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海水から真水をつくる逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく)

2024-06-22 11:54:21 | 日記
 いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。
 
 これは、川の水をきれいにしている浄水場(じょうすいじょう)で、
あわがはたらいています。
 
 キッチンでは、浄水器(じょうすいき)がはたらいていますね。
きれいな、おいしい水がでてきます。
 では、川がないところは、どうしてきれいな水をつくるのでしょう?
 広い広い海から、海の水、海水(かいすい)をきれいな水、
真水(まみず)にしています。

 これは、海のそばにある、大きな浄水場です。小学校が10個ほど
も、ならんでいるような広さです。そして、大きな機械(きかい)が
たくさんならんでいます。

 また、ボートの上で、海水から真水をつくる浄水器もあります。
これらの機械には、フィルターがはいっていて、
逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく)とよばれています。
 たとえれば、コーヒーをつくるときのフィルターのようなもの
です。
 コーヒーのフィルターでは、真水をつくることはできません。
逆浸透膜のフィルターは、塩(しお)をとってくれます。水は
とおりぬけるのですが、塩はのこされることになります。
 これは、とても小さな分子(ぶんし)の大きさのちがいを
りようしています。逆浸透膜のあなを、水の分子はとおり
ぬけるのですが、水の分子より大きな塩の分子はとおりぬける
ことができません。とても小さなあな、わたしたちの目では
見ることができません。
 たいせつなことに、逆浸透膜は、コロナウィルスも、
水から、とりのぞいてくれます。

 このあなは、電子顕微鏡(でんしけんびきょう)で見ることが
できるとアーレー助手が言っています。
 さて、どんなものでしょうね?

では、次回、お目にかかりましょう。

2024年 6月  Faraday Science Laboratory 56
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