みなさん、こういう時期だからこそ大切にしてほしいものがあります。
それは日本がつないできた「お互い様」の文化、伝統です。
顔が見えるモノづくり。
数字で測れない価値を育て、その子を一生導いていく種まきとしての公教育。
お互いさまの精神に基づき、保険証さえあればだれでも治療が受けられる国民皆保険。
組合員同士がみんなの幸せのために出資しあい地域の農林漁業の支援から貯金、保険などの事業を行い農林漁業従事者でなくても加入できる農林漁業協同組合。
だれも取り残さず、一人はみんなのためにを柱に、ともに発展していくことをめざしています。
誰もが誰かに助けられて生きていることに気づかせる共同体の存在。
このように私たちが受け継いできた、他社を思いやる想像力と知恵を使って支えあう豊かなコミュニティや、長いスパンで物事を考える姿勢をこういう時こそ守り、国のすみずみによみがえらせましょう。