OECD諸国中、最低レベルにある、日本の最低賃金。
賃金は「生活給」(living wage)であるとの認識、これは先進産業国全般に広がっており、一日8時間、週40時間働けば、少なくとも貧困線を上回るはずなのに、貧困線以下で生活を余儀なくされる「働く貧困層」が増え続けているのが、日本社会の現状だ。
最低時間給は全国どこでも1,500円、これを実現しなくては、貧困の負のスパイラルは止まらない。
目次
1 最低賃金というセーフティネット
2 あなたの地域の最低賃金―日弁連全国調査より
3 外国の最低賃金システム―日弁連海外調査より
4 大幅引き上げを実現するために
一日に8時間、週に5日、きっちりと働いて、生活できる。それをアタリマエの社会にするために。格差社会への処方箋=最低賃金の入門書。
最新の画像もっと見る
最近の「本」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事