12月28日 初めての冬山登山・天狗岳日帰りガイド
今回は、松本市内在住のお兄さんお二人の初めての冬山の個人ガイドの依頼を賜り、平日の静かな天狗岳へご案内してきました。
中山峠付近より東天狗岳を望む
渋の湯より入山。朝イチはいいお天気でしたが、低気圧接近により午後から天気が悪くなる予報。
早朝、まだ星が輝いている時間に松本から車を走らせ八ヶ岳山麓へ・・・・ 頭の中は、なぜかユ~ミン、中央フリーウェイ♪ が流れているのでした。
さっと身支度を済ませ、登山道に入ってゆくといきなりのアイスバーン。ちょうどアイゼンワークの練習に良かった・・・
もうすぐ森林限界 めざす天狗岳が眼前に迫ってくる
歩き方のアドバイスなどしながら、順調に歩を進め、黒百合ヒュッテへ。お茶休憩させていただいたら、天候が崩れる前に山頂を目指してゆく。
お二人きりの貸切りだし、おそらくこの先、もっと嶮しい山を目指すことになるだろうからということで、ロープワークのいい機会に・・・・ ハーネスを装着し、ショートロープで確保しながら頂を目指してゆくのでした。
12月は寒暖の差が激しかったせいか、思ったより雪は増えてなかったです。1か月前に来た時より雪が少なく感じるくらいでした。
順調に東天狗岳に登頂!
お疲れさまでした。ありがとうございました。
まだこの周辺は雪は降り始めていない。ギリギリ間に合って、南八ヶ岳方面の展望も楽しめました。
天狗岳山頂より、南八ヶ岳方面を望む
いつかはあの主峰に冬期登頂かな?
またよろしくお願いします。
稜線に響け!!
こちらのお兄さんはトランペットをやっているそうで、愛器を背負って登り、山頂でこんな記念写真を撮るのが趣味だそうです。
元気な、楽しい若者二人組でした。
またご一緒する日を楽しみにしています。
よい年をお迎えください。
順調に下山し、登山口に戻るころには小雪が舞い始めた八ヶ岳一帯。茅野市街では徐々に本降りになってきて、松本ICを下りるころには本格的な降雪、最悪の路面状況でした。(>_<)
ちょうど仕事納めの方々の帰宅ラッシュも重なり、道路は大渋滞・・・・松本ICから我が家までたった10kmの距離がなんと2時間もかかり、へとへとになって家に帰ったのでした。ハァ~
皆さんも、雪道の運転はくれぐれもご注意ください。
明日は、今年最後のアップを山上から行う予定です。
今回は、松本市内在住のお兄さんお二人の初めての冬山の個人ガイドの依頼を賜り、平日の静かな天狗岳へご案内してきました。
中山峠付近より東天狗岳を望む
渋の湯より入山。朝イチはいいお天気でしたが、低気圧接近により午後から天気が悪くなる予報。
早朝、まだ星が輝いている時間に松本から車を走らせ八ヶ岳山麓へ・・・・ 頭の中は、なぜかユ~ミン、中央フリーウェイ♪ が流れているのでした。
さっと身支度を済ませ、登山道に入ってゆくといきなりのアイスバーン。ちょうどアイゼンワークの練習に良かった・・・
もうすぐ森林限界 めざす天狗岳が眼前に迫ってくる
歩き方のアドバイスなどしながら、順調に歩を進め、黒百合ヒュッテへ。お茶休憩させていただいたら、天候が崩れる前に山頂を目指してゆく。
お二人きりの貸切りだし、おそらくこの先、もっと嶮しい山を目指すことになるだろうからということで、ロープワークのいい機会に・・・・ ハーネスを装着し、ショートロープで確保しながら頂を目指してゆくのでした。
12月は寒暖の差が激しかったせいか、思ったより雪は増えてなかったです。1か月前に来た時より雪が少なく感じるくらいでした。
順調に東天狗岳に登頂!
お疲れさまでした。ありがとうございました。
まだこの周辺は雪は降り始めていない。ギリギリ間に合って、南八ヶ岳方面の展望も楽しめました。
天狗岳山頂より、南八ヶ岳方面を望む
いつかはあの主峰に冬期登頂かな?
またよろしくお願いします。
稜線に響け!!
こちらのお兄さんはトランペットをやっているそうで、愛器を背負って登り、山頂でこんな記念写真を撮るのが趣味だそうです。
元気な、楽しい若者二人組でした。
またご一緒する日を楽しみにしています。
よい年をお迎えください。
順調に下山し、登山口に戻るころには小雪が舞い始めた八ヶ岳一帯。茅野市街では徐々に本降りになってきて、松本ICを下りるころには本格的な降雪、最悪の路面状況でした。(>_<)
ちょうど仕事納めの方々の帰宅ラッシュも重なり、道路は大渋滞・・・・松本ICから我が家までたった10kmの距離がなんと2時間もかかり、へとへとになって家に帰ったのでした。ハァ~
皆さんも、雪道の運転はくれぐれもご注意ください。
明日は、今年最後のアップを山上から行う予定です。
2012年12月22日~24日 冬の北アルプス・燕岳ガイド
年末恒例の冬の北アルプス・燕岳ガイドに行ってきました。2日目、燕山荘に登る日は昼ごろから急速に天候が崩れ始め、合戦小屋から上部は吹雪の中の登山となりました。燕山荘周辺では冬山の洗礼を浴びるようなものすごい寒風が吹きつけていましたが、皆さん頑張って登り、無事に山荘へ。古巣・燕山荘では、のんびり快適な滞在も楽しみ、最終日の劇的な天候回復もあり、素晴らしい展望にも巡り合え、心に残る素敵な山旅となったこと思います。
12月23日 合戦尾根第3ベンチにて
燕山荘に登る日、朝からいいお天気に恵まれました。
でも、昨日雨や湿った雪をもたらした低気圧が東の海上に遠ざかって冬型の気圧配置になる前の一時晴れ・・・・
いつまでこの晴天がもつかな・・・・・
なんとかお天気の良いうちにできるだけ上に行ってしまいたいな、でもペース配分に注意して進んでいくのでした。
合戦の頭にて
合戦小屋に着くころから急速に天気が崩れ始める。ささっと昼食を済ませ、防寒装備をしっかり身にまとい、完全防備?で燕山荘を目指す。
合戦の頭まで来ると、いよいよ吹きさらしの森林限界。時々やってくる強風に耐風姿勢をとりながらゆっくりだけど、着実に登っていくのでした。
燕山荘の西側では、いつものように、いやいつも以上の強風が吹き付けてきたけど、最後の150mをなんとか乗り切り、山荘到着。足元は、しっかり踏まれたいいトレースができていたので、順調に予定通りに到着できました。お疲れさまでした。
外は吹雪、山頂はあきらめ、小屋の中でのんびり暖をとり、山談義。吹雪のことは忘れ、しばし楽しいひと時でした。
写真は・・・・有名な Iガイドさんや小屋の同宿者の皆さんとししゃもを炙って一杯やっているところです(^_^;) 美味しくいただきました。ご馳走さまでした。
キラキラの元職場・燕山荘のクリスマス・・・
外は吹雪でも中はこたつやストーブで快適な滞在でした。
山荘の皆さん、寒い中、お疲れ様です。快適な滞在をありがとうございました。
さて、夜の部も大変楽しく盛り上がり、明日の晴天にかけて
12月24日 イブの朝 最高のクリスマスプレゼント
早朝7時前、ご来光直前の燕岳
半ばあきらめていたこの日の天候ですが、明るくなってきた頃から徐々に山頂が顔を出し始める。
これなら行けるかも! と、さっと朝食を済ませ、すぐに身支度を整え、山頂に向かって出発!
歩きだしてすぐにご来光を迎える。
ふと空を見上げると、一面ピンク色に染まっている・・・・
イルカ岩くん
昨日の猛吹雪に耐え、すっかり雪化粧した厳冬の姿です。
目指す燕岳も輝き始めた!
ご来光
ご来光を迎えると、急速に天候が回復し始める。
幸い風は穏やか。気温は-19度だが、風が弱いのでそれほど寒さは苦にならない。
そんなことより、刻一刻と変わっていく山稜の表情が素晴らしい! スゴイ!!
なんだか分かりますか?
ライチョウ君、朝の散歩に出てきたみたいです。
まだ通り過ぎたばかり、出来立てほやほやの足跡です。
燕山荘方面を振り返る。
ハァ~~~ 黄金に輝く山稜が美しぃ~~
山頂直下、メガネ岩付近より燕山荘方面を振り返る。
もうすぐ山頂
無事に登頂!
大変、お疲れさまでした&ありがとうございました。
真っ白に輝く北燕岳をバックにバンザ~イ!
燕岳山頂より、隣の北燕岳を望む。
コマクサの一大群落地の北燕岳ですが、この時期は、強風に耐えて、ひっそりとしています。
燕山荘に戻り、珈琲タイムでホッと一息。
下山開始前に、燕岳をバックに記念写真。
ご参加いただきまして、誠にありがとうございました。お疲れさまでした。
たまには私も一緒に。
今回もステキな山旅をありがとう!
燕岳よ。また来年!
ゴリラ岩くんもすっかり雪化粧。
燕山荘から下山開始直前に憧れの槍ヶ岳がやっと顔を出してくれた!
合戦尾根上部、後ろ髪惹かれる思い・・・・とでも申しましょうか。
劇的な朝のドラマでした。
でも、よ~く見ると、すでに次の寒気の吹きだしによるガスが稜線にかかり始めている。
中房が近付くにつれ、雪雲がだんだん厚くなり、午後は本格的な降雪の中をてくてくと中房線を歩いて下りたのでした・・・・
ドンピシャッのタイミングでの燕山荘滞在&燕岳登頂の山旅でした。
合戦尾根上部、白珊瑚のような雪化粧したダケカンバと透き通るような青空が美しかった・・・・
寒い中、大変、お疲れさまでした&ありがとうございました。
また一緒に歩きましょう! 今後ともよろしくお願いします。
よい年をお迎えください。
下山はあっという間。でも急速に再び天候が崩れ始め、中房温泉で昼食をとっていると本格的な降雪となりました。
ジャンジャン雪が降りしきる中、てくてくと中房線を歩いて師走の安曇野へと下りて行きましたとさ・・・・
さぁ、あっという間に今年もあとわずか。来年もよい年となるよう、最後の1週間もがんばります。
ご一緒する皆様、どうぞよろしくお願いします。
年末恒例の冬の北アルプス・燕岳ガイドに行ってきました。2日目、燕山荘に登る日は昼ごろから急速に天候が崩れ始め、合戦小屋から上部は吹雪の中の登山となりました。燕山荘周辺では冬山の洗礼を浴びるようなものすごい寒風が吹きつけていましたが、皆さん頑張って登り、無事に山荘へ。古巣・燕山荘では、のんびり快適な滞在も楽しみ、最終日の劇的な天候回復もあり、素晴らしい展望にも巡り合え、心に残る素敵な山旅となったこと思います。
12月23日 合戦尾根第3ベンチにて
燕山荘に登る日、朝からいいお天気に恵まれました。
でも、昨日雨や湿った雪をもたらした低気圧が東の海上に遠ざかって冬型の気圧配置になる前の一時晴れ・・・・
いつまでこの晴天がもつかな・・・・・
なんとかお天気の良いうちにできるだけ上に行ってしまいたいな、でもペース配分に注意して進んでいくのでした。
合戦の頭にて
合戦小屋に着くころから急速に天気が崩れ始める。ささっと昼食を済ませ、防寒装備をしっかり身にまとい、完全防備?で燕山荘を目指す。
合戦の頭まで来ると、いよいよ吹きさらしの森林限界。時々やってくる強風に耐風姿勢をとりながらゆっくりだけど、着実に登っていくのでした。
燕山荘の西側では、いつものように、いやいつも以上の強風が吹き付けてきたけど、最後の150mをなんとか乗り切り、山荘到着。足元は、しっかり踏まれたいいトレースができていたので、順調に予定通りに到着できました。お疲れさまでした。
外は吹雪、山頂はあきらめ、小屋の中でのんびり暖をとり、山談義。吹雪のことは忘れ、しばし楽しいひと時でした。
写真は・・・・有名な Iガイドさんや小屋の同宿者の皆さんとししゃもを炙って一杯やっているところです(^_^;) 美味しくいただきました。ご馳走さまでした。
キラキラの元職場・燕山荘のクリスマス・・・
外は吹雪でも中はこたつやストーブで快適な滞在でした。
山荘の皆さん、寒い中、お疲れ様です。快適な滞在をありがとうございました。
さて、夜の部も大変楽しく盛り上がり、明日の晴天にかけて
12月24日 イブの朝 最高のクリスマスプレゼント
早朝7時前、ご来光直前の燕岳
半ばあきらめていたこの日の天候ですが、明るくなってきた頃から徐々に山頂が顔を出し始める。
これなら行けるかも! と、さっと朝食を済ませ、すぐに身支度を整え、山頂に向かって出発!
歩きだしてすぐにご来光を迎える。
ふと空を見上げると、一面ピンク色に染まっている・・・・
イルカ岩くん
昨日の猛吹雪に耐え、すっかり雪化粧した厳冬の姿です。
目指す燕岳も輝き始めた!
ご来光
ご来光を迎えると、急速に天候が回復し始める。
幸い風は穏やか。気温は-19度だが、風が弱いのでそれほど寒さは苦にならない。
そんなことより、刻一刻と変わっていく山稜の表情が素晴らしい! スゴイ!!
なんだか分かりますか?
ライチョウ君、朝の散歩に出てきたみたいです。
まだ通り過ぎたばかり、出来立てほやほやの足跡です。
燕山荘方面を振り返る。
ハァ~~~ 黄金に輝く山稜が美しぃ~~
山頂直下、メガネ岩付近より燕山荘方面を振り返る。
もうすぐ山頂
無事に登頂!
大変、お疲れさまでした&ありがとうございました。
真っ白に輝く北燕岳をバックにバンザ~イ!
燕岳山頂より、隣の北燕岳を望む。
コマクサの一大群落地の北燕岳ですが、この時期は、強風に耐えて、ひっそりとしています。
燕山荘に戻り、珈琲タイムでホッと一息。
下山開始前に、燕岳をバックに記念写真。
ご参加いただきまして、誠にありがとうございました。お疲れさまでした。
たまには私も一緒に。
今回もステキな山旅をありがとう!
燕岳よ。また来年!
ゴリラ岩くんもすっかり雪化粧。
燕山荘から下山開始直前に憧れの槍ヶ岳がやっと顔を出してくれた!
合戦尾根上部、後ろ髪惹かれる思い・・・・とでも申しましょうか。
劇的な朝のドラマでした。
でも、よ~く見ると、すでに次の寒気の吹きだしによるガスが稜線にかかり始めている。
中房が近付くにつれ、雪雲がだんだん厚くなり、午後は本格的な降雪の中をてくてくと中房線を歩いて下りたのでした・・・・
ドンピシャッのタイミングでの燕山荘滞在&燕岳登頂の山旅でした。
合戦尾根上部、白珊瑚のような雪化粧したダケカンバと透き通るような青空が美しかった・・・・
寒い中、大変、お疲れさまでした&ありがとうございました。
また一緒に歩きましょう! 今後ともよろしくお願いします。
よい年をお迎えください。
下山はあっという間。でも急速に再び天候が崩れ始め、中房温泉で昼食をとっていると本格的な降雪となりました。
ジャンジャン雪が降りしきる中、てくてくと中房線を歩いて師走の安曇野へと下りて行きましたとさ・・・・
さぁ、あっという間に今年もあとわずか。来年もよい年となるよう、最後の1週間もがんばります。
ご一緒する皆様、どうぞよろしくお願いします。