家族との最良の形とは？後ろを振り返る

どうすれば最良の状態になれたのか、今でも時々考える。
でもおれ自身はやる事はやったと思っている。これは大事な事だろう。

しかし女性と言うものは子供ができると、夫でさえ敵とみなし子供を守ろうとする。
そうかと思うと何かに取り憑かれたかのように怒り出し、八つ当たりが子供に向く時もあった。

（こいつ何かの精神的な病気じゃないか？）
その数年後に自分がうつ病になるとは思ってもみなかったよ。
結局女性ホルモンのバランスが崩れているということはわかり、婦人科へ通院している。

精神科へ行くように勧めたこともあった。だが自分がおかしいとはみんな思わないものだ。
２年前におれが家を出るという結論に至り、とりあえず落ち着きを取り戻している。
出るといっても直線距離で１０ｍほどのアパートにいるだけだ。

そのころには次男も中学３年。十分育ったしまあいいか、と思わざるを得ない。
今度は子供が反抗期となり、逆に子供に怒鳴られるらしい。
おれは子供たちを叱るとき叩いた事は無く、子供いわく
「父ちゃんが本気で怒ってるところ見たことない」だそうだ。

本当に離婚してしまい、片親になってしまう子供を考えればましだろう。
ひと月に数回顔を見ているし、年に何回かは食事に行く。
子供たちの背丈もだんだんおれに近づいて来た。話が合う（と思っている）。

・・・どうしても子供の良さを書くつもりがぐちが８０％だね。
これだからおれの後輩は結婚しないやつが多いのか？

今あらためて思う。やっぱり自分の子供を持つということは最高の幸せだ。
本当に極端な話、里親になるっていうのも幸せのかたちの一つなんじゃないだろうか。
子供はかわいく、自分が親になったと実感させてくれる。
「おー、おれも親になったじゃん」ってね。