イギリス44大聖堂巡り

イギリスの大聖堂探訪記。
旅好きな人も、そうでない人も、
雑誌のような感覚で読んでもらえたら...

#01 ヨーク -上から-

2010-08-03 | イングランド北部
ヨークの町で一番高いところから外を見下ろす。

やっぱり緑が多い。しかも、高い山がないから、かなり遠くまで見渡せる。

イギリスにいると空が低く感じるのはそのせいかもしれいない。眺めも良く、気持ちよかったのに、なにせ高所恐怖症の私、早々にタワーを降りてしまった...



大聖堂の外にでると、コンスタンティヌス1世の銅像がある。英語名ではConstantineというらしく、いつも和名と英語名に悩んでしまう。

なぜ、古代ローマ帝国の皇帝がこんなところに?!と思うかもしれないが、なんでも、キリスト教がイギリスのみならず、ヨーロッパ全土に広まったのは彼の功績と言ってほぼ間違いないらしい。



おまけに、彼とこのヨークは深い関わりがあるらしく、今からおよそ1700年前の306年、まだヨークがEboracum(エボラカム)と呼ばれていた頃、彼とその父親の皇帝コンスタンティウス・クロルスはこの地にいたという。

そして、ここヨークで、父親の皇帝コンスタンティウス・クロルスが死去し、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世が誕生するのである。歴史も、教科書でなく現地でみると面白いとつくづく思う。

今度は、大聖堂を離れて、町の中心部へ行ってみることにした。大聖堂を出るとすぐ、かわいいミニチュア・トレインに遭遇。


ヨークには、世界最大規模の鉄道博物館があるらしく、それのアトラクションのひとつのよう。乗りたい衝動に駆られたが、町歩きを楽しんでみようと思う。

続きへ...
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