ウィルコムは、5月27日付けで加入者数が400万人を突破したと発表した。
これまで同社の契約数は、前身のDDIポケット時代である1998年7月に361万7,000契約を記録した後、純減傾向となっており、一時は300万契約を切った時期もあった。その後、カーライルグループと京セラによって買収され、社名をウィルコムに変更した後、2005年12月末には365万1,000契約と最高契約数を更新。DDIポケット時代を含め、ウィルコムの加入者数が400万人を超えたのは今回が初めてとなる。同社では「音声定額やAIR-EDGEなど、定額料金という点を評価していただけているのではないか」とコメントしている。
詳細な数値は明らかにされていないが、同社によれば、音声定額のユーザー数は100万人を超えており、音声端末のユーザーとデータ通信のユーザーは、6:4という割合になるという。また冬モデル以降、ウィルコムブランドの音声端末では新機種がリリースされていない状況だが、「具体的なことは申し上げられないが、次の目標に向けて頑張っていきたい」(同社広報)としている。
(2006.5.29/impress Watch)