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本と音楽とねこと

最低賃金

日本弁護士連合会貧困問題対策本部編,2019,最低賃金──生活保障の基盤,岩波書店.(7.3.2020)

 OECD諸国中、最低レベルにある、日本の最低賃金。
 賃金は「生活給」(living wage)であるとの認識、これは先進産業国全般に広がっており、一日8時間、週40時間働けば、少なくとも貧困線を上回るはずなのに、貧困線以下で生活を余儀なくされる「働く貧困層」が増え続けているのが、日本社会の現状だ。
 最低時間給は全国どこでも1,500円、これを実現しなくては、貧困の負のスパイラルは止まらない。

目次
1 最低賃金というセーフティネット
2 あなたの地域の最低賃金―日弁連全国調査より
3 外国の最低賃金システム―日弁連海外調査より
4 大幅引き上げを実現するために

一日に8時間、週に5日、きっちりと働いて、生活できる。それをアタリマエの社会にするために。格差社会への処方箋=最低賃金の入門書。

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