黄体ホルモンの注射をしてから2週間というご託宣よりは少し早いです。
ほっと一安心。
残された心配は夏休みの宿題です。
近所の八百屋でみつけた。
八百屋のおじさんは、盛んにすすめるけれど、客は敬遠している。
辛いんじゃないのーって。
私はずっと前に友人からおすそ分けしてもらったのを食べたことあるので知っていたけれど、見た目しし唐の大きいの!なので、辛そう。
あ、でも、これおいしんですよね。
食べ方はいたってシンプルにいためるとか、焼いてしょうゆかけるとか。
ほんのうっすら辛味があるけれど、子どもでもだいじょうぶなほど。
甘くてみずみずしてく、おいしいです。
8月もあと少しなのに、相変わらず日中は35度近く。
あきらかに地球がヘンになってしまったようだ。
夜も熱気が残ったまま。
今も家の中は30度もある。
そして今夜も眠れない・・・
家裁から戸籍がまだ足りないという連絡が来た。
養子を取ったりして複雑だから、念のため亡くなった姉の原戸籍と、
祖父の原戸籍も取りましょうって。
それって、曽祖父の原戸籍を取ることになるらしい。
今、高齢者の所在不明問題が起こっているので、そのあたりも微妙に影響しているんじゃないかと思われる。
曽祖父の名は、母の口からずっと前に聞いたことがある。
嫁いだ頃まだ存命だったのだろう。
母から見たら、舅の父親ってことだ。
義祖父ってこと?
昔の戸籍ってなんかすごい。
誰これ?っていう人がぞろぞろと。
祖父は、曽祖父が亡くなったとき、長男として家督相続したらしい。
その関係だろうか、祖父の弟の妻の養父母の・・・??
なんだかよくわからない人までぞろぞろ載っている。
昔の長男の家督相続って、一族を全部束ねるってことなんだ。
歴史の教科書には書いてあるけれど、今の感覚からは、想像もつかない長男の重み。
祖父は長男なのかもわからないけど、父は長男だ。
その感覚があるので、孫を養子にまでして名前を継がせることにしたんだろう。
その割に肝心な父の姉妹全部が載っていない。
なので、曽祖父の原戸籍まで取るハメになった。
ここまで重い長男の役割だが、息子を義父に養子として差し出したK氏に家の絶えてしまうことを聞いたら、息子に子どもが生まれたときに、その子に跡を継がせればいいって。
そんなことは、なんとでもなりますよって。
そのとき考えますって。
なるほど、そのとき一番メリットのあるやり方で
戸籍なんていくらでも変えちゃいましょうってことなんだ。
ある意味、柔軟な生き方。
稀代の詐欺師。
プンが不安定だ。
将来の夢がないこと、あらゆることに興味を持てないと言い募る。
それで、生きている意味がない、死にたいと。
あんまりしつこいものだからわたしもつい言ってしまう。
じゃ、死んじゃえばって。
なんてひどいことを言うんだろう。
死にたいわけじゃないのに。
ただただ不安なだけなのだ。
聞いて欲しい。
助けてと。
これ、専門家に聞けば解決されることなのだろうか。
専門家ならわかること?
薬で解決できること?
プンが行ったのは認知症の人ばかりの施設。
しかもプンの行った土曜日はかなり重度の人が多いのだそう。
じっとして固まったまま。
はい、話しかけてねって言われても、全く言葉は出ないらしい。
それでも”いいのよー、若い人が話しかけるだけで元気が出るんだから”って言われたと。
でも、耳の遠い認知症相手にどんな話ができるのかって?!
なすすべもなく固まったと。
ボードに書く筆談という手段を指示された。
要点だけ書きなさいって。
好きな食べ物は?
って書いたんだけど、それでも要点だけでいいって言われた。
これ以上どうすりゃいい?
お茶を出すんだけど、それだってコップが一人一人決まっているから手伝えない。
どうせみんなボケちゃってんだから、同じコップでいいだろ!って思ったよ。
”はい、そっちの元気な人に渡して”って言われたけど、誰それ?だ。
やっとお昼になった。
食事は自分で取れないので介護士さんたちが、ひとさじひとさじ食べさせる。
固まっているおじいちゃん、おばあちゃんたち。
ときどき咳き込んで痰を吸引されたりしている。
しかも、プンはその隣で食べるようにと席を指定される。
一気に食欲を失う。
看護士さんたちは、自分の食事は別のカーテン内でするんだけど、それってずるくない?!
昨日プンはボランティアへ。
歩いて3分のデイサービス施設。
思いついたのが遅かったので、子ども関係はどこもいっぱい。
老人福祉関係しか残っていなかったのだ。
そしてお年寄り関係はどこも閑古鳥。
近年社会貢献ブームってことで、ボランティアを志す若い女性が増えているらしい。
それとは別に、プンの出身中学の子はどこに行ってもボランティアの常連なのだそう。
プンだけかと思ったら、先週は同じ○中の子が来ましたって。
行ってきた感想。
”とにかくたいへんなのよ”って。”お母さんも行ってみれば?”と。
話を聞くと笑えるんだけど、確かにたいへんそうです。