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おおい町議「原発とともに生きる地元住民の声が無責任な議論の中で埋没してしまうことが一番怖い」

2012-04-14 23:10:05 | ニュース
地元住民の仕事をも奪ってしまう脱原発の無責任な議論。
安全性が確保されたなら、一刻も早く再稼働させるべきではないでしょうか。

橋下市長の無責任な発言は、完全に逸脱行為だと言えますね。
エネルギー政策に責任を取れない地方自治体が、強硬に意見を
言うのはいかがなものかと思います。


地元経済へのしわ寄せも “蚊帳の外”で翻弄され続け
2012.4.14 21:48

 西川一誠・福井県知事(左)と会談に向かう枝野幸男経産相(中)=14日午後、福井市(彦野公太朗撮影)
 「今更来てもらっても遅い」。14日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働要請で福井入りした枝野幸男経済産業相に対し、地元・おおい町からは冷ややかな声が聞かれた。原発の長期停止に伴って経済へのしわ寄せも出始めている地元。野田佳彦首相らによる安全性の確認と再稼働の容認には歓迎の姿勢だが、数十年にわたり原発とともに生きてきた地元住民たちは揺れ続けた政府の対応に翻弄され、“蚊帳の外”に置かれたとの思いも強い。


閑散とした旅館街



 大飯原発3、4号機が立地する福井県おおい町大島地区。原発作業員らが利用する旅館街は閑散としていた。

 「仕事がなければ、客が来ないのは当たり前だろ」

 原発停止の長期化で利用者が減った旅館経営の男性はいらだちをにじませた。

 関西電力の全11基が集中する“原発銀座”の若狭湾。そのうち4基を抱えるおおい町で原発の営業運転が始まったのは昭和54年3月。相次ぐ建設でかつて70軒を超えた旅館数は、いまや50軒前後。原発の停止がさらに長引けば減少にも拍車がかかる。

 「われわれの生活は原発なしでは厳しい。再稼働させるかどうかを決める前に、地元住民の声をもっと早い段階で聞いてほしかった。この町には何の決定権限もないのだから…」

 旅館経営の男性はこうつぶやいた。


埋没への危機感


 枝野経産相から14日夕、福井県庁で再稼働への協力要請を受けたおおい町の時岡忍町長は「国が住民説明会で原発の意義、必要性をわかりやすく伝えてほしい」などと注文をつけたが、その後の記者団からの質問には「熱意は伝わった」と枝野経産相の説明を評価した。ただ、地元住民の多くは高まり続ける京都府や滋賀県の慎重論、とりわけ注目度の高い橋下徹大阪市長の「脱原発依存」に向けた動きに不満を隠さない。

 「これまでさんざん原発エネルギーで恩恵を受けてきたのに、福島第1原発事故後は急に不必要だと叫ぶ。反対論をぶちあげるならもっと前からやってくれよ」。原発誘致で町を二分する激しい論争を繰り広げながらも国の原発政策に協力し、関西経済へのエネルギー供給基地の役割を担ってきたおおい町。町議の1人は住民の間に滞留する不満をこう代弁した。

 枝野経産相の福井入りで再稼働が視野に入ってきた大飯原発3、4号機。ただ、原発が稼働しようがしまいが、不測の事態が起これば真っ先に被害を受けるのは地元住民に変わりない。

 「立地自治体にとっては稼働停止が安全確保の要件にはならない」。3月の町議会で全会一致で採択した決議文の中に明記された文言だ。

 「原発とともに生きる地元住民の声が無責任な議論の中で埋没してしまうことが一番怖い」

 ベテラン町議はこう漏らした。



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