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人間的連帯の力を示すミャンマーの人びと

2021-02-20 10:12:03 | ミャンマー抵抗運動
 ミャンマーで軍事クーデターが発生してから3週間になろうとしています。軍事政権の圧制に屈することなく、人びとは抗議行動を展開しています。
 ニュース動画を見ると、女性の参加者が多いことに気づきます。ある女性は「彼ら(軍事政権)が手にしているのは銃だけ。私たちが手にしているのは連帯だけ」と記した紙を掲げていました。「希望、未来、夢、人権」「民主主義のために闘う」と記されたプラカードとともにダイ・イン(地面に横たわって犠牲者の姿を表現すること)を実行する女性の姿も見られました。銃撃を受けて亡くなった女性の姉は「私たちの運動は必ず成功する。恐怖に屈してはならない」と訴えています。
 軍事政権は夜間に民家に放火するなど野蛮なふるまいを見せています。その一方で人びとは、警察が誰かを拘束しにやってきたら、みんなで取り囲み交渉して追い返しています。
 抗議行動は、相互信頼、社会的知性に根ざした人間的連帯の力を生き生きと示しています。ミャンマーの人びとの社会倫理の質の高さは尊敬に値します。
 自由と尊厳の回復を求める声は国境を越えて響きます。世界のそこかしこで、人びとの身体は抵抗の意思を表現するでしょう。

鍋釜叩きにボイコット…一夜にして団結した賢いミャンマー市民から学ぶ抗議の方法  クーリエ・ジャパン

恐怖に屈せずデモに、ミャンマー  共同通信


#Save Myanmar #Reject The Military


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