武田砂鉄,2018,日本の気配,晶文社.(2.24.2021) 政治家の言動をはじめとして、日常生活において違和感を感じた、というよりムカついた事象を紹介し、ぶった切る。 どこがどうムカつくのか、資料を収集し、分析して、深く考察する。 微に入り細を穿つとはこのような考察にこそふさわしいし、過同調を強いる空気、そしてそれを醸成する「気配」の正体をつきとめる執念には、最大の賛辞を送りたい。