香椎補完計画 壱

映画とお酒の渦に巻き込まれていたいと日々葛藤しています

199.道化師

2019-11-16 13:42:00 | 日記









何故ジョーカーが生まれたかを丁寧に描いた作品


バットマンに続く伏線も有り
なんだかんだでパート2も作るんだろうなと



もしかしたら、全て夢の中での空想だったと云うオチもアリだなと思いました



「この人生以上の硬貨な死を望む」


☆☆☆







198.悪の舞踏劇

2019-11-07 18:28:00 | 映画






A Clockwork Orange

まさかまさかの「時計仕掛けのオレンジ」
劇場で観る事が出来るとは…



初めて観たのは中学生の時
お店でビデオを借り、その場で観賞できる特殊な店舗がありました
多感な時期に観た衝撃は今でも胸に刻まれ生涯忘れる事が出来ない作品

その時「自由で良いんだ!」
と閃きましたが、今は若さが羨ましい…



主人公アレックスが1分以上瞬きをせず、カメラが引いて行く冒頭シーン

様々な気付きを与えて貰う


酒も薬も殺人シーンも無いのにも関わらず何故悪の象徴と語られているのか

取り敢えず「雨に唄えば」をエンドレスで呟いています



☆☆☆










197. Capharnaum(存在の無い子供たち)

2019-11-03 06:00:00 | 映画








同じ空の下、仕事がキツいだの、観る映画が無いだの、つまらない愚痴を垂れつつ酒に溺れている己も居れば
今日、今、食べる物が無い
明日の事を考える余裕も無い、明日の意味も分からない子供達
実在する子供達を忠実に追った作品



タイトルだけを見れば「存在の無い?」と思いましたが、観終わると合点がいきます



「育てる事が出来ないなら子供を産むな!」
平気で子供を捨て、子供に頼る大人達
主人公ゼインを生んだ親達も存在が無かった筈



面白いか面白く無いかで選べば、間違い無く面白くはない



観るか知るかで選べば、観なければ知らなければならない



観賞後、妙齢の女性が「あの主人公が可愛いくてねぇ〜」と言っていたので、後ろから「ゼインです、ゼイン!」と囁き、びっくりさせてすみません



さて、何をしますかTさん



☆☆☆☆


196. Rocketman

2019-11-02 19:36:00 | 映画



好きな映画を聞かれたら必ず答える作品
「ユージュアル・サスペクツ」



その監督(ブライアン・シンガー)
が監督!
の、「ボヘミアン・ラプソディ」



が、撮影終了2週間前に解雇



変わりに当初携わった(デクスター・フレッチャー)の作品になってしまった
「ボヘミアン」



心機一転のデクスター・フレッチャー作「ロケットマン」を観る



エルトン・ジョン、その人生を綴った作品
史上最も売れたアーティスト第5位
グラミー5回受賞



代表曲「僕の歌は君の歌」etc…
名前も曲も聴いた事がある程度
良くは知らないビッグネーム



生涯に渡っての作詞家であり友人との出会い、天性の才能&LGBT故の孤独感、余りある収入、薬、堕落



伝記として作られているのか、生の声を伝えたいのか、エンターテイメントを目指したのか、まとめ方に疑問を感じながら終了しました



全然話題になりませんでしたが
「浴びる光が強ければ強い程、闇が深くなる」
と云う台詞は深く心に響きました



☆☆