「統一教会」の「宗教二世」である冠木さんは、教会が決めた韓国人の男と「祝福結婚」し、韓国でDV被害と極貧生活を経験する。あまりの壮絶な経験にたじろぐ。
「宗教二世」の問題は、ヤングケアラーの問題にも通じるところがあるが、被害の程度ははるかに深刻だ。
カルトに洗脳された親のもとで育つ子どもは、親から保護し、社会的養護の対象とすべきであると思う。
洗脳が一人の女性の人生を壊す―統一教会信者となった母親の影響で信仰にのめりこみ、10代でカルトの罠に溺れていく。20年という歳月を、統一教会に翻弄された筆者の衝撃のノンフィクション手記。
目次
第1章 カルトにはまる
第2章 幸せが約束されたはずの「祝福結婚」
第3章 いよいよ家庭出発
第4章 再出発
第5章 思わぬ災難
第6章 極貧生活
第7章 メシア文鮮明の死と脱会
第8章 借金、宗教、学校、仕事、母との葛藤
第9章 自己破産して生き延びる
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