春だねぇ

理想と現実

コウは私の顔をジーっと見ながら食事をすることがあります。

そんな時、いつまでこうやって私が食べさせてあげられるのだろう
という思いが湧き上がってきます。

食事に限ったことではなく生活全般
コウのことを一番解っている私が、コウの介助ができなくなる日は
いつか必ずくるわけで。

ましてや、若くして産んだ子ではないので
それは、そんなに遠いことではないと・・・思うのです。

そんな日のために準備を進めていかなくてはならないことは
分かっています。


環境の変化に弱く、宿泊ができないコウですので
まずはショートステイの練習から、そして将来的には入所へと結びつき
医療もある施設。。。が理想です。
楽しく過ごせるところであれば、なおいいのですが。

それは困難極まりないことのようです。

しかし理想ばかりは言っていられず
妥協点を見い出し、ようやく一つの施設と契約しました。

が・・・
利用するには、勇気と時間がまだまだ足りません。

必要にせまられれば一歩踏み出せるのでしょうが
今のところ精神的・肉体的衰えと戦いながら踏ん張っています。

「この先どうなっちゃうのかなぁ」
大きな不安を抱えながらも
考えても仕方ない、なるようになるさ。
それより今を大切に生きよう！！！と
無理やり自分を収めている私です。

現実は厳し～～～い。