#20 サウスウェル -クレヨン王国のお城の中は-

子供の頃，大好きだったクレヨン王国の本。

その中の世界が飛び出してきたかのようなサウスウェルの大聖堂。



あまりの可愛さに心を奪われた私は，大聖堂の中へと吸い込まれるように入って行く。

大聖堂のドアの上のアーチ。

あんな風にガタガタと段になっているのは珍しいとか。（たぶん．．．ふふ）



中に入ると，美しい歌声が大聖堂内いっぱいに響いている。

なんでも，夕方のサービスに向けて，聖歌隊の方が練習しているようだ。

言葉がわからなくても，その歌詞がまったくわからなくても，歌は直接心に響くからなんとも不思議。

聖歌隊の歌声をBGMに大聖堂内をうろうろ。なんとも贅沢！（笑）

こちらは，身廊横の通路。漆喰らしき白い天井に，手のように枝分かれして伸びる柱。コントラストが可愛らしい。



今までとは，タイプの異なるステンドグラス。これまでのステンドグラスは鮮やかな色が使われているのが多かったけれど，ここのステンドグラスは，色が控えめなペールカラー。

こういう淡いステンドグラスもなかなか良いもの。



チャプターハウスにて。

このサウスウェル周辺は葡萄が採れるらしく，葡萄の葉や実がモチーフに採用されている。



この大聖堂は，私のお気に入りになってしまった。

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#20 サウスウェル -クレヨン王国へようこそ-

ちょっとバタバタしてしまって更新が滞っておりました。

ちょっぴり余裕ができたので、またちょこちょこと再開しようと思ってます。

ノッティンガムをやや北東に上がるとサウスウェルの町に着きます。

今日はそこの大聖堂。

大聖堂へと向かうと、看板発見。

おっ、なんとも心躍る形ではありませんか。



実際の形と言うと、看板と同じ形！！

か、か、かわいい．．．



私の大好きなクレヨン王国のお城みたい。

この２つの三角屋根がなかったら、大聖堂によくある形だと思うのですが、２つの三角のおかげで絵本から飛び出してきたかのよう。

さぁ、中に入ってみよう。

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イングランド 6：日本 15

日本は、この週末、祝日で3連休だったんですね？？

イギリスに来て、日本のことを良いなぁと思うのは、祝日の多さ！！

日本の祝日の数は15日！なんと平均で言うと一ヶ月に一回以上の祝日がある訳です。

それに比べて、イギリスと来たら6つしかないんです！！

休みの数はイングランド、スコットランド、北アイルランドと自治区によって異なるんですが、私の住むイングランドで言えば6つ。

この間の8月の最終週に3連休があって以来、次はクリスマスのお休みまではなーんにもナシ！

日本と言えば、秋頃から祝日のオンパレード！！

基本的には、イングランドの休みはほぼハッピーマンデー法といった考え方で、祝日と言えば土日にくっついているのですが、私もたまには、水曜日や木曜日にゆっくり寝て遊びにでも行きたいなぁと思うこの頃なのです。

今日は、ついつい記事から離れて愚痴になってしまいました！

失礼！！

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#19 ダービー -産業都市-

ダービー：イングランド中央部にある都市

私の中では、産業都市の印象。

というのも、何人かの知り合いのパートナーがこのダービーに仕事場があると言っていたし、何かでトヨタ自動車の工場があるとかないとかで、日本人の人も多く日本人学校があるとも聞いた。

実は、その日本人学校で先生をやらないかと誘われた事がある。

興味があったものの、学校へ行かなくてはならない日が土曜日だと聞いて、断ってしまった。

海外で育つ日本人の子供って大変だと思う。

もちろん、親御さんもそうなんだろうけど。

平日は、地元の学校に通い、土曜日はお休みを犠牲にして、日本語の敬語や漢字の読み書きを習いに日本人学校へ行っている子が多い。

バイリンガルになるべくしてなっていると言わざるを得ない。

と、話題が横道にそれてしまった。

というのも、実は、ダービーの町並みや大聖堂なんかに対する面白エピソードが特にないので、ちょっとつらつらと大聖堂には関係ない話をしてみたという訳。

で、大聖堂はこちら。



よく見かけるタイプですね、素直にコメントをつけると．．．

やっぱり20個近く大聖堂を見ると、ちょっと中だるみの時期にさしかかってきますね．．．（苦笑）

大聖堂内部。

コンサートの練習かなにかで聖歌隊の歌声が響く。

シャッターボタンを押したら、思ったよりもシャッター音が響いてしまった（気がする．．．）



歌声を邪魔しちゃ行けないと、焦りの私は早々に大聖堂を出た。

大聖堂の外側は、正直いうと大聖堂のザ・平均という感じだけれど、中は明るくてピンク色の天井でフェミニンな感じ。

フランスとかヨーロッパの教会の中に似てる気がした。

もうちょっとゆっくり見てみたらよかったかな．．．

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#18 リッチフィールド -お金持ちの町？？-

リッチフィールド。

こうやってカタカナで書くと、なんとも魅力的ないかにもお金持ちが多そうな名前になる。

でも、実は英語のスペルは『Richfield』ではなく『Lichfield』とかく。

だから、お金持ちとは全然関係ない。残念！！

ここはバーミンガムから北へ20キロほどあがったところにある、小さな町。

人口はおよそ30,000人。

車を降りると、モザイクで作られた女の人の顔がある。

ひょっとして男の人かな？！こうして見ると、どちらにも見える．．．



いずれにせよ、ここはアートな町なのかしらなんて歩いていると，

ニョキーン、ニョキーン、ニョキーンと尖った物体を発見。


しかも、その尖りっぷりたるや、剣山の一部のよう。

そう、この謎の3本の尖塔の正体こそ、私が探し求めていた大聖堂なのでした。



こんな3本の尖塔を持つ大聖堂はとっても珍しい。久しぶりに心くすぐられる外観。（ひとつ前のバーミンガムも良かったけど、町があんまり好きになれなかったから．．．）

大聖堂の内部。



上の3枚の写真の右上は、大聖堂の附属のチャプターハウスで撮った写真。

その赤いビロードの座席がずらっと並ぶ中で、ひとつシート上のアーチが他よりも盛り上がっているところがある。

これが、ビショップの椅子。その椅子の上の模様に、右下のようなネコがネズミをくわえている彫刻が施されている。



大聖堂を出て、写真を撮っていたら、地元の中年のカップルに、あなたも一緒にいれて撮ってあげるわと声をかけられた。

最後にカメラを受け取ったあと、『Lichfieldは好き？』と聞かれた。

迷わず、『Yes』と答えた。

大聖堂しか見てないけど．．．と自分で突っ込みを入れつつ、大聖堂を後にした。

でも、ここは好きになれそうな町のひとつであるのは間違いない。

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