世界を虜にした4人組の町

次の大聖堂探訪記は、イギリスを代表する4人組を輩出した町から。

といえば、もうピンと来てる方がほとんどかもしれませんが、

そう、イギリスの4人組と言えばこの方達。

『The Beatles』

彼らの出身地であるLiverpool(リバプール)を訪れてみました。

町全体がビートルズを盛り上げていこうとしているのが伝わってきます。

歩いていると、『あれ、トランクやらギターケースが捨てられてる！』



と、思いきや，これ全部石で作られたオブジェ。

よくよく見ると、ギターケースにPaul McCartneyと彫られていたりして (分かりづらいですが．．．)


このオブジェもビートルズの作品と関係しているのかしら。

さて、大聖堂に目を向けると、なんとややこしいことにリバプールには2つの大聖堂が対峙するように存在します。

それが、SFに登場しそうな近代的な造りのこちらと


こちら。


片方が、ローマンカトリックの大聖堂。そしてもう片方がイングランド国教会に属する大聖堂です。

驚くべき事に、近代的な造りの方がローマンカトリックのもので、名前がメトロポリタン大聖堂。そして後者のいかにも大聖堂という方が、イングランド国教会に属します。

私の知る限りでは、同じ町に、2つの大聖堂があるということはあまりない気がするのですが．．．

そういえば、以前、知り合いからリバプールはプロテスタント(イングランド国教会)とカトリックのそれぞれの力が強く、地元のフットボールクラブにさえ、こちらのクラブはカトリック側、あちらはプロテスタント側というふうに別れているんだよと教えられたことを思い出しました。

話をきいたときは、スポーツにまで宗教が！！と驚いたのですが、この町にきて、こうも堂々と２つの大聖堂を目の当たりにすると、それもなるほどと納得します。

しかも、２つの大聖堂の距離は1kmも離れていないのです。

話がずいぶんそれてしまいましたが、イングランド国教会の方の大聖堂に入ってみることにしましょうか。

つづく
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