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四十を過ぎても…萩原健一な時々

不惑か、それとも惑いっぱなしか。とりとめもなく。。。

ショーケン!誕生日おめでとう!!「萩原健一 57歳。。」

2007年07月26日 00時00分01秒 | Weblog
今、”貴方”は57歳に。おめでとう。。。。

初めて”貴方”の歌う声にやられてから28年。
初めて”貴方”の歌う姿に魅せられてからは27年。

…エンター・ザ・パンサーで本当に久し振りに”貴方”に逢ってから、もう3年と8か月。
こんどは、いつ逢えますか?いつまで待てばいいですか?
なんだか、妙に逢いたさ募る、この頃。

知り合いでもなんでもないのに、こんなに身近な”貴方”。
ほんの少し前だった私自身の誕生日よりも、何故、意味を感じるんでしょうね。
『お誕生日、ありがとう!』

ブログを放置して、1年5か月、、、
貴方とのちょうど10年の齢の差に何かを見つけるつもりで、このブログを始めた私も47歳に。。。。でも、何にも見つかってないや。それどころか…。。

…ひとりごち。。。。。。。Nadjaを聴きつ。なんだか沁みるね、今更ながらに。


祝!萩原健一「BUDOKAN LIVE」

2006年02月23日 23時55分27秒 | Weblog
三か月半のご無沙汰でした。
久々に覗いてみると。。。
…「BUDOKAN LIVE」の発売をいよいよ間近に、アクセスが増えていました。
本当に、ありがとうございます。

お約束を果たせていなく、申し訳ありません。
京都、福岡、、、間もなく、必ずや。。

ともあれ、まずはDVDの到着が待ち遠しく。
ショーケンの近況、ステッキ持ってウォーキングなんて情報も上がってました。

わくわくに感謝。

感謝です…。。

2005年09月11日 00時22分24秒 | Weblog
アクセスありがとうございます。
自分のために始めたブログに興味を示してくださる方がいてくださるとは、本当に嬉しい限りです。
底深い「萩原健一」の”魔力(?)”を感じます。

「ひとりごち」として勝手きままに記してきました。
お楽しみいただけていればなによりです。
更新がまったくもって不定期なもので申し訳なくも、
残る萩原健一レポート・アップ予定としては、
82年8月「ギャツビー・ライブin京都」
「熱狂雷舞in福岡」
「ファースト・コンサート(?)fromフィルム」などなど。
他、よくご存じのものばかりかもしれませんが、
ラジオ、TVなどの音源からお伝えできる限りのショーケン(を私なりに観た)の何かを。
でも、ネタはあっという間につきてしまいます。。。

更新のお約束は不確かですが、
思い出した時にでも覗いて戴ければ幸いです。
拙文失礼しました。

萩原健一「サヨナラ日劇ウェスタン・カーニバル」

2005年09月04日 14時06分20秒 | Weblog

1981年1月22日(昼の部)

ご存じ(?)「ウェスタン・カーニバル」。81年1月22日から25日の4日間、
昼夜計8回公演行われたうちの22日の昼、つまりは初日幕開き公演でした。
前半、いわゆる大御所が往時を偲ばせるステージを展開(してたんだと思います)。
そして後半、内田裕也&トルーマン・カポーティ・バンド、スパイダース、沢田研二&オールウェイズと続き、萩原健一&DONJUAN ROCK'N ROLL BAND。
大トリとしての登場でした。

  ~イントロダクション
1 Be My Baby
2 テンダーナイト
3 ラストダンスは私に
4 酒と泪と男と女
5 コンクリートジャングル
6 ルーシー
7 ローリング・オン・ザ・ロード
  ~フィナーレ

ジュリーの熱狂オンステージの余韻の中、ステージ上、DONJUANのセッティングが進められています。実はジュリーのステージがあまりに素晴らしく最後の曲「GS .I Love You」がまるで、この日のエンディングかのような雰囲気を醸し出してしまってました。ショーケンがトリだなんて思ってませんし、ジュリーも次はショーケンですなんて言う訳でもなく凄いジュリーコールの中、手を振って去っていったものですから、よもや今日はこれで終了?などとハラハラした記憶があります。そんな訳ないのに…。で、ステージ上にあのY字マイクスタンドがセットされショーケンのステージであることがはっきりと。会場もヒートアップ…ショーケン登場!
「ショーケーン!」客席からの女性ファンの絶叫!絶叫、、、あれ?ジュリーの時より歓声少なくないか?…まぁ、いいや。。

『~♪ドンジャァン・ロックンロォル・バァンド~』

イントロダクションの中、ショーケンのこの(抑えめの)一声からスタート。
「ビー・マイ・ベイビー」静かなスタート。テレビ放送の画像にはここでいわゆる黄色い声がかなりの量かぶさってましたが、あれは後付けと思われ、いえ、そんな事はどうでもいいです。ともかくもこの曲は、このDONJUANの時期、このステージでお目見得でした。ウェスタン・カーニバルにあわせたと思われるオールディーズナンバー。
途切れる事なく「テンダーナイト」。ど頭からのショーケンのシャウト(絶叫)に往年(GSから)のファンの皆さんは何を思ったでしょう.。この会場内において(おそらく)ファン歴の短い私には、たまらんかっこいいステージでしたけど。
「ラストダンス~」。またまた例の伏せ字部分。『♪~ロックンロールはウェスタンカーニバルみたく心を酔わせぇるわ♪♪』なるほど今日はそう来ましたか。と同じフレーズをもう一度、『♪~ロックンロールはマリファナみたく心を酔わせぇるわ♪♪』あぁ言っちゃった。
それも太字で強調したみたいに。あえて「大麻」でなく「マリファナ」と実に力強く。
…逮捕まで2年余、潜伏捜査開始決定。かな。。。。。
「酒と泪と~」。ヒット曲としての認知度でしょうか。拍手の数が増えてます。いえ、きっと今(当時)のショーケンのソロ活動を知らない方々もきっとショーケンの事を…。
この曲中、確か女優の鰐淵晴子が花束を持ってステージに駆け寄っていったんではなかったかと。年上のいい女との絡みが実にさまになるショーケン。あまりの次元の違いに嫉妬心も起こらない究極の自惚れ鏡。今日は一段とかっこよすぎるぞショーケン。私はきっとそんな事思ってたんだろうなと。
「かっこいい」…
ストレート過ぎて使うのをためらってたこの形容詞。
この日のショーケンはこの言葉以外に表わしようのなかった事を覚えています。衣装然り、少し暗めの照明も手伝っての存在感、そしてなによりその歌唱。渋谷、西武球場から確かな熟成とでも言えばいいのでしょうか。リラックスした中にあって垣間見せるシャウト、力強く伸びやかな歌声。飛ばし過ぎず抑えめなステージング、あまりに大人っぽく。ってこの時まだ30そこそこのショーケン。
この音源を聴きながらそう思う私は今いくつ。。。写真を整理しながらもその30才の姿態にニンマリし続ける中年男。いえ、今この作業中の私は、はたちの頃にタイムスリップしてます。
(脱線すみません。)で、「コンクリート・ジャングル」。この日の曲セットにあって唯一のハープ炸裂。続いて「ルーシー」さぁのってきました。エンジン全開。そして「ローリング~」あれ?おしまい?
7曲目まで一切のMCもなくただひたすらにエンディングまで。。これはこれで渋いなぁ。
ウェスタンカーニバルにあたっても一言のコメントもなく、ましてGS時代の曲など歌うわけもなく。あくまでもDONJUAN ROCK'N ROLL BANDとして。テンプターズを期待されてた方々はやっぱりガッカリされたんでしょうか。ソロシンガー萩原健一ファンとしてはたまらんいいステージだったんですが。 
その「ローリング~」2コーラスを歌ったところで喋らないショーケンの口から

『グッバイ!ウェスタンカーニバル!
 too my friend................. ケンジ・サワダ!!!』

ジュリーの登場です。

『~♪見続ける夢 oh baby~
 (♪oh baby too my friend kenji)』

あの内田裕也の映画「嗚呼、女たち猥歌」のエンディングでも使われていたこの二人の掛け合い。と、ショーケンが、

『今回、日劇ウェスタン・カーニバルにおきまして企画をしてくれました。内田裕也!』

大御所登場。

『どうも。こんなに長時間にわたり…感激です。
 日劇が消えましてもロックンロールは永遠不滅です!!
 萩原健一&DONJUAN ROCK'N ROLL BAND!!』

「ローリング~」のリフが続く中、内田裕也によって出演者が呼び出されます。

『ザ・スパイダース。。ブルーコメッツ。。寺内タケシ。。ワイルドワンズ。。安岡力也。。。。。。』

その間リフは延々と。(メンバーの皆さんお疲れさまでした。)

『~♪We are rolling to be free~』

「ローリング・オン・ザ・ロード」
作曲者の大野克夫もステージ上に。この曲でこの日のウェスタン・カーニバルは幕を降ろしました。

公演予定時間3時間半とありました。その内にあって、フィナーレのリフを含むショーケンのステージは、45分近く。この7曲を歌い上げました。

当日、確か朝のTVワイドショーかなにかでこのコンサートを知り、「もはやチケットは売り切れ」とわかっていながら、ショーケン恋しさに友人を誘い会場へ。はなからダメもと気分で当日券窓口に行ったところ、「ありますよ。」…しかも前から8番目連番。oh! too my friennd~。学生だった友人はその日の試験をその場で放棄。浪人生だった私も午後の欠席が決まりました(おいおい受験生、一月のこの時期に何やってんだ。。)。もちろん会場内は上の方までぎっしり。こんな事もあるんですね。 

オープニングからしばらく。。前半は何の記憶も記録もありません。ショーケンonlyだった私は「ふ~ん」てな感じでステージを見やってたんでしょう。
ジュリーのステージはショ-マンシップに溢れた完璧なもの。紛れも無く「沢田研二」していました。ジュリーのMCによればタイガースの登場は後半の二日間だったらしく、この日の当日券GETはその辺にも由来してたのでしょうか。

そういえばこの日、午前中だけのつもりの日劇行脚。想定外のチケットGETに開演までの時間を持てあまし、劇場の廻りをプラプラしてましたら、曲がり角から、いきなり…
ショーケンあらわる!
バンドの皆さんを引き連れて。真っ黒な集団が私の目の前に。。
背筋はピンとし、目は真っ直ぐに前を見つめ。
「あっ!ショーケン!」という私の間抜けな声にショーケン、ちょっと反応したかそうでなかったか。。。さしものミーハーな私もこの時ばかりは何もできずにただ目の前のショーケンを目で追うばかり。その姿勢、足取り、凛としたその風貌は安易に人を寄せつけないオーラに包まれてました。金縛りにあったかの如きの私の鼻先をかすめ、黒い一団は楽屋口に吸い込まれていきました。
そんなおまけつきでした。…私、二十歳。2浪目の冬でした。おふくろ、ごめん。




タイトルの画像と同じものですが、いかにもDOUNJUANな雰囲気に、ついもう一回ペタリ。
『Be my baby』




で、そのアップ。ちょっと粗いですがこの衣装、笑顔。。。




おなじみ『テンダーナイト』…そういえば客席静かだったけど投げなかったのかな。8回連続だもんね。




『♫ろっくんろーるは”マリファナ”みたくここぉろをよわせぇるわ~』かな?




『♪ダレもこないとぉこで~』
ほら、出たでしょうこのポーズ。(前の記事も読んでくれた方へ)




『酒と泪と男と…花束』




『コンクリート・ジャングル』唸るブルースハープ




足元の紙テープが見えますでしょうか?いつの間に投げ込まれたんだっけか。。




アタマの巻き物、腰につけ。ベストもいつのまにか。。




萩原健一&DONJUAN ROCK'N ROLL BAND!!……クリックしてみてください。






この2ショット。。。クリック!




裕也さん。なにげなその腰の低さに。しぇきなべいべ。。




3ショット。ショーケン、もみあげ長いなぁ。




大先輩の方々の後ろで。。




4ショットwithスパイダース井上尭之氏…クリック!デカい。。




そこに大野氏加われば、それはもうまさに…PYG。
えっ!!?ショーケンがカメラ目線。。。。ショーケーン!


萩原健一「ライブin西武球場 80'sJAM」

2005年08月27日 10時49分42秒 | Weblog
1980年7月27日 西武球場 14:30スタート

<出演>
山下達郎
クリスタルキング
南佳孝
世良公則&ツイスト
スペクトラム
ハウンドドッグ
シャネルズ
萩原健一&DONJUAN ROCK'N ROLL BAND

ニッポン放送主催
東京、札幌、福岡の3か所に於いて開催
(他地域出演 サザンオールスターズ、RCサクセション、竹内まりやetc)


1  イントロダクション
2  自由に歩いて愛して
3  テンダーナイト
4  ラストダンスは私に
5  大阪で生まれた女
6  ララバイ
7  砂時計
8  祭りばやしが聞こえる
9  ぐでんぐでん
10 ムーンシャイン
11 コンクリートジャングル
12 流れるままに
13 ルーシー
14 ローリング・オン・ザ・ロード

シャネルズの終盤で雨が降りだしたらしい。
そのシャネルズに続き、ステージセッティング替え…。

と、バンドも従えずにショーケン登場。

『おぉい!戻ってこぉい!!
 終わりじゃねぇぞぉ!!!

 オォラァイ!!カムバック!!
 終わりじゃねぇぞぉ!!
 のせるぞぉ!!
 戻ってこぉい!!!!!!!!』

セッティングが続きます。メンバーの音出し。ショーケンの「オゥライ!オゥライ!」やひと吹きのハープ。
なにより女性ファン(男性じゃないんです。たまたま廻りに多かったのか。。)
「ショーケン!!」「傘、邪魔ぁ!!」「キャー!!」がその時間の隙間を埋めています。

「イントロダクション」が始まりました。アルバム、渋谷のそれとほぼ同じ印象。練り上げられたステージングであることが伺えます。にしてもショーケンのテンションも凄いが、客席のテンションが凄い。「きゃぁぁ!!」「傘、見えない!」「自分だけいい思いしないで!」「前の傘っ!おい!!!」…全部、(うら若き)女性の声です。
切れ目なく「テンダーナイト」。マラカス振ってます。お約束です。投げました!!
「ぎゃぁぁぁ!!!」すごいぞ女性ファン。「テンダーナイト」終了。「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」最後まで持つのかこのテンション。
「ラストダンス~」、『篠やん、調子はどうだい?』メンバーが応える以前に「ぎゃぁぁぁ…」
ショーケンのMC

『どうも、こんばんわぁ!!(こんばんわぁぁ:客席、テンプターズLIVEの如き)
 雨の中、どうもありがとうっ!!
 よーし、いくぞぉぉ!!!!
 それでは、僕の青春時代の歌を一曲っ!!!!!!』(きゃぁぁぁ!!)

ショーケンのMCにやたら「!」つけてますが、その勢いで読んでください。(渋谷のMCはどちらかといえば紳士的、朴訥とも言える読み方で)
で、「大阪で~」客席、女性コーラスの大合唱。そんなにのれる曲だったんだ、これ。
「ララバイ」「砂時計」
とにかく凄いんです。客席が。間奏の合間のショーケンの一挙手一投足にショーケンコール。その声の量、増えていってます。ついに私のとなりの子も…。ついでに私も。。
「祭りばやし~『♪そこにおまえが~』かなり力強く歌い上げてます。
(客席:おっちゃん、たばこやめて!~さすが野外。たばこ吸ってんだ。…オレかな。。)
「ぐでんぐでん」この演奏、ドライブ感が最高とでも言ったらいいんでしょうか。
で、MC。

『雨ですごいんだよ、電気がっ!!!(ンガッ!!てな感じで読んでください。)

 僕にも新曲がありますから聞いてねっ!

 非常に条件の悪いところで演奏してるんですが負けずにがんばってやりますからヨロシクねっ!!
(がーんばってぇぇーー!!)
 今、感電しないように(と、いきなりマイクoff)』
(客席:しょーけーん、しょーけん、しょーーーけーーーーーん!!)
何があったんだ?そういえば電気にしびれたってなアクションがあった覚えがあります。

新曲といえば「ムーンシャイン」つづいて「コンクリートジャングル」…。

『~♪ おぅらい!のってたら立て!のってたら立てっ!!!!』

ショーケン、どうやらハープ吹くどころではないらしい。。
バックの速水清司(?)のコーラスもシャウト。
「流れるままに」…歌詞の途切れ途切れにショーケンの息づかいが伝わってきます。

『調子、どうだぁっ!!!!♪風よ吹けえぇ!!』

「ルーシー」…なんて表現したらいいんだろう。ところどころでショーケン、歌詞を呑み込んでます。息づかいが。無言の状態。と、大歓声。ここで衣装のスウェット脱いだな。
バンドの演奏がまた凄い。。
「ローリング・オン・ザ・ロード」知るかぎりのいくつかの演奏の中でも特筆すべきものかと。渋谷のそれと較べてもあきらかに早いんですよ。渋谷のそれは重くドッカリと演奏されてましたが、この日はドライブ、まさにロールしてるというのは、こういう事を言うのでしょうか。

と、この中途で残念な事に音源終了。さすがに私もテープを入れ替える余裕がなかったと思われ。ラジオ放送分から引用。悔しいなぁ。

そのラジオ放送なんですが、他の出演者は2曲づつなのに、ショーケンは「「自由に~」「テンダー~」「大阪で~」「ムーンシャイン」「ローリング~」の5曲。
ライブそのものも8組の出演で7時間前後の公演時間、にもかかわらず、このセットリストですから何をか言わんやでしょうか。

エンディングは全員、ステージに。

このライブはテレビ、ラジオでオンエアされてますので、目に耳にされた方も多々。。
特に画像の方は、かの「ショーケンの横顔」さんでも紹介され、
「雨の中でこの叫び、
『おーい。終わりじゃねえぞ、乗せるぞ!戻ってこい!』
 この場面は歴史に残る名場面である。」  (無断転載すみません)
というコピーにいたく感動。以来、このライブは私の中で神格化、伝説の~となっていました。(放映分、フルで観てみたいものです。)
渋谷のコンサートから一週間を明けずにステージに立ってる訳ですが、いきなりの雨、野外ならではの高揚感、諸々の要因はあったにせよ。渋谷の時とはショーケンのテンションは別物。
「確かにショーケンを聴いた、観た、感じた」と妙な感覚、帰りの西武線の中でずぶ濡れのまま、同行の友人と二人ハイテンションだったのを覚えてます。たまたま居合わせた女子高生も「誰がすごかったって、ほら、誰だっけ、あの人、ショーケンがすごかった。」と興奮してたようなしてなかったような。彼女達のお目当ては他にあったらしいんですが。ショーケンを知らない観客までしっかり掴んでたようです。実際、この日の会場にショーケン目当てはどれくらいの割合だったんでしょうか。雨ごときで帰り始めた事(目につくぐらいの大移動だったような)でも推測できますね。この女子高生の言葉にこの日のショーケンの真実があったと信じています。
まさに「HARD RAIN LIVE」。ライブそのものの記憶は薄れてますが、この帰り道の興奮の記憶は鮮明。決して思い出の美化、脚色等ではないと思います。女子高生に会ったせいではなく。。。

このライブの前日、萩原健一、30歳に。1980夏。



「おぉい!戻ってこい!!」吠えてます。その瞬間です。


オープニング~金色のジャケット、渋谷と同じですね。ベストアルバムのジャケット写真にも使われてました。


「おぉいぇい!!」降りしきる雨が見えますでしょうか。下の部分、傘です。


金色ジャケットを脱ぎすて…顔、怒ってますね。よく見えませんが。


「テンダーナイト」マラカス振ってます。…投げるよね?


投げたぁぁ!「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」…すぐ近くに落ちました。くそぉぉぉ。


なんだかおなじみのこのポーズ。渋谷でも然り、「ウェスタン~」でも登場します。そういえば「ラストダンス~」の『♪~誰もいないとこで』と背中に両手をからますあのアクションも印象的でした。


ショーケンアクションパート2 身をよじらせてるのを観るだけでなんでニンマリしてしまうんだろう。。


ショーケン、楽しげ、満足げ。。


脱いじゃいました。「アンドレ~」のそれより数年若い、セクシーセミヌード「きゃぁぁぁぁ!」


エンディング  ショーケンどこ?わかりますよね?同じステージ上のハウンドドッグがこの後「ローリング~」をカバー。。



そこだけ引き延ばし。ショーケーン!


会場はこんな感じでした。ステージには雨養生も何もありません。楽器もずぶ濡れですね。当時はでっかいモニターも無く、この距離だと何もわかりませんね。いくらショーケンファンといえど雨が降ったら帰っちゃうかな。

萩原健一「DONJUAN LIVE at 渋谷公会堂」

2005年08月25日 18時06分37秒 | Weblog

1980年7月22日 渋谷公会堂

1  イントロダクション
2  自由に歩いて愛して
3  テンダーナイト
4  お元気ですか
5  大阪で生まれた女
6  泣くだけ泣いたら
7  ララバイ
8  砂時計
9  祭りばやしが聞こえる
10 ぐでんぐでん
11 ラストダンスは私に
12 ムーンシャイン
13 コンクリートジャングル
14 流れるままに
15 ルーシー
16 ローリング・オン・ザ・ロード
(アンコール)
17 今夜きりさ
18 さよなら

アルバム「DONJUAN LIVE」の収録は同年8月26、27、28日 新宿厚生年金会館
とありますから、その一か月前に行われたことになりますね。

ステージ上にメンバー登場。盛り上がる会場からは…おとこ6割おんな4割…の喚声。
ショーケン登場。マイクに向かって一発
『おぉ、いぇい。』
そしてアルバムでおなじみの「イントロダクション」
続くオープニングはいきなりのアルバム未収録「自由に歩いて~」。
飛ばしてます。…飛ばし過ぎて歌詞もとんでます。あいかわらずです。
一気に「テンダー~」「お元気ですか」まで三曲歌い上げ、やっと初の一声、MCが入ります。と、バンドの演奏が止み、会場の空気がフワッとしたその瞬間。客席から喚声。。いや怒号が飛びます。  
「萩原ぁ!こらぁ!」「おらぁ!!」
お約束の男共のだみ声。なにが、こらぁ!だったんでしょうか。でもなんとなく、その気持ちわかります。「はぎわらぁ!こらぁ!」会場中が一瞬、微笑んだのは言うまでもありません。

『こんばんわ。
 なんか、やっと地元で解禁になったみたいで。
 一生懸命やりますんで。。(大拍手)
 ……………それでは僕の青春を歌います。』

そして「大阪で生まれた女」へと。ここからまた一気に「泣くだけ~」「ララバイ」「砂時計」と止まることなく、たたみかけてきます。「砂時計」のエンディングからスローに静かにバンドは音を繋げていき、滑り込むように「祭りばやし~」へと。その静かな始まりにショーケンのスキャット(?…例の文字表現不可能なショーケン言語)がかぶさってきます。その「祭りばやし~」も熱狂雷舞のそれとはまた違いシャウトしてます。あきらかにDONJUANです。
「ぐでんぐでん」「ラストダンス~」と続いた後にやっと2度目のMC。
そういえば「ラストダンス~」ではアルバムの様に『間違えてゴメンね』とあやまってません。きっと何も間違えてなかったんでしょうね。…そうかなぁ。。結構。。でもそれがショーケンですね。だからショーケンなんですね。昔、あんまり歌詞や音の入りを間違えるんで柳ジョージが怒ったとか怒んなかったとか。。。でも歌詞を間違えないショーケンなんて。歌詞が行ったり来たりする事さえショーケンの魅力だったのかといまさらながらに。こうなると新宿(アルバム)のショーケンは一体、何を間違ったのか。気になります。。
因みに「ラストダンス~」の例の伏せ字部分、はっきりと「た・い・ま」と歌いきっています。
しばらくの後、逮捕されてしまいました。。。。。。。。まったく。
で、2度目のMCの内容です。

『僕にも新曲があります。…アルバムもあります。
 (「買った!」と会場1F右側から女性の声)
 どうもありがとう!
 それでは新曲を一曲。』

と「ムーンシャイン」が始まります。
ここから「コンクリート~」「流れるままに」「ルーシー」
そして、そして「ローリング~」へとエンディングに向かってまっしぐらです。
「ローリング~」の曲中、
『♪~戦っていくよ』と伝える相手は「ベイビー」ではなく「裕也…」でした。
『♪~たたかってゆくよ oh ゆうや』
そうラストを締めくくりました。
アンコールの拍手と喚声。

『それではアンコールにお応えしてもう一曲、お送りします。』

「今夜きりさ」この日はアンコールで歌われていました。
歌い終わって、

『よし、気に入った!もう一曲歌っちゃおう。。』

なにを気に入ってくれたんだろう。なんでもいいや。もう一曲やってくれるらしい。

『えぇ、相当疲れてるんで座らせてください。』

で、オーラスはおなじみアコースティック一本から始まる「さよなら」でした。

『~♪別れる時が来たよ。でもすぐにまた会えるさ。
 そんなに永い間じゃない。……「そうだろ?」』(大喚声)
『~♪また会おうきっとだよ。覚えておいて。
 僕の「可愛い東京のヒト」よ、さよぉなら』

と一部、歌詞がご当地ソングになっていました。
「可愛いひと」って言われてもなぁ。。当時、会場に居た男衆、どう思ったんだろう?
客席は女性の方が多かったのかな。やっぱり。

ともあれ18曲のセットリスト、2時間弱のライブは終わりました。
ほんの少しでもその雰囲気が伝わりましたでしょうか?今回はレポートである事を前提に書き記してみました。なにせ二十五年前の事、ほんとの意味での会場の熱気、また自分の心理状態まで思い起こすには至りませんでしたが…。
楽曲の詳細についてはアルバム「DONJUAN LIVE」に準ずる故、多くは語りません、いえ語りたくてもその筆力がありません。ちゃんと聴き較べれば、一か月のライブの時間差からなにか分析も出来るのでしょうけれど。どっちがいいかと言われると、どっちもいいですからね。
結局、レポートそのものもなんだかミーハーちっくに終始してます。。
…ミーハーです。

それにしても何度も聴き返せる「ショーケン」に、あらためて驚きます。今、こうしてPCに向かいながら、もうどれくらいの時間が経ったでしょうか。代わる代わるにふたつの「DONJUAN LIVE」が鳴り続けています。
きっと当時はこの何分の一もショーケン(の歌)を味わってなかったかもしれないと感じています。当時はコンサートに行くのもショーケンを「観にいく」「会いにいく」だったかもしれない。今ならはっきりと「聴きにいく」と。
「エンター・ザ・パンサー」は会いに行った。ただ、そこにショーケンが居て、会うこと、観ることはできても、…聴くことができない。そのジレンマがやはり大きかった。だから垣間みえる往時の響きに耳をそばだてた。。もう一度「聴きたい」。時間の流れは容赦なく多くのものを消し去ってしまうけれど、ショーケンには完全復活の可能性を信じてるから、想いが募る。もちろん「聴く」も「観る」も全部、ショーケンなんだが。。。。。

で、おまけでその「観る」部分です。あまりに写りが悪くてなにがなんだかわかりませんが。せめてもの雰囲気。
この日の衣装はアルバムジャケットとは違ってます。(新宿も行きたかったなぁ。この後80'JAMも続き、19歳の私はお金が続かなかったと自分に言い訳)
なんだか顔もわかりませんが、ここに写ってるのは紛れも無く、ショーケン、萩原健一、ぎりぎり29歳のそのヒトです。(肖像権…すみません!)

さて、次回はその「80'JAM」。伝説の雨の西武球場。
『おぉい!!帰るんじゃねぇぞぉ!!!!のせるぞぉぉぉ!!』
…いつになるかはわかりませんが。。。。

そういえば、このツアーグッズで「DONJUAN」のピンバッジなんてのも買ったっけ。どこいったんだろう。。。。。



オープニング~


客席に向かってシャドウボクシング


後ろ廻し蹴り



こういう、ふとした瞬間がたまらんかっこいいんだよなぁ。きっといい顔してるんだろうな。全然見えないけど。ショーケーン!!

萩原健一 55歳~DONJUAN LIVEから25年…

2005年07月26日 18時59分24秒 | Weblog
今日で55歳のショーケン
ショーケンはこの自分の歳を楽しんでいるだろうか。。
53歳のライブ復帰から急落。
もしかしたら全て仕組まれてるのかとも思えるほどに。

一週間ほど前に私は四十五に。
そうでした。このちょうど十年の歳の差になにかを探すきっかけ、
何の意味もつながりもないが、
自分自身を問い直すためにこのブログ始めたのだった。

復帰ライブの直前にメディアに露出してきた時、
貴男の目に力は無く遠くを見つめ、口角は下がりっぱなし、への字に曲がったままでした。
でもね、ふと気が付くと鏡の中にその表情を真似ている自分がいました。

そうなんですよ、いつだって貴男は「自惚れ鏡」。
どんなにへたれても、その姿さえ、魅力となる。

「ショーケン」としてのその魅力の分析は、色んなところで色んな風に語りつくされ、
各々の人の中に各々の像が描かれてるのがわかる。
ここで同じように論説する技術も知識も私には無い。
ただ、私はショーケンが私の核にあった時期の記憶を列挙してみたいだけ。
そうする事で、なんとやらと言ってたんではなかったか。

1980年、夏。
初めて「シンガー萩原健一」に会ったのは渋谷公会堂だった。
いわゆる「DONJUAN LIVE」
openinngの~イントロダクション~に続くのは
~自由に歩いて愛して~だった。


あと一週間で、ショーケン誕生日。。

2005年07月19日 23時38分24秒 | Weblog
で、いくつになるんだっけ?
55かぁ。。。。。
傷天から三十年。
まだまだいけるよ。
すくなくとも45になる私よりも。。。。。

寅年、O型、獅子座なのかな?そんなことは、どうでもいいんだが。。

「angelgate」でやられてから26年。
A.Iさんとの結婚式での涙目の貴男と握手してから25年。
DONJUAN LIVEを追いかけて25年。。

忘れかけてた「萩原健一」に、もう一度やられて…2年半。。
楽しませてもらいました。そして、これからも。。

エンター・ザ・パンサー・ライブDVDの封印…

2005年07月17日 07時02分49秒 | Weblog
これを解くのに一年近くかかりました。
いや、理由はよくわからないんですよ。
何故だかすぐに見たくなかった。発売自体も翌年(2004.7.26)だったから、まぁ。
今年の4月にやっと購入だから、発売から買う決心まで九か月かかってたんだ。どうしてだろう。
今、考えるとよくわからない。それほどに大事にしてたんだろうか。
そう、一連の事件報道の渦中に何故だか急に観たく、いや観るべきともいった想いが…。
さぁ、いざ探すと無いのね。店頭に。
やっと見つけた中古屋で、え?この値段?高っ。。
ここの店主、価値をわかってるか、それとも購買層の高齢さを知っての狼藉か。やっぱり新品、と。
…でも、何軒かお店を廻るうちには、ちゃんと「萩原健一」のコーナーを設置してるところもあってよしよし。単に「は」行の中に埋もれてなくてね。
で、enntere the panther 公式サイトに問い合わせると
「在庫がございません」って、カートに入れろって誘導してんじゃん。しかもTシャツまでつけて。。
まぁ、なんだかプーマみたい(と評判だった)、Tシャツは別にいらんが。(いや、ものはいいんだと思いますよ。TAKEO KIKUCHIですから。だって五千円だもの。)
しかし公式サイトでこの事態ってことは、事件がらみ、利権がらみののっぴきならない事態に陥っているのかショーケン。やっぱり金に困ってんのか?…救済。是が非でも新品。
ってアマゾンに普通にありました。でも割引率低いなぁ。あれ?救済じゃナカッタ?
でも、実は微妙にTシャツ付きの値段に執着があって、もっと安いとこないのか?
むぅ、今迄買わなかった理由って値段か?いや違うと思う。多分。。
まぁ、結局、15パー引き。ポイント還元のあのお店でお取り寄せ。

普通に流通してんだから、「公式」、やっぱ、なんかややこしいのね。この運営委員会なるものにもタタキがあったな、そういえば。
ショーケン、ごめん。安く買っちゃったけど、印税はちゃんと入ったよね?でも…
後から知ったところによると、アンタ、資産、億単位らしいじゃん。やっぱ。ちょっとは授業料払いなさい。
大麻の時よか安いでしょ。もう通りがかりのおばちゃんに嘘つかなくても。

あ、で、このDVDどうだったかというと。。。
やっぱり、涙してしまいました。ごめん。降参。
最高にかっこ悪いや。なんで、そんなに頑張んのよ?なんでそんなにこっちに勇気くれるの。なんでそんなに楽しそうなの。
涙、止まらないじゃない。勘弁してよ。
あの西武球場で怒鳴ってたアンタ、日劇でシャウトしてたアンタ、どこ行ったの?京都市民会館でPAに登ろうとして落っこちかけたアンタ。。。。。。。
このDVDの収録は渋公の二日目という事です。前の日記にも書いたけど、ほんとに変わっていったの。それがこの映像です。AXでは一瞬、固まった。もちろんニュースステーションで免疫つけてたにもかかわらず。
そのほんの少しのショーケンの変化を感じられたのは正直、嬉しかった。渋谷の最終日、カーテンコール、ほんとに楽しそうだったよね。言ったよね。「今度は十三年も間をあけずに、コンサートやります。」

全く、何やってんだか。今年かと思ってたのに。
テンヤモンばっかり食ってないで、レポーターに怒鳴ってないで、

「復帰はライブからね。」

…画像の会場に我が身を置いてました。前から数列目、真ん中辺りに写ってるはず。紙吹雪も浴びました。もちろん持って帰りました。あなたも?
そういえば、オークションに出てましたね。紙吹雪。。。。。。。

ほんとに「ひとりごち」です。読んでくれた方、ごめんなさいね。



で、ライブはどうだったかというと…

2005年07月13日 03時47分49秒 | Weblog
これが実に熱狂ライブだったんですね。無論賛否両論。多くは否を唱えてた感ありですが。会場の熱気たるや、凄まじいもんがありました。なんだったんだろう、あれは。今思うとね。何か観客側も堰を切ったかの如く。それまで貯めにタメてたもん一気に吐き出すかの如く。だみ声の絶叫、いわずもがな。二十数年前のコンサートでも出したことなかった声で叫びまくってた。気持ちよかったね。あれ、もしかしたら「ショーケン!!」って叫びながら、自分自身に向かって吠えてたのかなとも思う。だってショーケンに恋い焦がれてたなんて実感、もうひとつ持ててなかったからね。。
ショーケンは以前、どこかの雑誌で「自惚れ鏡」って称されてた。多くの男共はそこに自分を投影してしまうらしく。でもはたしてあの日の渋谷での三日間の彼、萩原健一の姿にもそうだったんだろうか。
はっきり言って「どうしようもないよ」だったのよ。さんざん言われてるけど、声は出てない、動きにしなやかさはない、目に力はない、ステージパフォーマンスはどこか「アンドレマルローLIVE」の焼き直し。最初はそれが悲しかった。あの映像の中におさめられた魅力はかけらもないのね。その再現であればあろうとするほど、仕組まれたショーにしか見えなくて。うっすらメイクと相まって、機械仕掛けのピエロみたいだった。
でも観てるうちに感じ始めた。これがショーケンの計算なんだな。自ら仕組んであえてこのステージング。
なんか観てるうちに涙出てきて。決して哀れみなんかじゃないのよ。なんかこう、心の底からね、熱いものが。。自らを晒しているその想い。。。。
このライブの直前にニュースステーション(画像)やうたばんに出演して、その姿で皆を仰天させたよね。あれ、ショーケンなりの宣戦布告、事前告知だったんだろうね。(いきなりは目が点になったけど、繰り返し観てるうちに良くなっていって。不思議な感覚。。)
ライブDVDの中の井上尭之の言葉「今回のライブ、賛否両論あるだろう。でも僕は彼の性格、知ってるから。」…この一言につきるんだろうな。(とは、かのサイト様管理人さんのお言葉どうり。。)
ある関係の人から聞いたところによるとリハーサルは徹底的らしいし。自由奔放なステージングに見えて、実は計算づく、全てはショーケン自身の意識の支配下。ある時は無意識の瞬間的な閃きとともに。
で、ステージのショーケン観てて、こっちも何かが共鳴したんだったら嬉しいね。
そう、そこから先はもはや盲目的にステージを観やってたかもしれないけれど、ピエロのショーが段々とライブステージになってきたのよ。AXから渋公の二日間、日を追う毎に、固かった動きが柔らかになり、(あの)声がのびやかに。時として垣間見える、誰もがしってるショーケン。シンガー萩原健一。音をひとつひとつ拾い。…沁みたなぁ。
往年の姿を追い求めるんじゃなく、今の(その瞬間の)萩原健一の魅力を想った。
「やっぱり、ショーケン好きだわ。」素直に認めるよ。最初はね、このライブまでの熱狂も、ある意味、自分自身の(失われた)二十数年の穴埋め的な事かなとも思ったりもした。それは否定しない。でもね、それ以上にやっぱりこの男の魅力には抗えない。
何が言いたいんだろう。ショーケンがほんとに好きかと自問自答。どうでもいいことだった。
「エンター・ザ・パンサー ライブツアー2003」もう一度、あの空間に身を置きたい。
。。。馬鹿だね。この日記。我ながら。

「ショーケン。復帰はライブからね。」

ライブ「enter the panther 2003」

2005年07月04日 18時08分31秒 | Weblog
一昨年のいつ頃だったっけか。ショーケンがライブやるらしい、との情報を知ったのは。
体中をアドレナリンが走った覚えがある。「いつだ?何処でだ?チケットはどうなってんだ?」
さぁ、そこからはネットにへばりつき。「萩原健一」でとにかく検索。「萩原健一 ライブ」「ショーケン コンサート」「萩原健一 リサイタル」(って旧いね。)etc…。情報が欲しかった。いくつかのコアなショーケンサイトさんの存在はもちろん知ってたから、そこの掲示板など首っ引きで張り付いてました。(お世話になりました。)そのうち、情報も段々と詳細に信憑性を帯びてきた。そしてついに。11月17日渋谷AX。公式に発表されたからには、もうたまらない。すわチケットは?
いやいや、ネットの利便性を痛感しました、この時ばかりは。あちこちの掲示板で情報交換。なるほどネット先行予約なんてのがあるのか。で?どうすればいいんだ?。。掲示板でも同じ悩み(ネット操作とか…)の往年のショーケンファン達。やっぱり皆さんそこそこいいお歳になられてるんだなぁと実感。時代ににわかに追従しはじめた自分。でゲットしました。AX分先行販売チケット。
手にしたチケット、冷静に眺め。一万かぁ。。まぁでも、13年ぶりの皮切りだし、ライブハウスみたいなところで、間近でショーケン観れるし、うん、値段はいいよ。え?ライブハウスみたいところで…、一万円で…、立ち見?あ、値段じゃないよ。体力持つのか、俺。件の掲示板の皆さんにも同じ思いの方々が。妙な連帯感。寄る年波の実感。ってまだ四十そこそこだったのに変に弱気でした。
…こうやって書いてるとあの時の自分の興奮ぶりを思い出す。ほんとにその事に懸命だった。ショーケンは「このライブを通して元気になって欲しい。」なんて事、言ってたなぁ。何をおためごかしな。と思ってたけど、ちゃんと元気にしてもらってました。たかがコンサートに、とにかく11月のその日までもう一色だったもの。なによりも生きてる意味って言っていいくらい。心に風を通してくれたよ。…大袈裟か。
ネット上でも、いくつかのサイトさんが統合して、ライブ応援サイトが立ち上がり、数々の熱っぽい書き込みを覗き、たまに自分でも書き込んでみたり。。一生懸命、楽しんでたけど、ふと思った。「そんなにショーケン好きだったか?」
二十歳そこそこのある時期、確かにコアに好きだった。でも、そこからの二十数年、果たしてそんなにショーケンのこと見てたかい?…そう面白いことに、この歳になって、またあらたにショーケンの魅力を発見していたのだった。
さて、しばらくは記憶の中にあるかぎりのライブレポート。西武球場や、ウェスタンカーニバルやら、もちろんエンター・ザ・パンサーやら。。。
ともかくも、その辺りの恋々とした我が想いを書き連ねていくうちには、何か見えてくるかな。。
一昨年の7月。そうこの頃からだったよな。「熱く」なり始めたの。もう2年前かぁ。。。

そう、この記事だよ。

2005年07月02日 20時11分48秒 | Weblog
ショーケン有罪、映画界は「使えない」 (日刊スポーツ) - goo ニュース
「使えない」そうかもしれないね。
最近、スコルバって水虫薬のCFタレントさんがショーケンに似てるって評判(一部で)。私もそう思った。
近頃の製作サイドでいいポジションに居るのは「あの時代」の洗礼を受けた人達だと思うのね。このCFでもこのタレントさんを起用して、この表情(↑)を引き出している。やっぱりあの時代、あの人へのリスペクトを感じる訳ですよ。このCFだけじゃない。あちこちにその片鱗あるでしょ?
「使えない」んじゃない。一緒に仕事をしたがってる制作者は多々いると思うよ。
こんな時だからこそ、今、ショーケンと仕事する価値、意味もあると思うしね。
まぁ、ただ後はスポンサーだなぁ。やっぱ「使いたくない」かなぁ。。。

ショーケンでブログを開設…。

2005年07月02日 19時27分25秒 | Weblog
いいのだ。誰に読ませる訳でもない。日記をしたためるだけだ。公然と。
確か、ショーケンの有罪判決記事からブログを起こしたはず。「この記事からブログを云々。。」その甘言についポチッとしてしまった。いいのだ。誰に…。
ショーケンの生き様に何を重ねる訳ではないが、五十半ばのその生き方は、齢十年の開きを追いかける自分に何かを投げかけてくる。
一時代を築いたが故に、今の在り方が語られる。多くは雄俊なその昔を憶い、今を嘆く。一方で、変わらない、いや変われない生き方に今の魅力を感じる見方と。
一体、ショーケン自身はどうなんだろう。今の生き方を悔いているのか、受け止めているのか。
いつの頃からか、身体的なハンディも抱え、それでも一歩を踏み出そうとした時にはその姿に計らずしも感動したものだった。2003年のライブ以降、また我が心に住み着いてしまったこの男。二十数年ぶりに我が心をかき乱したかと思いきや、立て続けに降板、事故、逮捕、恐喝疑惑、離婚…有罪判決。相変わらずスキャンダラスなキーワードを身に纏い。どこまで転がるんだショーケン。
私は歯を食いしばっている男を想像してしまう。ライブでもそうだっただろう。自らのハンディを曝すことで、観る側に何かを伝えてくれたんでなかったか。
萩原健一という生き方、十年を追いかける惑いっぱなしの自分。つらつらと書いていくうちに何か見えてくるだろうか。。。。