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FRIARS'N'SNIFFERS

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岡山ギグから2週間。

2015-12-05 11:50:00 | ucchhy
先に御礼を言わせてもらいます
今回のギグほど周りの友人知人に感謝するギグはなかったよ
本当にありがとうございます。


FRIARS"N"SNNIFFERSにとっても大きなヤマ場だったこの日の岡山ペパーランドでのギグ。
そして本年ラストのギグでもある。


俺はライブの事をギグと言ってるのもCRIKEY CREWのバンドの在り方を見続けたからステージに立つ事って特別な事と刷り込まれたからと思う。


緊張感溢れるイベントになったか?
俺は有難くも当事者だったからそこはわからないけど誰よりも緊張してたんじゃないの?


通いまくってるペパーでリハーサルん時にね、開演前だからもちろん客電ついてるじゃんか。
改めて気付かされること。
それは床は年季の入ったコンクリ打ちっ放しの無機質で…こんな感じなんだなと。
足元の転がしモニターだってすごく汚れてる。
でもこれが音の良いペパーランドなんだなって変なとこで感動してしまうんよ。


俺はここで今夜ブチかます…
このメンバーでならイケる、絶対に!


リハも割とスムースに終えて外に出ると友人たちが。
それも精一杯のお洒落をしてくれてさ。


いつもの岡山、高松の顔ぶれだけでなく博多、山口厚狭、徳山、広島大竹、三原、尾道、福山、府中、岡山矢掛、久世、倉敷、大阪…からも。
遠方から俺たちを見届けに来てくれている。


俺は今のメンバーに岡山の空気感を感じて欲しかった。
でも…大きな事を思ったのは今日は俺たちがそれを作ること。
いつも通りに少し気持ちを馳せることさえ出来ればあとは楽しむだけだ。


セッティング中にDJ鉄太氏がCREEDをかけてくれた。この時点で「わかってるなぁ」ってな感じてだけどDREXをかけてくれたのにビックリ。
あれで肩の力が抜けて、、なのにさらに気合い入った。
約束通り第5のメンバーとして背中を押してくれた。


いつものSEのAC/DCがかかってグータッチをする時、ドラムの亮一は少し笑って「いきましょかー!」
この顔にどれだけ助けられたか。
ベーシスト井上はいつも通りの顔だ。
この顔にどれだけ冷静を取り戻す事ができたか。
シンガーマサミツの眼は誰にも負けない眼をしてる。
毎回これに俺まで気合いが入る。

なんと頼もしいヤツらだよ、全く!

俺はワンテンポ遅れて出るけど楽屋からステージまでが…
いつもどこでもこの時は俺は1人になった気分になる。
ステージに揃ったらそれもなくなるけど今回はすごく遠くて1人だった。


いつもと空気が違っても俺たちは俺たちの音を出す、でも今回は冒険してGOT MY OWN THINGがオープニングナンバーだ。


友人、知人、先輩、もちろん知らない人の顔、顔、顔!
俺が客で行っていて面白くないライブがあるとしたらまず音が浅い、次が気迫の感じられないステージをするバンド。
気迫っても威嚇するんじゃなくて思いが感じられないというか…


いま見えてるその顔の人にそれを感じられたくない。ただ楽しんでもらえれば。
俺らの音とかステージングは客をやや突き放す感じあると思う。
それでも付いてきてくれるガッツある人たちに言いたいよ。


これからもカッコいいpunkを共有しよう、楽しもう!

ギグの雰囲気は画像で感じてみて!













マイメンバーにCRIKEY CREWのステージ始まる時に
「ここで観てみ!」
と席を強引に指定して観戦してもらった。

もちろんあの頃の俺と同じ気持ちにさせたかったから。
どう感じたかはわからないけど俺は嬉しかったんだ。
遠距離バンドだし年齢も少し離れてるからこう、なんかそのへんがおセンチなんだわ。

ギグ翌日にドラム亮一は友人の結婚式のため朝イチの新幹線で博多に帰った。
残ったメンバーと友人で倉敷観光をした。
イイ写真でしょう?
これに亮一いたらもっと良かったんだけど。。
この写真みると今度は4人でここ来るぞなんて思ってしまう。



俺はいつだって焦っている男だ。
そうだ来年の岡山ギグの帰りはココにこよう、来年!

こうやって来年も俺のバンドメモリーは更新されたり増えたりすること、嬉しいよ。
不惑の年を越えてもこんな気持ちでいられることに周りの友人、先輩、バンドメンバー、家族に感謝します。

今回この重要イベントに誘ってくださったCRIKEY CREWに最大限の感謝をします。

さて次はレコーディング!
とあるVA発売があって参加します。
詳細はまた後日!



岡山ギグに向けて②

2015-11-18 21:48:00 | ucchhy
とにかくCRIKEY CREWのライブはよく観ていた。
というかペパーで行われたのはほぼ行っていた。
この頃、関西からやってきた年上の友人が出来てその彼といつも終わった後の感想を言い合うそんなのが好きだったな。

CRIKEY CREWをペパーランドで観て福山への帰路、いつも俺はバンドをやりたい、やらねば…のハイな気持ちになってたし無敵の気分だった。
そんな魔法も
「でも俺にはメンバーがいない…」
と夢から覚めて少し凹むけど、しばらくたってCRIKEY CREWのギグを観る事さえできれば関係なかった。
パワーとか勇気とか男らしさとか色んなモノがあるステージをしていたから。

そんなCRIKEY CREWが東京でギグをして界隈の人に「東京っていいだろう?」と聞かれて即答で「いや岡山はもっとスゴいですよ」と答えたという逸話を聞いた。
DOLLにも載ったこのエピソードが大好きなんだよ。
若気の至りもあったかもしれない、でも自分たちに自信を持ってギグに向かう。対バンに敬意は払うが自信は揺るがない。
地元…ではないけどいちばん身近でフェイバリットなバンドがそんな姿勢である事に心底憧れていた。
そして頼もしかった。


前バンドOUT ATTACKでも毎年12月23日に行われるCRIKEY CREW主催名物企画NEW GLORYに2年連続で出場させてもらえた。
2年目のそこで大きくスベるギグをした。

でも5年後、このバンドfriars”n”sniffersとなってのデビューでのペパーランドはギグ中にホールではケンカありつつの緊張感あるステージが出来て取り戻す事ができた。
しかし翌年デスペラードでは過去最大にヒドいギグをしてしまう。

こうやって振り返ると岡山でギグをすると大きく何か毎回ある。

なんていうか・・・

アホみたいにピュアだったぶんだけギグが出来ることが嬉しいけどこの岡山はやっぱり特別だ。

今回のイベント、CRIKEY CREWシンガー片山ヒロキ氏曰く
「90年代の空気のイベント」
という。

この日がデビューのThe Ladsbeatは90年代前半のstreet punkを賑わせたbogey氏&dead氏のゴールデンコンビだし、関東skinheadの燻し銀、GROWL STRIKE、japanese oi!の立役者RAISE A FLAG、まるで特攻隊長なNATURAL BORN MASTERS、そしてCRIKEY CREW・・

どこをみてもキャリアも存在感も格上かもしれない。

でも俺の身体のどこを切ってもCRIKEY CREWの血は流れている自負はある。
という事は・・・

俺はこの日、どのバンドにも負けないグッドステージをすることしか考えていない。
それは前途したCRIKEY CREWシンガーが東京で「岡山はもっとスゴい」と言ったあの気持ちで俺もステージに向かうんだ。
いやホントはすごくナーバスになっているけど・・

そんな時は俺がペパーランドでCRIKEY CREWを観た帰りの車中を思い出すのだ。
強くなれた気がした、何かやらなきゃいけない、そんな焦燥感を感じていたペパー帰りの夜を思い出して、そしていまバンドが出来ている喜びを精一杯感じてギグを楽しむよ。

それに今回はDJとして広島から鉄太氏がプレイしてくれる。
この人は通常のDJと少し違い、クラブヒットなナンバーを狙って流すのではなくステージでセッティングしているバンドに向かいプレイする。
これ伝わりにくいからぜひ鉄太氏の流すナンバーを身体で感じてほしい、意味のあるナンバーしか流さないから。
ギグの高揚感が高まるってなもんでね。
まさにもう1人のメンバーだ。
という事は俺らの第5のメンバーは鉄太氏で第6のメンバーは客席のみんなだ。

今年最後のギグ。
過去最高のステージを目指して身を清めて待つよ。

ペパーランドで会おうな!






以上の画像は8/29福山INN-OVATION




岡山ギグに向けて①

2015-11-17 18:13:00 | ucchhy
いよいよ2015年、千秋楽ギグが22日、この日曜日にある。
本年ラストにふさわしい内容、場所、対バンだ。

どこでギグしても精一杯の気持ちを込めて楽しんでフルスイングするけど・・
でも岡山ペパーランドでCRIKEY CREWと・・となると普通でいられないんだよ。

俺が岡山に対して特別な感情があるのは以前にも言ったこれ

      ↓↓↓↓
http://blog.ap.teacup.com/applet/friarsniffer/20121101/archive

雑誌DOLLに掲載されているスケジュール欄に岡山、広島に来るというツアーバンドは可能な限り観に行ってた。
メジャー、インディ関係なく。
特にペパーランドで観るライブは格別だった。
狭いライブハウスなのに音は抜群に良くて今もいちばん大好きなライブハウス。

この夏の福山ギグでその辺の禊っつーかケジメっていうの?
それはついたけど、本当にあの頃は1人だったんよ。
思い返すとあの時は暗かったな…

イカつくてカッコいいギグをしているバンドがいる…それをパンクショップで聞いたりレコードショップ、グリーンハウスという岡山では有力なとこでフライヤーを目にしていた。

そのバンドこそ岡山SKINHEDバンドCRIKEY CREWだ。
SKINHEADっても俺の解釈ではPUNK ROCKバンド。
それも男のための。

そして通いだしたのが93?94?95?年あたりかな…
すでにoi! musicは好きだったけど何せ情報がない。
インターネットなんてまだ先。

だーれもペパーランドでも話しかける事も話しかけられる事もなかったけど会場で話してる内容を盗み聞き、好きになったバンドが着ているteeシャツから少しずつ76〜82年punkを知っていった。

「あのマーチンかっこええな…」
「どこであんなん売ってるんかな?」
「・・・!
  ・・・ あの人が怖い○○さん…」

色んな発見があって刺激ばかり。
1人で観に行って福山じゃこんな事を経験してる奴ぁいないだろ、そう思って勝手に悦に入ってたとこもあった。

どのイベントもそうかって言えばそうじゃなくそこはCRIKEY CREWが出演しているイベントが押し並べてそうだったように感じていた。

話が出来るようになったのはCRIKEY CREWメンバーも絡むpunk shop「NOISE CH」、ノイズチャンネルが出来た時。
(この店が好きでその時つけた自分の携帯アドレスにnoiseと入ってる)


経営していたスクーター関連の仕入れと同時に英国から見た事ないモノばかり入荷する、そんなイカした店だった。

買い物に行くけどやっぱ喋れない(笑)
何とかアピールしたくて…ってしてると向こうから話かけてくれた。
その時をすごく覚えてるんよ、嬉しくて。
話するようになって驚いたことにドラマーは俺とタメ歳だった。
俺とどんだけ違うんだよ・・・そう思ったもんだった。

バンドしたくても出来ない俺、友達すらいなかった俺に色んな事を教えてくれるようになって、より今までより岡山に通うようになったんだな。

「イイか、ウッチー。色んな音楽を聴くんじゃ。ヒントはいっぱい転がってるからな」

よくこんな言葉を聞かせてくれて俺はそれでは何を聞いたらイイかなんてお勧めを聞いたりして確かに教えてもらうもの全てが面白かった、カッコ良かった。

それまでライブ観に行っても控えめにホール後方のハシゴ下でジッとみてたけど話かけてもらえだしたのをいいことにギターテクニックを少しでも盗みたくてギター真横で観戦するようになった。
そんなライブはパンクショップNOISE CHの効果もあり、ペパーのホールはSKINS`N`PUNKSな感じで緊張感あったな。

ちなみに閉店の際にお手伝いに行き、看板を思い出にもらって帰った。
今も持ってるよ、それがこれ。

表面。




裏面。




長くなったので②に続きます。



熊本ギグを終えて。

2015-10-15 23:24:00 | ucchhy
熊本ギグが終わって満たされた気持ちで帰ってきた。

バンドのプランがちょいとあるのでギグ2日前から福岡入りして連日リハをしていた。
おかげで少し仕上がった感覚でギグに臨めたんよね。

しかしまたギグ前のトラブルが。。。
軽いギックリ腰になってしまい歩くのもぎこちない。
福山から1人で運転するのがダルい。

いつもこうだ、何かが俺をジャマする。
ちなみに過去のギグ中トラブルを軽く説明すると・・

◎ギグ中にコンタクトレンズ落とす
(仕事中は落とさんのになぜいま?)
◎散々悩んでチョイスしたエフェクターがリハでアウト
(買うときに気づかないとこが俺クオリティ)
◎シールド内部断線、ギグ後に気づく
(こだわった結果がこれか)
◎20年モノのギターストラップがギグ中に千切れる
(ここまできたらもうギャグだろ)

ギグ中じゃなくてギグ前からこれかよ・・
ステージでのトラブル祓いと思っておくことにしておこう。


熊本に向かう道中、軽い接触事故以外スムーズに流れ好天気に恵まれて昂ぶった気持ちに余計に心が入る。
んでなんか「遠いとこまできたもんだな・・」とシミジミしてしまったりして。

前途したBUILD、強いては奥村君に会えるんだな、と。

熊本に着いてリハ前に街を探索しようと歩いていると俺を呼び止める初めて聞く声が。
横をみるとまさにその奥村君だった。
メールとかはしてたけど肉声で話すの初めてだった。
大事な場面での肉声での会話は本当に大事だと思う。

初めて会う彼は意外にも少しシャイでゴーグルジャケットを颯爽と着ていた。

「俺もギグ中はゴーグルキャップよ!」

そう言おうかと思ったけどやめた。
今日もメンバー全員、自分たちなりの精一杯のギアを用意してステージ上がるからそこで感じてもらおう、と。

ナバロは歓楽街近くにあって広島ボーダーみたいだった。



この日、メンバー全員聴いてきたSOUL CRAFTもTHE KNOCKERSも出演している。
観戦を楽しみにしつつ落ち着いてリハをこなす。

出演者と談笑してたら緊張してきた。
今日はナーバスにならずにイケると思ったのに。
コインパーキングに停めた車中で九州へ向かう際にずっとローテーションしていたこれらを爆音で再生。



特にCRIKEY CREW。
憧れまくったけど来月は一緒だ。
だからこそ、その前に今日のステージをばっちりキメないと。

最近、自分でもヘンだなぁと思うのだけど明日もし、いや今日このあと何らかの事情で死んだりなんてしたら色々と後悔あるけど、そのうちの大きなひとつがきっとこのバンドの事だろうと思う。
スカしたギグなんてしてしまったら・・・
別に演奏ミスとか機材トラブルとかではない。
思いっきりプレイしてスベッたならそれなら本望だけど。
スカすってうまく説明できないけど「突き抜けたギグ」ができない事。
もちろん気持ちの面で。

今夜も、ここ熊本でどんだけ「突き抜けるギグ」ができるか、だ。

ここまで来たんだ、爪あと残してやる!と毎度同じことを言い聞かせて覚醒して車外にゆっくりでてハコに戻る。

以前おなじ事をここで書いたけどもういちど書くよ。
いまこの夕方から夜になるこの午後7時前後、全国のライブハウスで同じように緊張したバンドマンがいるんだろうな。
俺はわかりやすい緊張するけど人によっちゃソレを隠したりそもそも飲みすぎて出来上がってる人もいるのかも。
いずれにしても、みんなグッドラック!てなもんだ。
一石投じてやろーぜ、ガチでやってるならば。

GAIDOは2人でプレイしているなんて思えない毒があった。
楽屋でNORVERの爽やかで熱いプレイを聴きながら最後の精神統一。
あれ?
いま気づいたけど腰が治ってる!
自分の回復力に少し感謝。。

セッティング終えてギグスタート!
ステージと客席が目の前ではっきりわかる客の目。
やれる限りのアクションでやってるとすごく真剣に見てくれているのがわかった。



プレイミスは幾らでもあってしまった。
前途したようにいまそれは関係ない。

突き抜けた、突き抜けれたんだよ。

終わって奥村くんもBUILDのシンガーもすごく絶賛してくれて嬉しいというより少しだけホッとしたんだ。

この後に続くSOUL CRAFTはそりゃもうバリバリ!
KNOCKERSはさすがのライブバンドでブッ飛ばしてた。
そしてBUILD、いや個人的には奥村くんのドラムもこの目に焼き付ける事ができた。
シンバルを高くセッティングしてスティックを振り下ろす姿が印象的でこれが病を乗り越えた強い男の姿かー!と感動したよ。






打ち上げでやっと写真とれたりして落ち着いて話ができた。
どれもが良い思い出でこのバンドの足跡を残せれたな。



もちろんプレイに満足することはいつまでもないかもしれない。
でもここ熊本でいろいろ感じることができました。
冒頭に伝えたとおり満たされた気持ちです。

BUILD!ほんとうにありがとう!





そして俺らの小さなこだわりのギアたちにも・・

TTab/Weekend Offender/Mikkel Rude
/Three storoke production/Sergio Tacchini
Casual Connoisseur/Stone Island/peterstorm

さぁ次はいよいよ岡山ペパーランド!
特別すぎる内容、場所。
それは間違いないけど、この日もやはり思うのは
「今まででいちばんのギグをする」
これを胸にブチかます準備に明け暮れようと思うよ。

熊本ギグに向けて。

2015-10-05 20:44:00 | ucchhy
熊本でのギグが次の日曜日と迫った。

全国行脚中の札幌パンクTHE KNOCKERS熊本カード!

何が嬉しいかってこのイベントは熊本oi!/skinheadバンドBUILDのドラマー奥村君がオファーくれたことだ。
2000年代初頭に岩国で観たBRONZEFISTレコード主催のイベントが初めてだった。
そのオールナイトイベント後に広島で2度ほどギグを目撃。
まさかそのドラマーと後にSNSを通してやりとりしあうなんて・・・という陳腐なものではない。

俺は彼の生き様に感銘を受けたのだ。
ギランバレー症候群という世界が定める難病指定、特定疾患の病に犯されたとネットを介してそのバッドニュースを知る。
でも面識はないから応援メッセージも送れずじまいで・・

ギランバレー症候群
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kye/giran.html

しかし奇跡か必然か?
彼は完治、厳しいリハビリを成し遂げ普段の生活を送るまでに社会復帰。
しかもドラマーとして完全復活!

文字にしても過酷な時間を過ごした事が想像できる。
もちろんこれもネットで知った情報。

あんまり人に言わないようにしてるけど・・・
俺は23歳の時に難病指定の病気になってしまい永らくの入院、そして社会復帰するまでずいぶん時間かかって仕事をするようになった。
その時の薬の副作用にずっと引っ張られて正直イジけていた。
変わりはてた顔、身体。
仕事も彼女もなくして。
そのときに余計にパンクが好きになったのは確かだけど・・
あの時の入院、その後を思い出すとゾッとするし健康のありがたみを感じる。
(いまも多少その後遺症はある)

その彼が発症~入院中の苦悩~猛リハビリの末に復活!・・この大きなドラマをfacebookにてコラムとしてポストしているからぜひ検索して読んでほしい。
この中に彼の言葉「死ぬこと以外かすり傷」という言葉があった。
ガーンと胸にきたよ。

俺は彼に浅はかに「頑張って!」というつもりだった、自分も特定疾患を持ったものとして。
ところが彼は全く違ってイジけた俺とは比べられない精神力をもって病と向き合ってた。

死ぬこと以外かすり傷・・・
口にすると今まで聞いたカレンダーにありそうなどんな言葉より俺には重く、そして心が軽くなった言葉・・・

そう思うと彼と会いたくなってきた。
彼の方から歩み寄ってくれたおかげですぐ打ち解けていまも時々メールなんかしたりして。

実は去年末にも熊本でのイベントに誘われたのだけどどうしてもその時に出演できなくて。
心苦しくも断ってしまった。
もう誘ってくれないかな・・なんて思ってたら改めてまた彼は誘ってくれた。

時々出くわすいい加減にバンド、イベントをやっている人らと全く違う彼。
イベントタイトル「FOR THE YOUTH」
彼は若者に向けて!とメールで言っていた。
まぁ俺も全然ヤングのつもりだけど「何か一石を投じたい」そんな気持ちと思う。
強い精神力の彼。
その彼と会う、そしてお互いのギグをブチかます。
このバンドをやっていなかったら彼とこんな機会なかっただろう。

今まででいちばんの遠距離の500キロ走行。
その先にはBUILDが待ってくれている。
奥村君が待ってくれている。
楽しみでしょうがないよ。

そんで俺たちらしくブッ飛ばしたギグするんじゃ。
ツイッターでも俺たちらしく、なんて言ったけど俺が思う俺たちらしくってのは・・

他力本願をヨシとせず、主催者に感謝して最高のイベントに最大限の敬意を示して、その土地をいろんな角度から精一杯感じて1本のギグを通常の10本分くらいのスピリットを詰め込む。
イキがるのはステージだけで結構!そのアティチュードは誰にもテレずに負けずに。
ステージでは好きにさせてもらいます、でもギグが終わった後には心に一握りのパンク起爆剤が産まれて・・・。
そんな俺らはステージ降りたら俺たち流の笑いがある。

そんなギグにしたい。
修学旅行以来の熊本の街中で。