梅雨の末期、連日の雨の前に、
小さなお母さん（樹）の負担を減らすべく収穫した中の、
紫とうがらしを試食したときのテストの一つ。
紫とうがらしに関して、お借りした説明では...
辛いものが混じることがまずなく、果肉は厚い目で柔らかく、
中の種も柔らかくて、焼き物、炒め物、天ぷら、つくだ煮など幅広く料理に使用できる。
ピーマンやシシトウが嫌な人や子どもも喜んで食べる、大変美味しいとうがらしだが、
残念ながら、熱を加えるとその特徴ある紫色は消えて、
薄緑色に変わる（アントシアンの発色の変化のため）。
他のトウガラシにはない濃厚でナスのような独特の風味を楽しめる。
地元では「食べた者にしか分からない味」と言われている。
シシトウだとじくはとるけどヘタはそのまま。
では、...紫とうがらしでは？
それと、茹でるより、レンチンが手間なしで栄養も残るから、
それのテスト写真です。
ヘタは食べれますが、
口に中に少し残る感じだから、取った方が良さそう。
皆さんのレシピ通りですね。
加熱ムラが出るから、少し紫が残ったりもしました。
茹でたら綺麗かも？（未確認）
そのままと、麺つゆにドボンさせたり、
確かに...ナスっぽい感じがあるから...面白い！
ピーマンやシシトウとは全く違います。
う〜〜〜ん、楽しみが増えました。
自家採種を慎重に！
ピーマン類の畑の写真です。（退院日の夕方）
A畑のあじめコショウと、つるなしささげ(紫莢)
つるなしささげ(紫莢)が、この様に大きく育つ作物ですので、
ピーマン類を半分にして、交互に千鳥で栽培してますが、
苗が悲惨な状況で、あじめコショウも、ほとんどが２回目のやり直した苗。
ササゲ（矢印）が普通のサイズに育った中で、
あじめコショウ（赤丸）が、かろうじて、
草マルチが効いてて、ひっそりと育ってます。
梅雨が明けたら、周りの草を刈って、
日当たり、風通し、改善してあげましょう！
奥の園芸支柱は、ジャガイモのキタアカリが収穫を待ってます。
梅雨が明けて、３日...４〜５日ぐらい待った方がいいかな？
ササっと掘り上げましょう！
休眠が、なかなか解けずに遅い植え付けでしたので、
出荷用や、最悪の場合での...来年の春ジャガの種芋用を予定してます。
シワっシワになっても良いので、
秋ジャガの種芋用の収穫が遅くなるかもしれませんからね！
それと、...
芽が出るまで待つのではなく、
緑化させれば、さっさと植えたほうが良いのかも...と、
思える内容が見つかり...来春は、それを試す予定です。
ここは、おそらく....バナナなんばん？（B畑）
黄辛こしょうとも言われる、
肉厚で辛味は中辛でみずみずしく、生食ができ、
煮ても焼いても、辛子味噌にしても風味があり美味しいらしい。
育ててみたいフレーズでしょう？
採種地が長野県だから、
いきなり立派に育つかもって、大きな期待がありましたが、
ちょっと厳しい状況です。
手前の矢印で分かるように、
これまた草で囲まれてますが、草マルチが...ありがとう！
C畑で隔離栽培中のハバナダ唐辛子（辛味のない甘いハバネロ）
ハバネロの甘い芳香はそのままに辛味を差し引いた味のトウガラシ。
生食、焼き物、ピクルス、ピューレ、シャーベット等。
フルーティな香りと甘味を生かした料理に最適。
緑色の幼果も香り豊かでサクサクして食味は良いが、
橙色の完熟果で甘味が乗り真価を発揮する。
これまた、...育ててみたいフレーズでしょう？
この新顔さんは、８株栽培可能な、
C畑の隅っこの短い畝（自家採種用隔離栽培畝）で、
最悪でも、自家採種を目標に栽培ですが、
私の厳しい畑では、まだまだ生き残りにくいでしょうから、
貴重なタネを一粒まきして、間引かず...
全て発芽して育てられかも？...と、いう前提で、
右奥にチラッと写ってますが、１２ヶ所を追加して、
２０ヶ所の栽培地を準備してお待ちしてましたら、...
採種地が埼玉県だから？...苗が元気に育ってくれて、
１ヶ所だけ苗が足りない（欠株）だけで、
ほとんどが発芽して、無事に定植に至ってます。
購入するタネは、採種地が日本なのが一番ですね！
入院中に摘芯時期が来てしまったツルムラサキ
この摘芯が...農家さんの超〜〜〜楽しみな、ご馳走です！
まだ、虫の被害がなく綺麗ですが、
それよりも、...雨がよく降るから、瑞々しくて柔らか！
茎も軽〜く加熱でトロットロになるし...
味も濃く、上品な甘さがあり、...もう〜〜〜〜贅沢な美味しさ！
農家さんの独り占め！
それと、以前、空芯菜の写真がありましたよね！
あれの摘芯分が...同じように美味しいの！
たまりません！...毎日が贅沢な食卓です！
茎が、硬くないけどシャキシャキと良いアクセント！
炒め物が定番ですが、スープでも抜群！
塩ラーメンのスープでもお気に入り！
毎年、定期的にがっつり食べてます！
すぐに虫食いで出荷数が減ると
餌が増えすぎますので飽きますが...
いずれは、被害を減らしたいですね！
頑張ろう！
”地獄の闘病生活...その４”
昨日、チラッと書きましたが、
最悪の一晩のお話になります。
辛すぎるので、サクサクっとお伝えします。
点滴の中に大量に入ってる薬の後遺症の中には、
先生方も因果関係が確認されておらず、
ひたすら耐えることしかないある症状で...地獄を見ました。
食事で飲み込む際に、...
水を飲むたびに、...
唾を飲み込むだけで、...
呼吸だけでも...しゃっくり！
これが、とんでもない、...
全身を使う激しいしゃっくりで苦しい。
そして、何十分も続く事がしばしば。
夕方になり、どんどん、その激しさは衰える事なく、
何度も何度も襲ってきて...
あまりの激しさで、他の患者さんに大迷惑！
しゃっくりが出るたびに廊下に逃げ出し、
ひたすら耐えました。
こ〜んな凄いしゃっくりって、信じられない。
酷すぎて、酷すぎて、...
看護師さんたちは何度も声をかけてくれますが、
彼女たちも先生たち同様に、手の施しようもなく、...
ただただ、見守るしかありませんでした。
終盤、漢方があるってことになって、
準備はされたみたいでしたが、
結局、私がそのまま耐えることを選択...失敗したかも？
何度目の格闘かも分かりませんが、
夜の８時半から、廊下で、辛い苦しみと格闘中に、
大試練の如く...一気に状態が酷くなり、
その前にデイルームに駆け込み、椅子の座り込み、...
物凄い..すざましい拷問が始まりました！
９時に消灯ですので、
夜勤の看護師さんが戸締りに来たのですが、
申し訳ないなって...思いながら、
このまま、ここで耐えさせて貰えませんか？
そしたらね...
優しい言葉で、許可してくれて...
ここなら、自販機などのモーター音が、
私の騒音をかき消してくれます。
いくらでも、拷問クラスのしゃっくりと思う存分戦えます！
しかし、格闘部屋が確保できたからとは言え、
治るどころか...延々と...２時間超の格闘でした...
あまりの酷さでゲッホゲホと...咽せ帰ったり...
吐きそうになったり...
最強のピークのゲッホゲホで、荒治療の如く...
あれっ？...止まった！...止まった！
でも怖いから...そのままじ〜っと呼吸を整え、
しゃっくりが出ない事を祈りながら、
さらに３０分ぐらい。
大丈夫かな？...静かにゆっくりと部屋へ戻り、
そ〜っとベッドまで歩き、静かに毛布を掛けました。
全身で戦った苦しさで寝れませんが、
落ち着いた〜...という頃には、...
ま〜た、強力なしゃっくりが！
みんなには悪いのですが、
むしろ、ささっと部屋を出た方が
迷惑は最小限で済ませられる！
そして、確保できた格闘部屋（拷問部屋）へ駆け込み、
再び全身で耐える時間が始まりました。
長い長いの長期戦を、
この夜は４回行いました。
最後は、明け方の４時から４時半の３０分だけでしたが、
目の前の壁の時計が私を追い込むが如く時を刻んで、
もう...ダメかも？
これ以上は無理かも、...終わりたい...
ここは７階だから、
少し空いてる窓から飛び降りれば終わりに出来ます。
でも、根性無しの私には飛び降りるなんて出来ないし、
どうせ、あれ以上は開かない作りになってるはず！
もう、とうとう...戦いを続ける自信がなくなり、
苦しみながら...殺して！
そう思ってしまいました。
今思えば、情けない話ですけど、
あれだけ我慢強い私がね...殺して！...って、
ありえません。
そう思った、すぐ後です...
何もする事もなく...す〜〜っと治りました、しゃっくりが！
ただただ疲れた体が、
椅子から立ち上がれるまで、そのまま。
そして、大きな戦いに勝った情けない農家さんは、
静かにベッドに体を横たえました。
結局...毎日３時間の日々の中、
この日はとうとうゼロの夜でしたが、
朝は、戦いに勝った喜びもありました！
すっきりと、５〜６時間も寝たような気分！
トイレに立って戻ったら、
そこには見覚えのあるシルエットの看護師さん！
目がボケてて、苦しくて、
顔が分からなかったのですが、
体型と、その声で...間違いなく、この看護師さんのはず！
思う存分、戦える場所（デイルーム）を、
快く貸していただいたお礼を、何度も何度も...
もう、天使にしか思えない！
チョビっとふっくらしてるシルエットだからね、
声が、間違いなく...あの声だからね、
すぐに見つかり、お礼を言えて良かったです。
その昼間からですが、...
不思議なことに、
何気にしゃっくりが....ヒクッとなるのですが、１回で終わる。
２回が、たま〜に！
しゃっくりが出やすいのは変わらないけど、
軽〜〜〜〜〜〜いのが、すぐ止まる程度。
しかも、１日に４〜５回...
１日に、１〜２回...
今日は...０だったかも？
あの日は、何だったの？
でも、生きてて良かった！
まるで、夢を見てたかのような、
作り話のような夜！
無事で何より！
この夜の数日後のある食事に、
３種類の色の素麵が出てきました。
７月７日...
丁寧に丁寧に手間を掛け、綺麗に盛り付けられて目の前へ！
配膳のお姉さんが、今日は七夕ですから...と、
ニコニコと優しい笑顔で、この様な手作りの紙も
置いていきました！
七夕のお祝いみたいなのって、
子供やお年寄りと一緒の生活でなければ...でしたが、
だんだんと、平穏な闘病生活になり、
退院日も間近に決定してて、...
こ〜〜んな私でも、嬉しかったですね。
でも、病室ってのは...チョビっと残酷でもあったかな？
明日の ”地獄の闘病生活...その５” は、
七夕よりも時間が少し遡っての話になりますが、
さらなる強力なモンスターが...登場致します。
”可哀想な、おデブちゃん”が、突然の退院。
喜んだ皆んなの前には、...
名付けて...”モグモグおネェ！”
この男と戦った同士だったけど、
隣のベッドには、...”七色のイビキのお爺ちゃん！” も、
入院してこられました！
まずは、...”モグモグおネェ！”から。
みんな自分の病気や痛みと闘いながら、耐えました！
続く！
