かせてくれた。
(この幻想というのが大事、夢を持つことなんだから)

前バンドでの大阪をいまここで振り返ろうかと思ったけど野暮だから考えない。
もうモチベーションを変えてやってみるんだ。

俺はその「西日本」のstreet punkバンドに憧れ続け実際今回の出演バンド、ほとんど音源持ってるくらいフェイバリットのシーンだ。

ビビっていた。
俺で大丈夫なのか?と。
太刀打ちできるか?とも。

しかし今なら強がれるよ。
どうであれ俺は俺だ!って。

いま静かに興奮してるよ。
幼いころ親に怒られるのわかってでも隠れて泥遊びしにいくあのフィーリングだ。

最近ステージやメンバー、観に来てくれてる友人から少しの、でも今までにない勇気をもらい続けている。
それを胸に大阪へ向かいたい。

日曜日、心斎橋パンゲアで会いましょう!

注)よく俺はこうやって物思いに耽ってるけどバンド全体の総意ではないです。
  飽くまで俺個人の気持ちというか。
  俺は抒情的なんです、たぶん。



山口・宇部ギグに向けて。

2014-05-04 01:55:00 | ucchhy
毎日、前回の広島ギグの興奮もちょっとした反省も感じつつ、
明後日は山口は宇部でのギグだ。

山口のイメージと言えば俺が屯してた界隈では岩国だったね。
STRONG CROWDがSKINHEAD、PUNKシーンを文字通り引っ張ってた事。
また下関では80s伝説のHCの白(KURO)の出身地というのも。

いつぐらいかな?
ネットが普及して宇部、湯田温泉で活動しているパンクバンド、ROZWELLSを知ったのは。友人のDREXが湯田温泉でROZWELLSと一緒にギグがあって聞いてみればカッコいいバンドだよ、と。
彼らの画像やマイスペースみて知識を得てたとこに俺の地元、福山でオイスカルメイツが来てて彼らが観にきてたとこを勇気出して話しかけてみるとROZWELLSのメンバーはウチらのメンバーを知っているよと言った。

そう、俺以外のメンバーは山口出身なのだ。
対バンしたような気が・・と言ってたな。

湯田温泉オルガンズメロディというライブハウスで彼らを観た時、ビックリした。
客がガンガン暴れてたし最後に動画貼っておくけどホントこんな感じで。
温泉街にある不思議な空間で「いつか彼等とやりたい!」と思い続けてた。

そんな御縁のあるROZWELLSが用意してくれたこの山口・宇部カード。

俺以外のフライアーズメンバーは宇部の隣町が出身みたいだが学生時代を宇部で過ごしたならば彼らのルーツであり音楽へのインスパイアがあったり・・・かは俺にはわからないが宇部には何かがあるのだろう。

実際、山口はバンド数は少なくても活動している(いた)バンドは突出したバンドが少なからずいる。例えばUS名門レーベルシンパシーからリリースもしたBANANA ERECTORSとか。またコアなパンクファンも山口各地にいる。

俺は(バンドをやる意味においては)地元を忌み嫌い、交わることも絶対なくこんな田舎にパンクのパの字もない!と思っていたが最近気付いたのだけど自分の生まれ育ったところって多少は人格形成に因果してるだろうしそう思えばこの何もない地元こそが俺の一部だなと思うようになったもんだ。

俺はひと回り歳の離れた彼らのパンクセンスに時々ビックリする。
だから彼らの地元に程近い宇部に少し感謝してギグをしよう。

このバンドをする決意を伝えに行ったのは彼らが宇部でギグがありその夜だ。

あれから俺は何か得てるか?
得てる、じゃなくて刻んでるよ。

あれから俺は変われたか?
うん、おかげさまでね。

あれから夢は叶えたのだろうか?
まだまだこれからだ!



ROZWELLS動画すばらしいー!







VAいよいよ発売!

2014-04-15 22:56:00 | ucchhy
いよいよ発売寸前カウントダウン!

このVAの打診を受けた朝、寝不足だったけどバッチリ目が覚めてもうレコーディングのことばかり考えるようになった。
メンバーもだけど久しぶりのレコーディング。

予定した毎回ギグでやっているナンバー収録のつもりが転がって新曲のナイスナンバーを収録できた事は結果オーライであったのだ。
大正解。

こんな感じでレコーディングしたんよ!

まえも書いたけどこれリビングでRECしてるみたいね。


これはラフミックスをキッチンで確認。


全員で確認。俺の横にいるのがエンジニア西川氏。


こうやって振り返ってみると忙しかった日々や福岡まで隔週通った時の事が懐かしく思えてしまうんだ。

しかし豪華な面子で何とも欲張りなVAだ。
噂のバンドからベテランまで網羅して色んな角度から楽しめるであろう。
その中でウチらのサウンドはみんなの耳にどう届くんだろうか?
楽しみで仕方ないよ。

それにさジャケットよ、ジャケ。

わかるじゃろ?聴いてるなら好きよね、誰もが。ベストセラー。
1981年英国。


それの日本からの回答だ!といわんばかりのこれまた名盤。
1996年。


しかし!
進化してパワーアップしてMORE PUNKなこれもんでこのボリュームでこの価格!
どうだコレ!
じゃん!


THE SOLUTION、STRANGENESSなんて俺が普通に楽しみだもん。
あっ!THE ERECTiONSだ。ケンタローくん元気かなー?
同じスタジオでRECしたANTiFAD、V.S.HONOURはどんな音だろ?

そんな今回のVAに参加できた事を光栄に思う。

YUICHI社長、ありがとうです!

バンドサイドにも在庫あります、声掛けてくださいね。
よろしくデス!!

以下レーベルinfoより。

ブートストンプ・レコーズ10周年記念コンピレーション「ブーツ・フォー・ストンピン」!!レーベル所属バンドに加え全国から今を生きるOi!, SKINS, PUNKS, MODS, RUDIES 総勢30バンドがここに集結!!全バンド新曲/未発表曲ONLY!これが究極のSTREET REBEL MUSICだ!!

[BAND/“SONG”] (A to Z)
00 SQUAD/“Mad at you”
ANGER FLARES/“BOOTSTOMP NIGHT”
ANTiFAD/“RISING SUN〜それでも陽はまた昇る〜”
THE AUTOCRATICS/“(Don't Overlook) Historical Noted Scene”
BEYOND HATE/“俺はここにいる”
BOOTed COCKS/“dazzling new dawn”
BRASTERS/“REAL CONTROL”
THE BUBBLES/“BOUND FOR THE SLAUGHTER HOUSE”
BUILD/“STAND UP AGAIN”
THE DISASTER POINTS/“LEAVING BEHIND”
THE ERECTiONS/“Oi! Oi! music working class”
EXTINCT GOVERNMENT/“IMAGINARY WORLD”
FRIARS 'N' SNIFFERS/“Got My Own Thing”
HAT TRICKERS/“PUPPET MASTER”
波山/“光と影と”
THE JOiNTED/“脈略一貫”
凩 -kogarashi-/“ネバーギブアップ”
室伏/“Local Pub”
Oi!VALCANS/“ROAD OF KING”
THE PRISONER/“WANNA BE”
PROUD HAMMERS/“SKINHEAD GIRL”
RAISE A FLAG/“SURVIVE”
真摯/“我が人生のいざ舵を取れ”
SNATCHER/“LIVE FOR TODAY”
THE SOLUTION/“Always the Way”
STRANGENESS/“LIFT HIGHER”
THE TABLOiD PLAY/“FIRST STEP”
TOM & BOOT BOYS/“WHO WANTS PANTIES?”
V.S.HONOUR/“step by step”
YOUTH ANTHEM/“さらば愛しき人よ”


広島ギグを終えて。

2014-04-09 22:38:00 | ucchhy
夢のようだったギグから3日経とうとしている。

ブログを書いてしまえばあの日が終わる気がして書きたくない気すらする。
そんなギグだったのだ。

先日からのブログで言っている通りここ広島ボーダーでのモチベーションは何だか自分の仕切り直し、といった意味があったわけだけど。
でも当日になると不思議な事にそんなコトより今日のギグ、ばっちりキメてやりたいわ!
そんな気持ちが強くなって邪念がなくなったというかもうそんな過去はどうでもよくなっていた、この時は。

リハで少し苦戦しつつも俺のサウンドはあとはレスポールとメサブギに後は託して本番を待つ。

本番まえに広島の友人が来場してくれて「久しぶりなんじゃろ、来たよ」と。
最近仲良くなったバイカーも来てる。
10年ぶりに俺のギターを観る!という第一線でベースを弾く彼もきてくれたぞ。
サイコビリスト、スキンヘッドDJも会場に華を添えてくれている。
今度は地元福山、尾道、三原からの友人が来てくれたのを確認。
備後地区から広島市内ってなかなかの距離だ。
応援してくれていて共有してくれると燃える心強い友人たちだ。
友人だけどこの時はもはやサポーター。
それどころか岩国(大竹)から・・あれ!?
スキンヘッドの兄やんと凛々しいcasualsも!
今度は岡山から俺らをデビューさせてくれたDJ teenage kicksも!

いつも思うけど自分達の、俺の為に時間を割いてギグを楽しみにして来てくれた人、
ギグをする理由なんてこれだけでも十分すぎる理由だ。
もちろん見知らぬ人たちにもすっごく観てもらいたい。

正統派パンクのROZWELLSを楽屋で観てると急に過去を思い出した。
2007年2月25日。
あの日で止まった時間をもっかい動かしてやる!という気持ちがでてきた。
恥ずかしい話だけどセッティングの最中ギターがうまく弾けなかったのは少し手が震えてたんじゃないか?
昨年のギグでうまくいかなかったあの怖さが襲ってきたんよ。
でもさ、負ける怖さを知ってるやつの方が強いはずだ、きっと。
傷つく事、痛み、それを知ったその後は少しの反省とあとは取り戻す、ファイトバック、それだけ。
このメンバーなら出来る!

ギグスタート!
ちょっとしたミスなんて関係なかった。
この日、ステージから客席にいるみんなの目をできるだけ合わせようとしたんだ。
独りよがりはやめて共有したかったから。
新曲が良かった!って終ったあと言われて嬉しかったしわざわざテレキャスター持ち換えて弾いて正解だったかな。

やりきったよ、俺。
本当に気持ちのいいギグでした。
みんなのおかげで俺の、個人的で、ややこしい、でも大事なあの、最後のギグ、になって俺がオチて、悩んで、自暴自棄になった、あれらはこれでどうでもよくなりました。

記そうか迷ったけどもう仕切り直しだ、書こう!
このギグにOUT ATTACKのシンガーを友人の計らいで来てくれる事になったのを伝えきいて燃えていた。彼とは4~5年会ってない。
ステージで彼を確認して終ったら会おうと思ってたんだけどメシ食べてボーダーに帰ってたら同じくボーダーへ向かって道に迷ってる彼とバッタリ、いやあっさり会ってしまった。
ドラマチックな再会なんて程遠い感じで。

周りにいたメンバーとかは気付かなかったと思うけど2人ともテレてしまって
会話がひどくてぎこちないのがいま笑えるよ。
だって「その服カッコいいな」とか「どこで通販してる?」とかあげくに「晩飯食べた?」とかだもんな。

いつもこうやって間が抜けたバンドだったね。
写真とれば高確率でどちらか目をつぶるし。

とても意識してギター弾いたよ、俺。
変わらない俺だったろ?
良かったですよ!の声がほんと嬉しかった。
サポーターだ、強制的に。
なってくれるよな?
つーか、なれ。

というわけで無事広島でのギグ、来てくださった方々、主催早朝ピストンズ、ボーダースタッフありがとうございました!

さて次は5月6日、山口・宇部でのギグ!