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【ハンドメイドの型紙と教室】flico/服のかたちデザイン熊本

レシピと型紙の販売、熊本で洋裁教室しています。flico(フリコ)です♪

次の土曜日は四つ角マーケットです!

2013-04-11 07:10:11 | 掲載本、イベントなどのお知らせ
おはようございますー。
ブログを更新しようと思ったら、うっかり寝てしまいました。

今日も夢の中で縫っていた…

さて、土曜日は、先週雨で延期になった四つ角マーケットです。
今回はいつもの公園の周辺、街の中での開催です!

四つ角マーケット

4月13日(土)11時~15時

場所 錦が丘 鳥井原公園周辺

詳しくは→http://yotsukado2010.blog.fc2.com/


私の出店場所は、いつのも公園に行っていただければ分かると思います。
探していらしてくださいね~。

少しですが、新作も持っていきます。


こちらは、隠し持っていた、とっておきのリネンで。
アンティークな感じの素敵な生地です。

ダンガリーの生地を合わせて、少しカジュアルなデザインにしました。
90~100サイズです。
身長90でチュニック、100でキャミになります。


裾もダンガリーで切り替えました。



こちらは同じ生地ですが、かわいらしい
お上品な雰囲気で作っています。


リボンにビーズをつけています。
サイズは100~110です。

同じ生地でもずいぶんイメージが違います~。
この生地、ほんとにかわいい!



こちらは前回好評だったもの、もう1点だけ作れました。
ちょっとデザイン違いです。


後ろがゴムなので、お着替えしやすいし、
幅広いサイズに対応できます。


flicoの刺繍入りです。
サイズは90~100です。

これは、画像とったあと、ちょっとだけ作りなおしました。
どうなっているのかは、現物をご覧くださいませ。

このキャミ、雰囲気がきりっとしすぎなくて、
とっても気にいっています。

パターンつくるにも癖があって、私はどっちかというと
きっちりした感じになってしまうので、
何というか、親しみやすい感じになるように
心がけています。

性格はきりっとしてないのに、
不思議だわ~。


他にも新作作ってるんですが…
間に合うかな…

発売中のソーイングポシェで作品作っていますー♪

2013-04-07 15:03:38 | 掲載本、イベントなどのお知らせ
こんにちはー。
明日からの新学期を控え、
準備がまったく間に合っていない日曜日の昼下がりです。

昨日のとはうってかわって、今日はこんな話題ですー。

現在発売中の『ソーイングポシェ』(日本ヴォーグ社さん刊)で、
作品を作っています。



担当したのはこのページです。


大人と子供のエプロンや


スカート、子どもワンピース、バックなどなど。

生地メーカー清原さんの『Boon bonqueの旅』というシリーズの生地やパーツを使っています。

かわいい生地だったので、作っていても楽しかったです。
生地屋さんとのタイアップ企画、よくさせていただきます。

依頼によっては全部自分で生地を探すときもあります。
どっちが楽しい?とよく聞かれますが、
私はどっちも楽しいです。

どっちかと言えば、タイアップのほうが楽しいかも。
制限が多いほど、アイデアが出る、そんなものでございます。

今回の作品で私が強く推したいのは、
女の子のワンピース

カットソーの見頃に、伸びない普通の生地のスカートをつけたデザイン、
よく見かけると思います。

私の場合、ロックミシンがあれば、見ごろとスカートを縫い付けるとき、
ゴムを一緒に縫いこみます。

そうすると、伸縮があり、縫い伸びないで作れます。

でも、ロックミシンが無い場合、どうすれば一番きれいに作れるか?
直線で縫ったら、着脱が出来ない、もしくは
着脱のために、見幅を広げることになります。

嫌だ!見幅を広げたくない!すっきりシルエットで、ジャストサイズで作りたい!

その方法が、作り方に載っています。

マニアック!!!

作り方がめんどくさい・・・
と言われるかもしれませんが

でも、他のものは出来る限り簡単にできるように
考えてます!

ぜひ、作ってみてくださいね。



それから、ロックミシンのページにちょっとだけ
コメントが載ってますー。

顔写真は若過ぎて写っているものを送っておきました。

本屋さんで見てみてくださいねー。


それから、イベント出店もぞくぞく決まってます。

懲りてない!
またお知らせします。

あさぎり町のオーガニックコットン2

2013-04-06 22:20:14 | 過去の雑多な記事
こんばんはー。

復活しましたいろんな方に大丈夫ー?と声かけていただき…
恐縮です!

娘、息子も次々と熱を出し、みんな疲れてたんだなー、と実感しました。

今日はみんなで元気になって、早速お出かけ~

地産地消イタリアンのTUTTIさんに行って、
すごく久しぶりに贅沢してきました。
満足ー!


さて、あさぎり町のオーガニックコットンの続きです。

松井社長のお話で興味深かったのが、
染色のことです。

オーガニックコットンに化学染料を使ったら、
もうオーガニックの価値は無くなってしまう・・・

なんと!!!縫製工場の一角で、草木染めの研究をされていました。


上が藍、下がびわです。


これはカリヤス。きれいな黄色になるそうです。
古くから染色に使われてきた植物だそう。

きれいに染まった生地もあったのにー。
画像撮り忘れました…


オーガニックコットンに色をつけるかつけないか。
これはその色の付け方が、大きな問題です。

化学染料で色をつけるということは、
オーガニックコットンを広く売るために行われることだと思っています。
草木染め、と書かれて販売されているもの以外は
化学染料だと思います。

色や柄をつけることによって、今までオーガニックコットンに興味が無かった人にも
手にとってもらうことが出来る。

そして、オーガニックコットンや、綿花の栽培がどういうものであるのか
知ってもらう。

どちらかと言うと、私はその考え方でした。

でも、本当に敏感で化学物質に反応してしまう方には、
そんなことは言語道断なのかもしれません。

純粋なオーガニックコットンには、
やはり、草木染めが一番良いな、と思いました。
そして、本当に必要としている人のもとへ届いて欲しいです。

でも、どうしても考えてしまうのが、草木染めってコスト合わないんじゃない?
そもそも、日本でオーガニックコットンを育てることは
商売にならないのでは?
ということです。


松井社長はこの点に関して、
商売と商売ではない(社会貢献的なこと)は、はっきり区別する。
そうしないと、最初は良くても、だんだん立ちいかなくなって、
本物は作れなくなる、とおっしゃっていました、

全くその通りと思いました。


では、私はどうすればいいのか?

社会貢献どころか、
純粋なオーガニックコットンを作ることもできない、
生地さえ手に入れることが出来ず、たとえ譲っていただいたとしても
それに見合った価格で販売することが出来ない。

どうしたらいいのか、全くわかりません。

一生かかっても、答えは出ないかも。

今よりは少しましなことが出来るように、
力をつけるしかありません。

自分にできる精一杯のことをして、少しずつでも進んで行くしか
方法は無いです。


あさぎり町のオーガニックコットンで作られたタオルです。
ほんとうに、ふわふわ!

こんな生地、使えるようになりたい…
タオルを眺めながら、ため息。

これが私の正直な感想です。





四つ角マーケットが延期になりました。

2013-04-04 23:03:25 | 掲載本、イベントなどのお知らせ
こんばんはー。

あさぎり町のオーガニックコットンの記事の続きを書きたいんですが、
思うことが多すぎて、元気でないと書けません。

今日はちょっとクタクタなので、
お休みします…

それから、6日の四つ角マーケット、悪天候が予想されるため13日(土)に変更になりましたー。

正直、作品がほとんど何もなかったので、
少しほっとしました。

あと1週間あるので、作品作りたいと思います。

2か月ぐらい突っ走っていたので、
ちょっと気が抜けて、今日は頑張りがきかないようです。

寝ようと思います。

無農薬の和綿を作っている方に会いに行って来ました。

2013-04-02 21:11:41 | 過去の雑多な記事
こんばんはー。

昨日、人吉のあさぎり町に行って来ました。

熊日新聞にあさぎり産のオーガニックコットンで
服を作っている会社がある、という記事が載っていました。

そんな情報を見逃すわけもなく、連絡先を突き止め、
お話を伺いに行ってまいりました

お会いしたのは岐阜にある会社、『マインド松井』の社長さんの
松井さんです。ちょうど、熊本にいらっしゃるということで、
ずうずうしくも押しかけてしまいました!

ほんとうに、ほんとうに素晴らしい方で、
貴重なお話をたくさん聞かせていただきました!!
ありがとうございました!!!!!!!!

会社のサイトはこちらです→
縫製業をされています。


その、熊本工場があさぎり町にあるのです。


そして畑もあって、そこで無農薬無化学肥料で綿花を栽培して
もう4年目になるそうです。


廃校になった小学校のが縫製工場に
なっていました。とても素敵な雰囲気の建物でした。


これが綿花です。
今はこんな枯れていますけど、まだ葉が青いころに収穫するのだそうです。
そうすると綿花に葉のカスなどがつかないと。

綿花といえば、機械で収穫するために枯れ葉剤をまいて葉を枯らす…
そういうものしか知らなかったので、
とても衝撃でした!!!


この中に種が入っています。
この種を取り出す作業がとても大変とおっしゃっていました。


これが種です。日本古来の種はこんな風に丸っこいそうです。
海外のは長細いんですって。

虫はつかないんですか?と聞いたら、今までついたことが無いとおっしゃっていました。
すごい!さらに衝撃!

綿花は虫に食われやすくて、農薬が使われたり、遺伝子組み換え綿花が出てきたり
しているんだと思っていたので…

なぜ虫がつかないか?
日本の風土に合った和綿だからなのか?肥料をやっていないからなのか???
厳密には分かりませんが、とにかく虫はつかないそうです。
自然農に詳しい方、もしかして理由分かりますか???


今までに収穫されたもの。

いくつかの工程を経て、ふわふわの綿になります。

そして、ガラ坊というもので、糸をつむぎ、
それを織って布になります。

表情のある、ざっくりした生地でした。

畑1反(1反=990㎡=300坪)で140幅の生地が50メートルくらい出来るそうです。
50メートルの生地を作るのに、
いったいどれだけの手間暇がかかってるんだろう。
話を伺ってさえ、想像しきれないほどの手間です。

どこでだれが作っているか、きちんとわかって、無農薬の純粋なオーガニックコットン。
私はそれがずっと欲しいと思っていました。
そんな生地で作品が作りたい!

でも、本当にきちんと作られているオーガニックコットンは
私ごときが作品にする生地ではない、ということがよくわかりました・・・

いったい、この貴重な生地で何を作ったらいいのか?

あかちゃんのお肌をやさしく、くるんであげるおくるみや
お肌が敏感でアレルギーに苦しんでらっしゃる方の衣類・・・?

本当に大切な人のためや、
本当に必要としている人が使うべきものだな、と思いました。

もしくは、この町のお祭りで使う何かを作るとか、
この町を守る神様のためのもの、とか、
昔だったら殿様に献上するもの?ちょっと違うかな?

何というか、お金とは関係のない、もっと上の次元のものに、
感謝の気持ちを込めてささげるもの?

そんなものに使うべきな気がしてなりませんでした。

実際に、たくさん出来る生地ではなく、
たくさん売ればたくさん儲かる、ものではないのです。

とてもとても貴重なのです。

やはり、本物は手間暇がかかるので、たくさん作れるものではないのです。
野菜やお米と同じですね・・・


書きたいことは山ほどあるのですが、まだ考えがまとまらず…
続きは明日か明後日です。