私と着物 erica

還暦を迎えてから、着物を着たり縫ったりする時間を楽しんでいます。

着付け 角出し帯結び

2023-01-21 15:23:24 | 日記
先日、銀座結び(角出し結び)をとても素敵にしめている方を見かけました。私もあんな風に締められたら、着物でお出かけが楽しいだろうな・・・。

銀座結びはお太鼓結びの時のような、あのナマコ形の帯枕を使わないので、背中が楽!夏も普通のお太鼓より涼しい、と最近とても人気です。

Youtube でも結び方動画が色々あがっています。私もそういうのを見て、結んだ事はあったのですが、なんか不恰好で・・・。素敵に結んでいる方を見かけると、すっごく羨ましく思ってました。

ちょうどそんな時、いつも着付けレッスンに行っている所で、角出し結びのプチレッスンがあると知り、早速行ってきました。

やっぱり、直接習うのは違います!
教えて頂いたら、自分では何度やってもうまくいかなかったあの「しっかりしたふっくら感」が綺麗にでました。嬉しい😊 二重太鼓により簡単です!

自己流と違ったのは、帯締めを最初に当てる位置、足の付け根、だそうです。そしてふっくら感を出す底は、蛇腹折に。長めの帯が良いという点。名古屋帯は3.8m位ですが、4m以上あるとポイント柄もうまく出せます。

また、お太鼓の上辺をきめる仮紐は、ちょっと工夫すると良いそう。腰紐の中央にクリアファイルを(20x3)当て、タオルでクリアファイルの部分をくるみ縫い止める、という角出し用ミニ帯枕。これを使うと、お太鼓の上辺がきれいな弧になるそう。早速作ります♪

以下は備忘録です(前結び):
*帯を胴に2巻きし、タレと手先を交差してクリップ留め。ここまでは二重太鼓と同じ
1)手先を交差部分の上にあて、両側を帯幅より3センチくらい出し、上辺をクリップどめ
これが角出しの角になる
2)お太鼓の上辺を、帯枕ではなく、仮紐で持ち上げる。帯揚げはその上にかける
3)タレの内側で、帯締めを、足の付け根の位置に当てる
4)その位置で、帯締めとタレを一緒につかみ、人差し指と中指などを使って、タレを蛇腹におっていく。蛇腹は5センチ幅くらい
5)タレ先が残り15センチくらいになったら、帯締めと帯を、腹にしめている帯の中央にもってくる。角出し部分の下にもぐりこませる。
5)帯締めを締め、お太鼓の形を整えて、出来上がり

自作の着物 3 水仙

2023-01-17 21:19:18 | 日記
花柄の着物を着てみたくなり、水色の地に白と黄の水仙のような花柄の生地で木綿の単衣を2022年初夏に縫いました。

前回縫った茶のギンガムチェックは生地が厚めだったので、もう少し薄い生地を選んでみました。着物は、着る時に上前と下前を重ねたり、おはしょりを取ったりと生地が重なるので、結果的には、もっと薄くても良かったかなと・・・。(ブロードよりは少し厚め)

生地は前回の、茶のギンガムチェックのソフトデニムも、今夏の水色の花柄もユザワヤさんで購入しています。蒲田の店舗が大きくて生地の種類も多いので、いつも蒲田店を利用しています。

後で知ったのですが、水仙は秋から春にかけての花だそう。てっきり夏の花だと思ってました。なので、出来上がった初夏にはきれずじまい。ようやく今なら着れるかなと。(図案的な花柄で、葉もないのであまり季節にはこだわらなくても良さそうだけど、やっぱり気になる)

着物を着るようになってから、花や草木の季節にも目が向くようになり、楽しみが増えました。

自作の着物 2 茶ギンガムチェック

2023-01-16 14:00:00 | 日記
2022年前半に[ミシンで着物]という本を参考に、型紙を使用して、ミシンと手縫いで作成した最初の着物は、こげ茶とアイボリーのギンガムチェックの単衣です。洋服姿の友人と出かけてもあまり浮かないような着物が欲しくて、色柄を選びました。

私は身長が166cmほどあるので、型紙作り、布の裁断、印付けがとても大変。着物は前身ごろと後ろ身ごろをつなげて裁断するのです。洋服は前身頃と後ろ身頃を肩で縫い合わせますが、着物の場合は、肩で前身頃と後ろ身頃を切り離さなさいのです。なので、私の場合はシンプルに言えば166x2の3mを超える型紙を作ったり、印つけをする事になります。

背縫いと脇縫いはミシンで、それ以外の縫い代の始末や袖口や裾などのまつり縫い(くけ縫い)は手縫いにしました。ミシンだけだと2日くらいでできるそうですが、私は1日数時間ずつ、1週間くらいかかりました。

ライトデニムのようなちょっと厚手の生地なので、縫い目がつるような事はありませんでしたが、着た感じは少し重め、冬でも着れる木綿着物になりました。まぁまぁ満足かな。

次回は水仙柄の木綿着物についてです。

番外編 着付け

2023-01-15 12:40:13 | 日記
先日、着付け教室のレッスンがありました。たまたま、同じ教室の生徒さんの中に写真家の素敵な女性の方がいらっしゃって、私の着付け後の写真を撮って下さいました。

さすが、プロの方に撮って頂くと、シュッと見えるものですね。普段の自撮りとは大違い!嬉しくて、番外編として載せてみました。

この写真家の方がコツを教えて下さいました−−ポーズをとった人間を撮る場合、スマホは垂直に構え、スマホの位置は腰のあたりだそう。

つまり、撮る側の人は、膝を少しまげ、しゃがんで、スマホを垂直にして撮ると良いそうです。