コム * デ * マクロビアン

パリでゆっくり穀物菜食 、贅沢貧乏の日記

茄子  les aubergines

2007-07-29 | 山のもの  de la terre
今日のおつかい(私) 「茄子とパセリをお願いしますね」
       (相方)「かしこまりました。ところで念の為...茄子って何色でしたっけ?」

 ワタクシのパートナー、時々この様にぎょっとする一面を見せてくれます。この人ダイジョウブかな??  ...「紫色ですよ」とちゃんと伝えたので、上手におつかいしてきてくれました、よしよし、ありがとう。

   ところでこの茄子、マクロビオティック的にはかなり陰性の強い野菜。”要注意””なるべく避けたい野菜”となります。 陰性の強いカラダを冷やす茄子、『嫁に茄子は食わすな』というのは”美味しい茄子を嫁になど食べさせるな”ではなく、”嫁が子宝に恵まれる様、茄子は避けるべし”というお姑さんの心遣いだったワケです。冬に茄子をいっぱい食べる、食べたくなる人は少ないと思います。 でもこの季節、夏野菜代表選手の茄子君、うちでは食べますよ♡

 マクロビオティックの陰陽の法則は、食材ひとつひとつをよ〜く観察、自分で感じようとするチカラの為の手引きだな...と思います。 マクロビオティックのおかげで買い物の時の迷いが随分減ったと思います。  例えば茄子、同じ店先に並んだ茄子の中からでも、なるべく小ぶりで身のしまった中庸寄りのものを選びます。(今日のおつかいでも「小さい茄子を2つ」とお願いしました)

 夏日の暑い時などは丸ごと調理してしまいますが、七月末と言っても曇り空でこんなに涼しい今日みたいな天気のパリでは、茄子とにらめっこ、”キミキミ、陰が強そうですね”とピーラーで皮剥きします。(茄子紺というのは色的にかなり陰です。) 塩を振って灰汁抜き&下味付け→これも陽性に傾けるお手伝いとなります。

  長々と書きましたが、今日お伝えしたかった事は : 極陰、極陽 の食材も絶対食べてはいけない、のではなく工夫次第で美味しく頂けます。 昔からの言い伝えやクッキング豆知識と陰陽の法則も繋がっている!! なのでした。

ふ〜っ、最後まで読んで下さった方、どうもありがとう☆

 

鍋敷き  un sous-plat

2007-07-26 | ものたち les objets
  ノルマンディーのビッドグルニエで見つけた鍋敷きは、手にしたその時から日、月、火、水、木... もうずっと私を幸せにしてくれてます。

2ユーロの値がついてたけど、1ユーロにまけてくれた優しい笑顔のおばちゃん♡
帰りの車の中でも何度も手にしてにんまり◎ パリの我が家に着くなり、歯ブラシと重曹でゴシゴシ磨く至福の時☆

うちのぶんぶく茶釜鉄瓶ともピッタリマッチ◎  うふふ〜♡

潮風  la brise marine

2007-07-23 | マクロビオティック
先週末、今週末と海へ。 先週の日曜はパリから3時間、ドーヴィル海岸(ノルマンディー)へ車を飛ばし、無謀な日帰り遠足。 少し前から「海が見たい」というちょっと発作の様になっていました。これは「泳ぎたい」 ではなく「潮風に当たりたい」なのでした。

  実はこれ、マクロビオティックの本でも読んでいましたが、潮風は陽性(塩はとっても陽性)、 陰性に傾きすぎた疲れたカラダを手っ取り早くケアするのに効果的だそうで、確かに、みんな身に覚えがあるはず★★★★ 潮風に当たった時の爽快感を...。

ほんの午後のひととき浜辺で過ごしただけなのに、ホント、元気になれた♡

夕飯後は、お屋敷の連なるドーヴィルの町を散歩。ドーヴィルはお金持ちの人々の為だけの町ではありませんよ、きらびやかに輝くカジノとか、眺めてるだけでもちょっといい感じでした。 

発芽 2  la germination 2

2007-07-16 | 日々のことvie quotidienne
   あれ? アルファルファの発芽に一月半もかかった??
いいえ... アルファルファは3〜4日でニョキニョキ、フサフサ、人間様のお腹を通って、とっくに自然の土へと戻ったはずです。

コンピューターが再び壊れて3週間、インターネットレスの暮らしをすると、すっかりぼけてしまいました。気長に見守って足を運んで下さっていた方々、申し訳ありませんでした&どうもありがとう。

また、ぼちぼち書きますね。