11月も中盤を過ぎ、来月はいよいよ師走、12月です。
1年ってこんなに短かったっけ?と感じるようになってからどのくらいが立つでしょう
年末になると、我々ペットショップはトリミングとペットホテルのご予約でなかなか忙しい季節に突入いたします。
毎年決まってお正月のホテルをご利用いただいているお客様が沢山いらっしゃいます。
お預かりの時に、「また会えたね!」なんて言う子も沢山います。
今年、お家に初めて仔犬を迎えられた飼い主様は、今回が初めての年末、年始と言うことになりますね。
その中でもお出かけのご予定のある飼い主さんは「ペットホテルはどうやって選べば良いんだろう?」なんて言う悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか?
札幌市内でも200件前後、これだけ沢山のペットショップがあると、ペットホテルの内容もお店によって様々です。
まず第一に考えられるのは「安心して愛犬を預けられる」と言うことだと思います。
私どもファティーランドでは、飼い主様が「安心してお預けいただける」為に、次のようなことに取り組んで来ました。
- 清潔な環境でお預かりをすること
- 飼い主から離れて不安を持っている犬達に、少しでもストレスをかけないこと
- 排便、排尿、食事の様子、健康状態を、1頭1頭確実に把握をすること
- お預かりしたときと変わらない状態で、飼い主様にお返しを出来る事
これらの事柄は当たり前のことですが、完璧にそれを実行し結果を出すのは意外とと難しいことだと思います。
過去にどちらかのペットホテルに御愛犬をお預けになられたことのある飼い主様の中には、次のような経験を成されたことのある方も少なくないと思います。
- 家に帰ってきたらげっそりとやせてしまっていた
- 家に帰ってきてしばらく嘔吐や下痢が続くなど、体調を壊してしまった
- 挙動不審、おびえなど、今までしなかった異常な行動をするようになった
- 預ける前に較べて極端に汚れたり、毛がもつれていたり、悪臭がした
- 病気がうつって帰ってきた
最後は極端な例かもしれませんが、これらは全て実際にお客様からお聞きしたことのある事ばかりなんです
このようなことがあると、お店に対しての信頼はがた落ちです。
何より、当事者である犬達には本当に可愛そうなことです。
ペットホテルで御愛犬をお預かりしている間、お家と同じような、絶対的ノンストレスな環境というのは厳密に不可能です。
ファティーランドは、本来がドッグショーに出る犬達をお預かりし、健康管理をするボーディングケンネルがスタートです。
ですので、様々な性格の犬達にアジャストした管理を容易に実現することが出来ます。
犬達の世話をする人間を制限し、お預かりしている間にいち早く我々と犬達とのコミュニケーションを親密に持ち、信頼関係を結ぶことが第一段階です。
このステージを乗り越えることが出来れば、御愛犬たちは次の機会からも喜んでお店に来てくれるようになります。
細かなノウハウをここで述べることは出来ませんが、この技術、道内のあらゆる施設に対して大きなアドバンテージを持っていると自負しております。
ペットホテルをお考えの飼い主様には、是非一度お試しいただければと思います。
あ、ここで大切なことがあります。
お預かりするにあたっては、1年以内に混合ワクチンを接種していることが必須です。
毎年のワクチン追加接種をされていない飼い主さんって、意外と多いんです。
でも、お預かりする全てのワンちゃんがワクチンの接種を行っていないと、いつ喜ばしからざる病原ウイルスが当店に入ってしまうかわかりません。
すべての飼い主様に安心してお預けいただくために、お預かり時に1年以内のワクチン接種証明書を確認させていただいております。
たとえ当日であったとしても、これが確認出来ないワンちゃんは、その場でお断りをさせていただいております。
最後の接種から1年以上の時間が経ってしまったワンちゃんの飼い主様にご注意です。
お預けになる予定日から逆算して、2週間前までにワクチン接種を行ってください!
それと、お預かりをする際には「同意書」の内容をご確認いただき、サイン捺印をいただいております。
また、ご使用になられているお薬がある場合には、必ず日数分以上をお持ちいただくこと。
普段使用しているドッグフードの種類と1回分の分量をわかるようにしていただくこと。
緊急時のご連絡先をはっきりとしていただくこと。
初めてご利用いただく飼い主様には、身分証明書のご提出を御願いする場合も御座います。
これら全てを実行することで、お預かりした時と同じ状態で大切な御愛犬を飼い主様にお返しすることが可能となります。