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本と音楽とねこと

説教したがる男たち

レベッカ・ソルニット(ハーン小路恭子訳),2018,説教したがる男たち,現代書館.(2.22.2021)

 「マンスプレイング」なる言葉は、本書をきっかけにはやったらしいが、バカのくせして、えらそーに上から目線で中身のない能書きを垂れるオヤジは、たしかに、うざい。女でなくても、消えてほしいと思うだろう。
 筆致は冷静で淡々としているが、性暴力、セクシャル・ハラスメント、パワー・ハラスメントを憎み、毅然とそれらに対抗していこうという意思は、とても強固である。
 美しい文体は、原書でもまちがいなくそうなのであろう。

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