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O大T研 競馬部会報

馬券買いに於して勝つこと甚だかたし ただ自己の無理をせざる犠牲に於して馬券を娯しむこと

アメリカで将棋を広めたい井川

2006-11-28 03:22:58 | その他
井川「米国で将棋を広めたい」(スポーツ報知)

見出しを見たときには「おいおい、おまえのやるべき事はそんなことじゃないだろ」と爆笑してしまいましたが、読んでみるとフツーの記事。井川は無類の将棋好きだそうですが、井川だけでなく、タイガースでは将棋好きな選手が多いそうです。しかしこの見出しをつけた記者は井川の何かを皮肉っているように感じるのは、私だけでしょうか。私だけでしょうね、ハイ。だけど井川慶伝説を読むと、どうもそう勘ぐりたくなってしまいますが。コレどこまで本当か分からないけど。

伝説といえば、学部時代にいた「師匠」とよばれていた人は数々の伝説を提供してくれた。いつも2ちゃんねるの「吉野家コピペ」をひたすらうれしそうに呟く不思議クンだったが、今ごろ何をしているのだろうか・・・。授業中にヨダレを滝のように流しながら寝ていたことはご愛嬌。このご時世にポシェットをつけてチェック柄のシャツに淡い青色のジーンズというよりかはGパン、ゴツいナイキのスニーカーで前かがみに早歩きする彼の姿は500m離れていても容易に確認できたものだが・・・。彼は又吉イエスを崇拝していた。そんな彼でも就職できたのだから、世の中は広い。超がつくほどのマイペース人間にも活躍の余地はあるのだ。いろんな人を受け止める器の大きさが世の中にはあるもんです。

ボジョレ・ヌーボー解禁

2006-11-16 02:21:32 | その他
ボージョレ解禁、試飲なしでも真夜中のにぎわい (Yahoo!ニュース 読売新聞)

毎年この時期になるとよく聞く単語が・・・そう、「ボジョレ・ヌーボー」なるシロモノが解禁したそうです。

昔、「ぬーぼー」というモナカ生地のなかにチョコレートをいれたウマイお菓子がありました。子供のころは「ボジョレ・ヌーボー」とはこの「ぬーぼー」の期間限定版なんだとずっと信じていたのですが、もちろん違います。

「ボジョレ・ヌーボー」とはフランスのボジョレという地域でとれたぶどうで作った新酒のことだそうで。「ヌーボー」とはフランス語で「nouveau」(新しい)の意味。

ウチの研究室にいるフランス人が、去年のこの時期にボジョレ・ヌーボーを美味そうに飲んでいる日本人を見て「なんであんなクソワイン嬉しそうに飲んでるんだ?」と不思議がっていました。フランスではボジョレヌーボーはかなり廉価でみんなテキトーに飲むワインだそうです。それを知ると、毎年、ワイン通を自認する人々が「ことしのヌーボーは○○だね~」と自慢気に語る姿がなんだか面白いですが。

まあ、フランスの流儀が全て正しいというわけでは無いし、日本には日本なりの飲み方があっていいのでは。「ボジョレ解禁」もほとんど風物詩というかお祭りのようなもんですね。なんかワインメーカーに踊らされている気がしますが。

くりぃむナントカ 「第2回長渕剛ファン王決定戦」を見る

2006-10-18 13:39:42 | その他
月曜深夜の「くりぃむナントカ」に長渕剛がでてました。私は鹿児島出身ながら、とりわけ長渕のファンでもなくただ同郷の有名人という感覚でしかなかったのですが、いざ見てみると・・・

いやー、感動した! 鳥肌がたつとはまさにこのこと。

出だしからエンジン全開の長渕剛!まさに聞く者を圧倒する歌声。2曲目の「激愛」なんて、まあ、なんですかあれ!サブいぼ出まくりですよ!やはり歌はライブで聴かないといけないもんですね。まあライブとはいえテレビでしたが・・・。

途中にあった「KAGOSHIMA中央STATION」。鹿児島市出身だけに、胸に来るものがありました。長渕の郷土愛が全面に出てましたね。

番組の途中、司会の大木アナが「私も男に生まれて、鹿児島に生まれたかった」と言っていましたが、まさに男に、鹿児島に生まれた自分の境遇を初めて誇りに思ってしまいました。

長渕ビギナーな自分ですが、唯一知っていた「ろくなもんじゃねぇ」はテレビの前でいっしょに叫んでしまった。

最も胸にきたのは「東京青春朝焼物語」。

”今日からおれ、東京の人になる”

この一節に、地方から東京にきた人々の覚悟と決意が凝縮されていて目頭が熱くなりました。私は大阪に行きましたが、地方から都会に行く者の気持ちはみな同じ。期待と不安が入り混じりながら、最後は覚悟を決めて故郷を出て行くものです。同じ気持ちを歌った歌にチューリップの「夕陽を追いかけて」という歌があります。この歌では、

”戻っちゃだめと 自分に言った 切り捨てたはずの 故郷だから”

と、同じ気持ちを表現しています。「上京」をテーマにした曲に共感できるのは地方出身者の特権ですね。

それにしても素晴らしい時間を与えてくれた長渕剛と「くりぃむナントカ」に感謝です。録画して3回も見てしまった。早速、長渕を聴きに久しぶりにCDでも買いますか。

カチンコチンのナカちゃん

2006-09-04 16:59:59 | その他
冷凍室で眠るナカちゃん…今後どうなるの!?(スポーツ報知)

あのアイドルアザラシ「ナカちゃん」が死んでしまった・・・。といってもナカチャンなんていうアザラシがいたことさえこの記事を見て初めて知ったのだが。

とにかくこの記事、表現が面白い。一連のナカちゃん騒動を皮肉たっぷりに書いている。

”「悲しくて今後を話し合っている場合じゃない」と、ショックから立ち直れない様子の市関係者。”
”「身の振り方」決定まではカチンコチンに凍ったままの状態”
”当のナカちゃんは徳島動物園の業務用冷凍庫で、動物たちのエサとともに保存されている。”

もう表現が皮肉たっぷり(笑)。この記者、相当疲れていたのか?「こんな騒動につきあってられるか!」といった心の声が聞こえてきそうだ。正直、「動物のエサといっしょに保管されている」なんて情報まで書く必要は無いのでは(笑)

タマちゃんから綿々と受け継がれる動物ネタの系譜。いつぞやは「風太くん」なんてアライグマ(?)もいたっけ。ついには動物というカテゴリーさえもボーダレス化し、「ど根性大根」なんてのも話題になった(笑)。あれはどうなったんだ?

ふらっと現れた愛くるしい動物よりも、その動物に翻弄される人間たちの姿のほうがよっぽど面白く興味深い。この記事は、その事実を婉曲的に表現しているような気がします(笑)。

本当の「シュール」 NHKみんなのうた「誰も知らない」

2006-08-19 03:17:35 | その他
「シュール」
シュールとは、現実離れしたさま、普通の理屈では説明できないさま、難解で奇抜なさま、幻想的なさま、不条理なさま、意外なさまを指す言葉。

何か表現に困るような印象を伝えるとき、「シュールやなぁ」と言ってごまかすのは最近の風潮だ。

しかし、本当の「シュール」ってなんだろうか?そんなことを考えていた矢先、姉から「おもしろい歌がある」といってこれを紹介された。

You tube 「みんなのうた 誰も知らない」

こ、これは・・・何?全身に得体の知れない衝撃が走った・・・。

まさに「???」の世界だ!

お星様をプッチンともいで、こんがり焼いて、しかも急いで食べて、さらにはおなかこわした・・・。しかも「オコソトノ、ホッ」ってなんなんだよ(笑)

無意味だ、まさに無意味だ!考える必要なんてまったくない!というか、深く考えても無駄だ!しかしなぜか深い意味を見つけようとしてしまう・・・。

全く理屈にかなっていないが、なにか深いものを感じずにはいられない。そうか、これをシュールというのか。

本当のシュールがわかってスッキリしたのだが、頭の中ではこの歌がさんざんリピートされ、しばらくはもやもやが続きそうである。

亀田興毅の世界マッチ 真の勝者はT-BOLANだ

2006-08-04 01:55:26 | その他
さて、試合後も日本中を巻き込む亀田旋風。

大方の見方は「亀田の負け」。TBSには判定に抗議する電話が6万件にものぼったらしい。正直、「電話してもなあ・・・」と思いますが。それだけ怒りのぶつけようが無かったという事でしょう。そして、それほどに今回の判定は一般的に納得のいかないものだったということです。

今回分かった事は、結局ボクシングも興行ということです。およそスポーツとは言い難い。私はボクシングの見方を間違っていました。「暗黙の了解」を了承して楽しめる者だけ楽しめばいい、ただそれだけのことです。今回の判定に是非はあるでしょうが、それらも含めて楽しめばいい。

それよりも、今回の世界タイトルマッチの真の勝者、チャンピオンは誰がなんと言ってもT-BOLANのARASHI MORITOMOでしょう。あれほどにアバンギャルドでエキセントリックな君が代を聞いた事があるでしょうか。少なくとも私は聞いた事が無いと断言できる。その余りの衝撃に、失笑を通り越して畏敬の念さえ覚えてしまったほどだ。

今回もう一つ分かった事は、「君が代」には無限の可能性があるということです。国歌として歌いなれた「君が代」にあれほどのアレンジができるとは・・・。君が代に無限の可能性を与え、さらに日本中に強烈なインパクトを与えたT-BOLANのARASHI MORITOMOこそが真の勝者といえるのは間違いないでしょう。

T-BOLAN 大友嵐士 国歌斉唱 (You tube)

亀田興毅 勝利したが・・・

2006-08-02 23:46:07 | その他
亀田興毅、判定で世界ライトフライ級王座獲得 (読売)

亀田興毅(19)がWBA世界ライトフライ級王座決定戦で同級1位のファン・ランダエタ(27)(ベネズエラ)を判定で下し、世界王座を獲得した。

はっきり言って「おいおいマジかよ」といいたくなるような判定勝ち。大学の研究室で試合を観戦していましたが、試合終了と同時に研究室内は「亀田良く頑張った」「まだ若いし、次があるさ。次頑張れ」という亀田負けムードに。しかし数分後、まさかの判定勝ちに「えっ!?・・・なんで?」誰もが耳を疑いました。

誰がどう見ても勝利は難しい内容でした。たとえジャッジのアヤで勝利は正当なものであったとしても、あの内容では誰にとっても印象は良くないでしょう。

判定は人間が行うため、不可解な結果は起こり得るものです。しかし、誰がなんと言おうと結果は結果。そういう意味では、亀田は立派なチャンピオンです。

ところが今回は主人公のキャラクターがああいうキャラであったために、玉虫色の結果はなんとも後味が悪い。正直、シラケてしまった。

今日、亀田興毅は勝ちました。しかし、勝つならもっとスッキリした形で勝って欲しかった。

もしかしたら、今日の結果は単純に負けるよりも良くない結果かもしれません。

中田英寿 引退

2006-07-04 14:21:07 | その他
サッカー:中田 MBA取得へ 第2の人生は実業家

世界のナカータが引退しました。HPで発表するのがナカタらしいですね。まるでミュージシャンみたいだ。

ナカタといえば最初にテレビでナカタを見たのは日清ラーメン「ラ王」のCMで、当時「前園さんの言うとおり~」でおなじみだった前園真聖の子分役で出ていました。

それが10年くらい前。10年後には日本サッカーの象徴的存在になっていたわけですから、人生は分からない。

ここから10年後のナカタも全く読めませんね。何らかの形でサッカーにかかわってほしいですが。

いずれにせよこれで日本サッカーの世代交代は急速に進むでしょう。

今、政見放送が熱い ~内田裕也と三井理峯~

2006-05-18 02:01:51 | その他
今、政見放送が熱い。

キッカケは某有名ニュースサイトで紹介された1991年東京都知事選 内田裕也 政見放送

出だしはアナウンサーによる立候補者の紹介なのだが、そこから既に内田ワールド炸裂。ブルーバックに大きく「東京都知事候補・無所属・内田裕也」の文字。「ロックンロールライフを高校生から続けている。ロック・イズ・ラブ・アンド・ピース運動」という紹介文を真面目に読むアナウンサー。画面は内田氏に・・・

黒いバンダナ、黒いジャケット姿の内田裕也は何の疑いもなくおもむろに熱唱!なんてシュールな・・・

この内田裕也政見放送も相当おもしろいのだが、世の中、上には上がいるものだ。

内田裕也を軽々上回る怪物、彼女の名は三井理峯

彼女というにはおこがましい、79歳(当時)のばあさんだ。

なんと彼女もこの「'91都知事選」に立候補していた!残念ながら音源しか残っていなかったのだが、その内容たるや想像を絶する。

出馬理由を簡単にまとめると、「東北の後生掛温泉を命からがら逃げたのだが、NHK秋田放送局が大層誰でも行きたくなるような宣伝をしたことに腹を立てたから(?)」三井女史いわく、「知らずに行くと、アタクシのような目に遭って殺されます。(NHKは)取り消しの要求にっ、応じませんっ。」(??)

もう既にシュールを通り越してこの人はやばいんじゃないかと思ってしまうのだが、その先はさらに想像を絶する内容。詳しくはGoogleで「三井理峯 政見放送」と検索していちばん上にでてきたページを見てほしい。おそらくこの人としてはマジメに話しているつもりなのだが、言いたい事が多すぎて思った事が次から次へと口に出てしまうのだろう・・・。それにしても話の途中にいきなり「三井理峯、今日初めて庭木にミンミンゼミを聞くっ!」には脱帽・・・。もう腹がよじれて息ができないほど笑ってしまった。

何が面白いのかというと、この人たちはネタでもなんでもなく真剣そのものなのだ。彼等は「自分が東京を救わなければ」と本気で思っている。その熱い思いに誰がブレーキをかける権利があろうか?その方向性がどんなにあさっての方向を向いていようが、法に抵触しないかぎり誰にでも止められないのだ。そう、もはや誰にも・・・。

そんな彼らを見ていると、自分の悩みがアホみたいに小さな事のように思え、元気すら出てきます。

意外なところで彼等の存在は役に立っているのです(笑)

ヤング101に昭和のパワーを見た (NHKアーカイブス「ステージ101」)

2006-03-27 13:56:29 | その他
昨日のNHKアーカイブスをみた人はどれだけいるだろうか。何気なくつけたテレビ、何気なく映ったNHK。そこに登場したのは、今までに見たことの無い衝撃と驚愕の映像だった。

「ステージ101」

1970年~1974年に放送されたNHKの、おそらく当時の流行の先端を突っ走っていたであろう歌番組。当時のナウなヤングたちに支持されていたのだろうか。番組の担当者には宮川泰、中村八大などの著名な作曲家を抱えている。しかしその内容は、時代のうつろいを感じさせると共に、ある意味ひじょうに新鮮であった。

時代を感じさせる色調のシャツと白いジーンズ(パンタロン?)の若い男達、オレンジの蛍光色ワンピースと白いハイソックスで統一された若い女達、「ヤング101」といわれる彼等が、一糸乱れぬ見事なダンスを披露!そして「人類皆兄弟!楽しく一緒に歌おうよ!」といった雰囲気で肩をくみあい歌いだす。それはまさに、北〇鮮のマスゲームを彷彿とさせる驚愕の映像。いったい30年前の日本とは・・・

曲の間はヤング101の中心人物と思われる3、4人がNHKよろしく台本丸暗記のグダグダなトークを披露。お茶らけた雰囲気をかもし出そうとしているその努力が全て空回り。

さらにヤング101中で作られたユニットが登場。まずは男2人のフォーク・デュオ、その名もワカ&ヒロ!。曲はデゴイチ。これが結構いい歌なんだわ・・・。次に登場したのは女3人組のお色気(?)グループ、チャープス!ひたすらアッアオー、アッアオーと歌いまくる彼女たち・・・。

この異様な軍団の歌の間には、シックな感じで登場するメンバーも。とくにキャロル・キングの「君の友達」はよかった。選曲センスの良さを感じたが、この番組でまともな部分はここだけか。

最後はヤング101メンバー勢揃いで歌いだす。曲目は「明日にかける橋」「レットイットビー」「涙をこえて」などをポップス調メドレー形式で披露。ここでもマスゲーム的ダンスは健在。そしてヤング代表が涙ながらにブラウン管の向うにいる視聴者にお礼・・・どうやら最終回のようだ。

彼等には、いやらしさのない爽やかさを感じた。それは、今の時代の若者が忘れている類の純粋さそのものである。そして、画面のむこうにいる視聴者にも、時代を超えてヤング101との連体感を感じさせていた。そこには近代日本を作り上げてきた「昭和の若者」の有り余るパワー、行き場の無いパワーが溢れていた。

ヤング101は古き良き昭和時代の鏡だったのかもしれない。

しかし復活するとは・・・

今の時代から見たら異様に感じるが、当時ではそれが普通だったのかもしれない。当時のテレビ番組は、どんな教科書よりも時代の風をはっきり理解させてくれる。そういう意味で、私はNHKアーカイブスが好きだ。