半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

今思えばあの頃は・・・幸せのピーク

2016-07-05 22:35:21 | 日記
LOVE SO LIFEを読んでいると、自分の子供たちが小さかった頃を思い出す。
この話に出てくる子供は2才の双子。見ているとおれまでズキュンと来るほどかわいい。
自分の子供が小さかった時におれは同じような情景を見ていたはずなんだ。
だけど不思議と具体的な事を思い出す事は少ない。当時の写真の笑顔は忘れられないが。

親父と母ちゃんでは子供がかわいいと思うツボが違うようだ。少なくともうちはそうだ。
生まれたばかりから1才くらいまでの、何を考えているのか分からない状態がかわいいらしい。
親父はその点母ちゃんと赤んぼの二人から疎外された気がするほど蚊帳の外。

命令される事(頼まれるではない)は夜中にミルクをあげるとか、うんちの処理。
風呂に入れるのもおれの仕事だったな。男は手が大きいからとか後付けっぽい理由で。
しかしおれとしては、自分の子供だからかわいくないはずは無いが、
少し話ができて意思の疎通がとれる3~6才くらいが一番かわいい頃だった。

うちは男の子二人。二人とも幼稚園保育園小学生低学年あたりの時は、
会社が休みになる度に子供をどこかに連れていけと言われ、
金がかからない場所に連れて行った。公園や地元の博物館とかを中心に。
平日は毎日面倒を見てるんだから休みの日ぐらいどこかへ連れて行けと。

このころはすぐヒステリックになるので、おれだって昼間は会社で夜はおれが風呂に入れ、
休みはどこかに連れて行ってるから同等に協力していると言いたかった。
キレるだけだから言わないけど。しかしその貢献については忘れてしまっている。
ひどい話だ。

ぐちが長くなったけど本当に言いたい事は自分の子供っていうのは何よりもかわいいって事だ。
釣りにもよく連れて行った。会社の後輩がとてもよく面倒見てくれて助かった。
すぐ飽きちゃうから網を持って行ってカエル捕まえたりしていた。
子供が高速道路で車の中で大を漏らしてしまった時もサービスエリアでパンツとズボンを洗ったさ。
後輩はその後姿がとても寂しい感じがしたと言っていたっけ。

おかしいな?こういう事を書こうと思ったわけじゃないんだ。
色々あってやらされてる感満載で過ごしたけど、今思い返すとあの頃がおれの幸せのピークだった。
何かで読んだけど、子供は生まれてから5才くらいまでの自分のかわいい姿を見せる事で
親に一生分の恩返しをするんだってさ。すごくわかる気がするよ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。