goo blog サービス終了のお知らせ 

FRIARS'N'SNIFFERS

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

佐賀ギグを終えて。

2014-09-23 01:34:00 | ucchhy
無事終了した、佐賀ギグ。
振り返ってみるよ、いつも通り。

こんなに急にギグが決まるの過去になくて(約1ヶ月前!)なんていうかゲストバンドなしのローカルイベント出演も初めて。

佐賀に行く前に恒例?の福岡で彼らお勧めの美味しいスポットを教えてもらいソコへ。
ほんと九州全域どこも美味しいとこだらけでイイわ。
これ住吉亭ってとこ。
薄いスープなのに深いって初めてよ、俺。



道中メンバーと幼いころは何になりたかったか?という話題に。
1人は手先がすごく器用だから食品サンプル作る職人になりたかったと急に現実感あること言って俺は感心したな。←器用と言えば誰かわかるよね?
俺ほんとそういう願望なくてテキトーにふわふわしてた。
佐賀の親父の実家で爺ちゃんと行ったパチンコ屋でたまたま当ててすごく出た。まさか子供が当てるなんて思ってなかったんだろう、店員が爺ちゃんを注意した。でも帰って出前のお寿司を頼んだようで褒められた。この時パチンコでメシ食えると勘違いしたもんだ。
しばらく信じてたけどこれホントに勘違いだったみたい・・(笑)

金の稼ぎ方を勘違いした佐賀へ向かう。

ハコに向かう前に墓参り行って・・
メンバーも連れてったりしてね。
爺ちゃん婆ちゃん彼らがメンバーです、今日はコンサートですなんて墓前で手を合わせて思ったり。

会場のRAG-Gは小奇麗でいいとこ。
リハで注文つけつつあとはなるようになる!と。
シンガーは仕事でリハ出れないという初めての出来事でもなんか落ち着いてたな。

今日も俺はベーシスト井上のスリリングなダウンピッキングとドラマー亮一の絶妙ハイハット刻みをガンガン感じながら右横では例えギターがミッキーゲッグスより上手だったとしてもシンガー以外考えられない生意気ボーカルマサミツの横で思いっきりギターを弾くのだ。

そう思うとこのドキドキがいつまでも続けばどんなに俺は幸せだろうかと毎回思う。

ギグ直前、目の前にある神社に行く。
懐かしい、そんで俺がここにギグしにくるなんて・・。
自分が作ったタイトル、Life is a Gameまさにそうだ。
サビを口ずさみながら境内から楽屋に戻る。

今回のギグ、あえて前回福岡と同じセットリスト、シンガーも俺もシャツも一緒。
あの四次元ギグの想い出をさらに昇華しーの、さらに!ってなもんで。
違うといえば真っ赤なピーターストームといつもの adidas SLじゃなく魔が差して・・?ウソウソ、久しぶりに身につけたかったOUT ATTACK以来のマーチンを履いたことか。
18歳の時に買った大事なマーチンだ。

端折ってギグはというと・・・

入りから出番前までフード被り続けようと決めてて本番でやっとフード外してさらにスイッチ入った。
ミスいっぱいしても関係なく気持ちもオチずやりきった!といったとこだと。
今回のギグを客観的に振り返れないけど・・
どうでしょね?

ただいつもより終わったあとの楽屋での恒例グータッチが清々しかった。

正味なとこ、今まででいちばん動員の少ないギグ・・・
でも俺が高校生の時、初めてライブハウスにいった時はたしか10人くらいだった。
通路でシンナー吸った姉ちゃん、凶器以上の鋲打ったパンクスがガン飛ばしてくる。
先輩のハードコアのコピーバンドだった。
おっかねぇーーー!でもかっこぇーーー!
中学生からギターはやってた。でも決定打となったこの日ヤラれて勝手に俺にも出来ると勘違いして今日がある。
あれがホントのスタートだった、俺の。

なんかそれに似たこの日、悪くない全く悪くないはず。
よくギグ前に俺はメンバーに「爪あと残してやろーぜっ!」的な事を言う。
考えてみたら何だ?爪あとって。
今回で言えばこうやって佐賀で、たぶんこのジャンルでは珍しい土地でプレイすることだろう。
かつて俺がパンクにシビれたように誰かいるんじゃないか、という勘違いかもな使命感も少し持ちつつね。
間違ってないだろ、コレは。

なりたかった仕事の夢もパンクも勘違いしてた俺。
ほんと勘違いだらけできたな、ここまで。
(や、パンクは間違ってないな)

だけどそうやって俺は自分に正直に生きていたいわ、これからも。
たとえ勘違いでも。

佐賀ギグがテーマなんだか勘違いが言いたかっただけなのかよくわからなくなったけどそういうこと!

まだ勘違いしてやるわ、俺。

翌日5時間半ぶっ通しで運転してる時いろいろ頭ん中で考えてたことあるんでそれ次回。

主催者のKUSARE CREW3ありがとうでした!






福岡ギグを終えて。

2014-07-31 21:46:00 | ucchhy
福岡は天神、パンクの常箱public space四次元にて
ブチかましてきた、フライアーズギグ。

山口ギグん時と同様に友人ロッチが同行のもと前日より
博多入り。
企画者のALCHOHOLIXの極楽くんのお店、たこ焼きイギーポップでメンバー全員で前夜祭。
極楽くんイイやつすぎて飲みすぎた、楽しくて。



夜に1人になりたくて俺だけカプセルホテルで。
いつもこんなんだけど最近気付いた。
ナーバスなフィーリングを自分自身が感じたいんだろね。
だってそうだろ?
こんなつまんない日常の中でこのギグが出来る喜びを精一杯に感じたいじゃんか。

その興奮するコトにアルコールもドラッグもいらないんだよ、俺。
いや、お酒は好きだけどステージ前に飲んでも酔わないのは興奮が上回ってるからだろうし。

さて翌日。
久々の天神を堪能して四次元へ。

機材搬入してる時に俺のギグはもう始まってる、いつも。
よっしゃ、行くどぉ!
こんな気持ちになってね。
リハで少し音作りに苦戦しつつも後は本番。

車で待機中、冷静になれない自分をクールダウンさせるべきなのに
追い込んで追い込んで集中する、これも俺のギグの一環。

本番前。
benettonラガーシャツのドラマー。 weekend offenderシャツのベーシスト。
MIKKEL RUDEボタンダウンのシンガー。
俺はTTab今夏モデルシャツ。

精一杯のイキって洒落てのスタイル。

URBAN HEAD RAWの出音が楽屋にも聴こえて俺を駆り立てる。

もう少し集中したかったけど今回は少しバタバタの中でギグスタート!

初っ端からベースアンプのトラブルあった時に決めたね、今日は俺とシンガーの見せ場作りまくるって。
トラブルないに越した事はないけど大事なのはそこにテンション落とさずイケるかどうか。
全然イケたよ、あの空気なら。

Twitterで知り合ったパンクジャンキーはビール片手にポゴダンス。
同じくTwitterで俺らに反応して期待してくれてるというストレートエッジ、ハードコアな彼らに敬意示すと同時に苦手なSNSありがとってなもんだ。
客席中盤で確実にメンチきってるメンズ。
いいね!その目が!だけど俺らのパンクでどうよ?
知らなくてもノレたよな?
リズム取り出したの見逃さなかったし嬉しかったよ。

VAナンバーのあれ、ギグバージョンもええ感じっしょ?
最後のMC聞いてもらえたよね?
自分への意志表明って事でね。

終わって少し外にでて車に着替えに行く時の空気の良さったらなかった。

広島の片田舎で思う福岡でのギグ、少し前まで想像できなかったけど…
やれば達成感あると思ってた。
車で着替えで煙草に火をつけて独り言。

また来るど、絶対!

この日の客席の雰囲気のファンな感じは素晴らしかったし、外にでた時の月を覚えてる。
俺の地元よりは綺麗じゃない星も月もこれが天神の夜か。
ここは田舎じゃない、都市部なんだ。

星空が綺麗かどうかで旅先を感じるなんて粋じゃないけど・・・
またこの夜空を眺めたい、メンバーと。

薄っぺらいone of gigにしなかったコト、胸を張れるね。
いや、わかってるよ?
どのバンドも真剣にやってるって。
そんなのお前だけじゃない!って言うんだよな、多分。
でもね、俺はまだその上をいくガチなんだよ、そうなりたい。
理由はいくつもあるんだ。

あの時間を共有したお客さん、主催のALCHOHOLIX、ありがとうございます。

唇にパンク…か。
あと30年後にもそう言えるよう精進するよ、極楽くんチアーズ!

画像は本番前。
ナーバスになってるわかりやすい隠し撮り。



福岡ギグに向けて。

2014-07-24 19:48:00 | ucchhy
ついにこの土曜に迫った福岡ギグ。

俺以外のメンバーは山口出身だけど現在は福岡在住。

もちろん自身初の福岡ギグのわけだけど。

何を食べても美味しい福岡。
大名にある一膳めし食堂が大好きでね、中洲の屋台で風情を感じたい!

大都市だけに買物も楽しい福岡。
老舗ガレージ70sレコードで優しい店主さんと喋りながらCDを買うのが福岡旅行の恒例!

独特な音楽を産み出している福岡。
その中でもロッカーズとスワンキーズが今でも好き!

レコーディングの為、隔週で福岡に通って
さらに好きになった福岡。


そんな街でギグが出来る事を感謝します。

実は大阪でのギグが終わって以来、あきれるほど公私共にトラブル、複数の悩み、体調の悪さを抱え、

これが厄年マジックか!

と恐怖を感じたくらい。

俺には安泰なんてないのか…と。

それでもひとつだけ、マジでひとつだけ俺には明るい話題があった。

そう!
俺はギターを人前で弾ける、ステージに向かえる、ギグが出来る!
という事だった。
これを支えに今日までを過ごした。

大阪でのギグがずっと昔に感じてしまうほど、勘は鈍ってるかもだけど、やっぱりこの感情は特別だね。

例えよく知った友人でもまして知らない人からでも期待される声を聞けば張り切ってしまうし、自分ひとりじゃないんだな・・としみじみしてしまう。
幸せな話だ、全く。

やりきれない事ばかりが続くと言ったけど、、

この夏の夜に!
福岡は天神で!
俺は取り戻してやる!!

色んな人と会いたいよ。
天神・四次元で会いましょ!

7月26日(土曜)

「STATE POISON JAPAN TOUR 2014」

場所:publicspace四次元
前売り1500円

Cast:
STATE POISON(France)
POINT GETTER
FRIARS”N”SNIFFERS
URBAN HEAD RAW
ARELIGHTS
ALCOHOLIX



山口・大阪ギグを終えて③

2014-05-24 03:28:00 | ucchhy
ハイこれでラスト!

5月11日

bite and divide 2
@心斎橋pangea


ついにきた、この日が。
寝起きの悪い俺だけどさすがにすんなり目が覚めた。
窮屈なカプセルホテルは逆に俺を集中させてくれたし。
飛行機でメンバーはやってきて今日のハコ近くのスタジオで最終調整。

そもそもなぜこんなに緊張してるかといえばこのイベントは主旨がハッキリしていてイベント製作が密に行われて大抜擢な雰囲気での出演となり熱のこもったイベントだからだ。
もちろんcasualsやpunkといったキーワードはあるにしても意味はもっと深くに俺にはあったのだ。

出演するバンドは先輩ばかり。名うてのバンドばかり。
いそいそと機材搬入しながら考えた。

この中で俺がもし・・・すっげーいいギグすれば・・・
チャンスをモノにできるかどうか、試されてる・・・
俺たちは・・・やれる、イケる、ブチかます!
ていうか今日いちばん楽しんでやるわい!

武者震いしていた。
リハも気持ち良くて完璧な鳴り!
(ここパンゲアは音もスタッフもハコ自体全て素晴らしいとこ!)

もう雑音は入らなかった。集中力のない俺だけど緊張とは別にこんな時はアルコール入っても酔わない事がわかってる。

フライアーズシャツを着てくれている人が数人。
出番直前、家族とCRIKEY CREWのシンガーに「行ってきます!」メール。
返信はいずれも俺のことをわかってくれてるであろう優しく勇気をもらえるものだった。

オープニングSEを楽屋で聞きながらメンバーで成功を約束するグータッチ。

い・く・ぞ・ぉ!!!
(↑ほんといつもこんな感じ)

客は黙ってこちらをジッとみてるけどリズムをとってて好意的にみてくれてる!(はず)
宇部ギグがそうだったように。

「そのままそれで観ていてくれ!無理にノってこなくても!そのままだ!こっちずっと観ててくれよ!カッコイイもんみせるから!」

・・と強がれた。

一瞬すぎてほぼ覚えてないけど精一杯楽しませてもらったね。

知らない人が前に出てきてくれた!
元相方は奥さんほっといて演奏に夢中になってくれた!
尾道&岡山久世のプロのSKINHEADは俺の支えだ!
名古屋からきた先輩は画像まで撮ってくださってる!
神戸のタメ歳ジェントルはニコニコしてみてくれた!
まー兄は文字通り優しく見守ってくれた!
DJブースでノッてくれてるHard Manがなんと心強いんだろう!
ホール後方で先輩達が腕をあげてくれている!





新曲のあれでラスト。
胸を張ってステージを降りたよ。

ギグが終わりハイライトは・・・
主催者dead氏の無言のサムアップだった。
こちらも無言で両手を合わせ最大級の感謝のポーズをとらせて頂いた。

全く知らない方々、出演者の方の称賛の言葉をいっぱい言って頂けた。有難く受け取ります!

全てのバンドの観戦を楽しみにしててほんと素晴らしかった。

主催者deadさんお世話になりました!



5月12日

アフターギグ。
いつもこの時間が、ね・・・

イベント翌日に居酒屋こんびで昼食。

4月から始まったフライアーズn3ギグシリーズ終了。

4月6日/広島BORDER
5月6日/宇部BIG HIP
5月11日/心斎橋pangea

ギグの少ない俺らにはどれも大事にして気合いいれて立ち向かった。

きた、この時間が。
ギグの後にいつも感じるのは「俺達だけの時間」
が終わって日常に戻される。
そして遠距離のメンバー達とまたしばらくお別れする事。

楽しさ、緊張、興奮が支配してその前には笑いがある俺達だけの時間。
最高の時間が現実に奪われる。

こんなの文章にすりゃハズカシイ。
実際いま気持ち悪い。(笑)


彼ら福岡組はいつもまとまって帰って行く。
俺はそれを見送る。
今回は天王寺駅でお別れだった。

いつまでも昨日の想い出に浸りたいけどそうもいかない。
彼らを見送ったところで俺は夢から覚める、いつも。

だからこの時間が苦手。

特に今回のアフターギグの寂しさはたまらない。

facebookに11月の発表が一部されたけど他は未定です。

ギグ前後って忙しい日だねー?
興奮したり感謝したり寂しくなったり。

またその感情豊かになれる濃厚な日に向かって日々を過ごすよ。


この空気を作ってくれたギグに来てくれたお客さん、各イベント主催者の方々ありがとうございます。

40歳の長かったゴールデンウィーク最高だったよ、ほんと。

山口・大阪ギグを終えて②

2014-05-23 20:42:00 | ucchhy
ハイ、続きを。

5月7日~5月9日

連休明けの業務をこなしつつ宇部でのギグの余韻に浸る。
思い浮かぶのは宇部、というかROZWELLSサポーターたちのなんとピュアなことよ。
楽しみ方を心得てて各自勝手に盛り上がる。噂では聞いてたけどかっこいい客が多い。決してその人数は多くなくともあんな雰囲気でギグできたことが今後に活きるはず。
そう考えたその後は必ず大阪でのステージにファイティングポーズをとる気持ちになる。
この繰り返しの3日間。

宇部いいとこだったなー
いつか湯田温泉オルガンズメロディでやりたいなー



5月10日

翌日に控えたギグに備え大阪へメンバーより一足先に出発。
残った最後のフライヤーを配布して前乗り目的の2大イベントのひとつめ、長い付き合いのまー兄と飲んだ。まー兄はパンクイベントLet it Rockを施す。
スタイルの違いなんて関係なく懐かしい話に花を咲かせた。
うまく説明できないけど話すと元気がでる、お互いを気遣いあう、そんな関係の友人ってそういない。
この友情が俺のバンド活動にもきっと活きてるはず。
名残惜しかったけど大好きな居酒屋こんびに行きたくて翌日ギグに来てくれる事を胸に天王寺へ。
ありがと!まー兄!





居酒屋こんびとはTHE INDEXのシンガー、キューピー氏のお店。
美味しい料理とお酒。優しいスタッフ。翌日に向けて大きな弾みができた。
こんびの暖簾をくぐって外にでると通天閣がみえる。
俺にしてみりゃ大阪のシンボルだ。

俺はついに明日、ここ浪速の街でギグなんだな。
そう思ったんだ。