エコノミスト8/12・19には
トランプの破壊力という
何とも変なタイトルがついていました。
今回15%の関税で日米合意がされましたが
これはEUや韓国などとも同じ税率です。
ただ、韓国にはこれまで自動車の
関税は0でしたが、日本は2.5%あったので
それが同じ15%になったということは
韓国の方が増税額は高くなったと言えます。
もっとも、15%の関税がかかることに違いはなく
東洋経済の記事では、自動車7社の営業利益が
1.89兆円減り、値上げなどによっても
1.32兆円の減少となるようです。
それにも関わらず、日経平均は過去最高値を
更新しており、正気とは思えません。
この原因の1つは海外の投資家が
日本に投資をしているためで、
今年の4月以降、日本株の外国人買いが
続いています。
また、日本株に限らず、アメリカのNYダウや
NASDAQなども最高値を更新していますが、
こちらは、今後のアメリカ景気の期待です。
日本だけでも約80兆円の投資が約束され
他の国なども合わせれば、とてつもない金額が
今後アメリカに投資されることになります。
このような投資が過熱する時には
経済学上、利上げをするべきとされますが、
トランプ大統領がFRBのパウエル議長を
批判し、推し進めようとしているのが
利下げです。
景気が良い状況の時に、利下げをすれば
理論上はさらに株などが上がるはずなので
それを見越して株などが買われています。
ただ、これらは理論上の話なので
現実にどのようになるかはわかりません。
むしろ、今後どのような理由により
株価が下落するのかが個人的には気になります。
1つ考えられるのが、トランプ氏の暴走に
株式市場などがついていけなくなるケースです。
そもそも、トランプ関税はWTOなどのルールに
違反しており、米国内でも緊急事態である
IEEPAを根拠に大統領令を出しているので
そもそもその妥当性が、1年後くらいに米国の
最高裁で判断されることになります。
逆に言えば、あと1年はトランプ大統領は
この暴走をし続けることができますが、
直近でも、雇用統計の数字が悪かったという理由で
統計局長をクビにしてしまったり
独立性が担保されているはずのパウエル議長を
クビにしようとしたりとしているため
市場が嫌気をさす可能性があります。