半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

不思議な世界へ誘う 押見修造の世界

2016-01-24 19:53:57 | 日記
おれはこの人のマンガが大好きで、ほとんどの作品を読んだ。
何が不思議って、題材がいちいち不思議な物なのだ。
悪魔だったり不思議体験だったり、変態だったり。

この人の書くマンガはいつも斬新で、「今度はこう来たか!」と思わせられる。
絵も独特でドキドキさせる不安な感じをよく表している。
同世代の人なら分かると思うけど、「エコエコアザラク」っていう黒魔術の
マンガがあった。あそこまでおどろおどろしい雰囲気でもないけど。あんな風。

いつもこの人のマンガが出るのを心待ちにしているおれの目をかわし?
知らない間に新刊が出ていた。もう2巻も出ていた。
早速電子書籍で買ったさ。題名は「ハピネス」。

表紙には美少女の絵が描かれているものの、背景の色使いがハピネスとは遠い。
中身は・・・ゆっくり読もうとするのだが先が知りたいし引き込まれるので、
あっという間に2巻読み終えた。早く先が知りたい!!

表紙に「クソムシが」と書かれたマンガに気持ちを惹かれ、
最初はそれが題名だと思っていた本を手に取り、読んで衝撃を受けた「悪の華」から始まり、
今は「ハピネス」と「ぼくは麻理のなか」を読んでいる。

この雰囲気はアニメ化は難しいと思う。
マンガの絵ならでは表現できる世界。
ほかのマンガにはない面白さがあるんだ。