旅つづり、日々つづり

旅先で思ったこと、日々の暮らしで感じたこと。そのまま言葉にのせてみました。

山ガールか・・・(遠い目)

2011年09月30日 23時21分23秒 | 日々のくらしあれこれ

山ガールなんて、誰かが勝手に騒いでいるだけだろうと高をくくっていた私。
六甲山のすぐ下に住んでいながら、それでもまだ山ガールの存在を認めようと
しなかった私。

本当にいるんだね。山ガール・・・

(遅いっ!!)

私はもう、(自分の中では)一生分の山登りをしたと思うので、今はただ遠い目で見ることしかできないから、あの頃一緒に山を登った仲間のかっこよさを今改めて感じるばかり。

あの頃せっせっと山へ通ったみなさんが今なにをされているかといえば

「盆栽」「茶道」「テニス」「ヨガ」「ボディービル」「お茶碗集め」「子育て」「砂漠めぐり」

とまさにてんでバラバラ。

みんなアンテナが敏感だったんだな、と思う。

山ガールがやってること、もうぜーーんぶ通り過ぎて、次にいっちゃってるもの。

山には最高の思い出も、最低の思い出も、喜びも、悲しさも、苦さも、全部教えてもらったから“山ガール”って言葉をみかけるたび、心の中がキュッてひっかかれるような気分になる。

今でも特別なんだな。

もう今は誰も信じてくれないけれど“山ガール”だったんだ、私は。
あそこに踏みとどまったら何が見えたんだろう?考えても永遠に答えがでない問いかけを時々してしまうよ。今でも。

 


連休は長野へ

2011年09月21日 23時17分17秒 | 日々のくらしあれこれ

台風15号、みなさんのおうちのまわりは大丈夫でしたか?
水量の多くなった川を見ていると、自然の力をあらためて感じます。「治水」なんておこがましいな・・・と思えてなりません。ものすごい微妙なバランスの上に日常が成り立っていることをこういう時でないと実感できないのは少し問題ありだな、とも。

関東、東北に向かった台風。
仮設住宅は風の音が響くだろうな、雨の音も怖いだろうな・・・
台風がもたらす恵みもあるけれど、どうかどうか人の被害が少なくなりますように。

明日から長野にいってきます。
もう20度切ってるそうです。長袖を用意しながら少しウキウキ。
台風一過の青い空が広がるといいな。

それぞれの場所でよい連休を!
もちろん、そんなカレンダーは関係ないお仕事もあるし、子育てと家事は24時間365日無休だけれど、それでもよい週末を!


台風一過・布おむつ・秋空

2011年09月07日 22時48分29秒 | 日々のくらしあれこれ

台風一過の秋晴れ。
行方不明の方が早く見つかりますように、被害に遭われた方が心休まるひとときをもてますように。

空はすっかり秋。自然は何にも変わらない。
人間だけが右往左往してるように思えてならない。

うちの息子は布おしめで育っている。
理由はズバリ「私がケチだから!」紙おしめを交換した瞬間にジャーとおしっこされたりしたら、その日一日私がウジウジしてしまう性格なので(ああ、何て貧乏くさい・・・)最初から紙おしめを使うという選択はなかった。
そうはいっても24時間おしめ交換のためだけに起きるのも無理なので、夜間と長い時間の外出時には紙おしめのお世話になっている。

ある時ダンナ氏に聞いてみた 

私→  「布おしめって正直めんどくさい?本当は紙おしめの方がよかった?」 

ダンナ氏→「洗濯するのは洗濯機であって、あなたや私がしんどいわけではないでしょう」

そう言われてみると・・・本当にその通りだ。
ほんの少し前の母ちゃんたちは真冬でも川でおしめを洗っていたんだ。今だって世界中を見渡すと圧倒的に尻に布をあてて、それを毎日毎日洗濯している母ちゃんがほとんどだろう。

洗濯機にほおずりしたいほど頼り切っている私だけれど、このままいこう。
おひさまのちからと、かぜのちからだけでふんわり乾いた布おしめの気持ちよさはきっと子育ての最高の思い出になるだろう。

布おしめが〇(マル)で、紙おしめが×(バツ)だなんていうつもりは全くない。
ないけれど、どんな環境であっても子どもを育てていくことを考えると、あえて手間のかかる方を選んだ方が結果的に幸いすることが多いのではないだろうか。アフリカの暮らしを知っているダンナ氏のちょっとしたひと言や何気ない行動に、多くのことを気づかされる。(例えば果物の種はそのまわりまで絶対に食べる・・・とか)

明日も晴れたら、洗濯を干そう。
この永遠に終わりのない家事こそが、幸せのかたちなんだと忘れないように。
今それができないたくさん、たくさんの方たちとは“何か”をシェアしよう。
そうやってまた明日を迎えよう。

おやすみなさい。