半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

優しさと製品

2016-01-07 02:46:05 | 日記
久々にテレビでバラエティーを観た。
海外の親戚に日本の製品をおみやげに買って帰る反応を伝える内容で、
その製品の喜ばれる姿を見て、日本の凄さを知ってもらう番組だ。

前半しか観なかったが、製品は確かに喜んでもらえていた。
しかし海外に残された家族、親類に対して誠心誠意お土産を選んで渡す
その優しさの方に心が惹かれた。

ブラジル人の人が大好きなおばあちゃんを置いて日本で暮らしている。
小さい頃からとても優しく接してくれた大好きなおばあちゃんだ。
15年前、制止するおばあちゃんを説得し来日。

しかしおばあちゃんも孫もお互い離れた悲しさで何日も泣いて過ごした。
たくさんの日本製品のお土産を持って久しぶりにおばあちゃんに会う。

そしておばあちゃんと再会し、孫のために好物をたくさん作ってくれた。
その懐かしい味を思い出しながら、一口ずつゆっくり食べる。
ああ、そうだこの味だ。同じ材料で再現しても同じ味にならなかった。

そしておばあちゃんに日本のお土産をあげる。
温水便座、手の悪いおばあちゃんの為に料理のスライサー、
最後におばあちゃんと離れ日本にいる間に撮影した写真を再生する
フォトフレーム。

このお互いを思う心はどうだ?こんなに優しい心を持った孫こそ誇るに値するだろう。
日本製品の素晴らしさを誇る番組だったが、そっちはおまけに感じた。
どこの国でも家族の絆は変わらず、涙なしに観ることはできなかった。


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