鬼の平野に涙「卓球の神様が応援してくれた」 神がかったプレイ！

決勝進出おめでとうございます！！
まさしく神がかったようなプレイでしたね！！

鬼の平野に涙「卓球の神様が応援してくれた」

　ロンドン五輪卓球女子団体で５日夜（日本時間６日未明）、準決勝でシンガポールを下し、初の決勝進出を決めた日本代表。

　北京五輪では女子団体４位と涙をのんだ平野早矢香さやか選手（２７）は、後輩の福原愛選手（２３）、石川佳純かすみ選手（１９）をもり立てながら、悲願の金メダル獲得に向けてコマを進めた。

　第３試合のダブルス。勝利が決まった瞬間、平野選手は、石川選手と抱き合って泣いた。

　平野選手は、卓球に向かう厳しい姿勢から、〈鬼〉と呼ばれている。黙々と何百回も素振りをする姿や、眉間にしわを寄せて試合に集中する表情が、仲間たちにそう言わせた。栃木県鹿沼市出身で、５歳から卓球を始め、中学からは宮城県の強豪校・仙台育英へ。全日本選手権で５度優勝した。

　しかし、五輪代表選考を兼ねた昨年５月の世界選手権で、シングルス出場権を逃した。この時は悔しくて泣いたが、「団体戦でチャンスがある」と立ち直り、会場に足を運び、その日行われた強豪・中国選手の試合をビデオ撮影して研究を重ねた。

　五輪初出場だった北京では、団体戦で３位決定戦に進んだもののメダルを逃し、今回の大会前、「チームを勢いづける役割を果たしたい」と誓った平野選手。この日の試合でも、石川選手に積極的に声をかけ、際どいボールにも果敢に飛びつき、終始相手を圧倒する気迫を見せた。

　「卓球の神様が応援してくれた」。メダル獲得が決まった瞬間、平野選手は表情をくしゃくしゃに崩した。

（2012年8月6日15時40分 読売新聞）

http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2012/news/ballgame/tabletennis/1/20120806-OYT1T00672.htm?from=y10

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