フヨウの和名は「芙蓉」、別名はモクフヨウ(木芙蓉)で朝に開花し夕方に萎む一日花。
花の大きさは10cmほどで これより大きな20cmほどになるアメリカフヨウと区別されている。
フヨウには他に八重咲きで開花した朝には白、昼頃に桃色、夕方に紅色に変わるスイフヨウという品種がある様だ。
このスイフヨウは和名が「酔芙蓉」と書き、美人が酔って顔を赤く染めていくことの例えでこの名が付いたと言われる。
フヨウが開花する時期は多くのアオイ科の植物が終盤を迎えた頃の秋。
そのため俳句でもフヨウの季語は「秋」
花言葉は、
「繊細な美」
「しとやかな美人」
「しとやかさ」
「しとやかな恋人」
花はハイビスカスに似るがシベはまっすぐ伸びてフヨウはメシベがくるっと上を向く。
色合いもハイビスカスのような派手さはないが、その辺りが花言葉の「繊細」や「しとやか」の由来になっているのではないだろうか。
一日花だが蕾を沢山たたえて、次々と花が開くので比較的長い間花を楽しめるのが良い。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに10月17日の他の誕生花にはコチョウラン・ブドウ・ダイヤモンドリリーがある。
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