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Shoko帽子ブランドの365日~下北沢から恵那へ

部屋の”主”はクッションです

2006年02月09日 | Shoko Domotoアーカイブス
 部屋の”主”はクッションです。このクッションに出会ったのは13年前。友人が参加していたイベントのマーケットで購入しました。
兎に角、一目惚れでした。この良くわからない、星のような、花のような、ヒトデのような、へんてこりんな柄に、釘付けになってしまい、この時から、私のクッション好きが始まりました。

このへんてこりんな柄は、アーミッシュの人達が作ったものです。
アーミッシュとは、アメリカのペンシルベニア州のランカスターを中心に、アメリカとカナダ、南米、中米に20ほどのグループで存在します。
厳格なキリスト教徒であり、従順、謙虚、質素を自らの生活の基本とし、その生活には電気も水道もテレビも自動車もなく、質素な服装
をするなど、厳しい規律を守って、一種独特の文化を形成している人々です。
このへんてこりんな柄は、アーミッシュの人達しか作れない、意味のあるものだと思います。17世紀頃、ヨーロッパからアメリカに移り住んで現在に至るまで、どんな営みだったのでしょうか。きっとこの柄にも300~400年の歴史があるのでしょう。”主”である所以のような気がしてなりません。

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4 コメント

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Unknown (natsuyo)
2006-02-10 02:49:22
私もアーミッシュの写真集を一目ぼれして買ってから、アーミッシュが気になる存在です。

あの生活の中で作られた刺繍なんですね~。なんだかステキ。

気になる作品を見つけたとき、どんな人が作ったのか、思いをめぐらしてしまいます。そして作り手と作品のイメージが一致したときはとってもうれしくなります。

私もそういう作品づくりをしたいものです!
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元々は (Hana'mam)
2006-02-10 10:13:44
 300年前頃に、スイス近郊のドイツ系の人たちが逃れて、アメリカに渡って行ったようですね。基本的には、電気もガスも使ってはいけないようですが、人力や水力などを利用して「アーミッシュ」的に、現代も過ごしているようですね。

 伝統をかたくなに守るのには、相当の覚悟がいりますね(アーミッシュの人は自然にしているのでしょうけど)。

 素朴な図柄などは、昔からの伝統を受け継がれたのでしょうね。
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本当にオーラのある柄です。 (shoko)
2006-02-11 00:52:40
natsuyo様

厳しい規律があるからこそ、こんなにも面白くて、不思議なものが生まれるのでしょうか?多分ベースに使用している生地などは、とても地味なツイードなので、お父さんのジャケットなどの古着を使っているように思います。この柄については、もう少し私も調べてみたいと思っています。又その時にはブログでお伝えしますね。
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伝統の柄の意味? (shoko)
2006-02-11 18:17:03
Hana’mam様

コメントありがとうございます。

やはり300年前ですか~。300年前にもこの柄はあったのでしょうか?



私はこの柄の意味が知りたくて、ネットでも調べてみましたが、そこまではわかりませんでした。もしかしたら、本のほうが良いかもしれませんね。時間をかけてみようと思います。時間をかけることも、又楽しみのひとつです。
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