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moi! タンペレ

フィンランドのタンペレに半年滞在することに。その滞在記です。

コーヒーメーカーでお茶を淹れる

2019年04月18日 | 日記
タイトルが間違ってるでしょ!と思ったあなた。
間違ってません。
コーヒーメーカーで緑茶を淹れたんです、はい。

こちらに着いて2日目の夜、無性に緑茶が飲みたくなった。
普段からお茶はよく飲むほうなので、とりあえず一袋、
EMSで送る雑貨の中に入れておいた。
買い物の時に、近くのKマートやSマートを何軒か見てみたが、
やはり緑茶は置いていないようだ。

戸棚からいそいそと「静岡産やぶ北煎茶」(100g)の
袋を取り出し、はさみで封を切ってはたと考えた。
これって、どうやって飲むんだっけ?!
茶葉は入れても、急須を持ってきてなかったのだ。

キッチンにはティーサーバーという気の利いたものもなく、
そもそもお湯を沸かすケトルがなかった。
ダメだとわかるとなおさら飲みたくなるのが人の性。
とにかく葉を濾さないことには...と思っている私の目に
飛び込んできたのが、寡黙な働き者のモカマスターくん。
そう、引っ越し初日に長の眠りから覚め、
不死鳥のごとくよみがえったあのマシーンである。

「MOCCAMASTER」というこのコーヒーメーカー、
使ってみると実に優秀であることがわかった。
抽出中の音がとんでもなく静かだし、
コーヒー二人分なら、ものの2、3分で抽出が終わる。
それだけ早いと濃さが十分でなかったりするものだが、
全くそんなことはない。
おいしい♡
一体どんな構造になっているのか。

「ねえ、モカくん。ちょっとお願いがあるんだけど。」
「何でしょうか。」(高倉健のイメージ)
「悪いんだけど、今日はコーヒーじゃなくて緑茶を淹れてくれる?」
「緑茶?自分は緑茶などというものは知りませんが。」
「大丈夫よ。あなたはいつもどおりの仕事をしてくれればいいの。
 ただ、ドリッパーの中に入ってるのがいつものコーヒーとは違うから、
 初めて見た時にびっくりしないでほしいの。」
「わかりました。自分は自分の仕事を精一杯やるだけです。」

というわけで、できました、緑茶。



うん、うん、これはいけます。
コーヒーのにおいがどことなく感じられないこともないが
気にせずに飲めるレベル(夫は全然わからないと言っていた)。
これもコーヒー同様、抽出時間は短いのに、なぜか味も濃さもしっかり出ている。
「MOCCAMASTER」、恐るべし。

でも、まあ、なんですね、緑茶を持って来られるときは
最初からティーバッグにするか、茶葉の場合だったら
100均なんかで売ってる自分でティーバッグが作れるちっちゃい紙パックを
合わせて持参されることをお勧めします。

前回にも増して尾籠な話ですみません。
















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