現在名古屋生活中

変化するブログ内容。今は名古屋での生活について。

骨折り損 2

2019-02-08 17:37:57 | 日記
さて、息子の右手指骨折の話の続き。

翌日の午前10時に整形外科の予約が入っていたのだが、もし手術することになると、その日の午前0時から水も食べ物も摂取してはならないということで、手術になるかどうかわからないので念のために起きてからは何も食べないことにした。

じゃあってことで、前夜に寄った店で「寝る前に食べる」と買ったのは握り寿司。

ここぞとばかりにコイツは…

翌日はとりあえず学校に行かせて早退扱いにしようと思い、朝に何も食べないためにも、登校時間ギリギリまで息子を起こさないようにしようと考えた。

というわけで8時半ごろに友達と登校し、後から迎えに行くことにした。


心配された雪の予報は午後からなので、とにかく雪の前に帰ってこられることを願う。

しかし、万が一ずれ込むということもあるだろうから、念のために自家用車では行かず、白タクで病院へ。

流石にERと違って予約で来ているため、通されるまでにさほど待たされなかった。

でも結局処置には色々と時間がかかってしまったのだが。。。


医師の診断では手術は必要ないということで、とにかく動かさないようにしっかり固定することになった。

初めにやってもらったような添え木でいいんじゃないかという話だったのだが、技師の判断で手首の上までしっかりと固定された。



とりあえず2週間は完全に動かさないということで、2週間後にまた様子を見ることに。


帰りはお金の節約のためにバス。

乗り継ぎのバスを待つ間に雪が降ってきた。

私たちの家は丘の上なので、バスの運転手が「多分これが上に登る最後のバスだね〜」と言っていた。

今日は雪の予報のために、学校が通常より早く終わることになっていて、戻らずに家に帰るかと思いきや、「(ぐるぐる巻きにされた手を)友達に見せたい」と学校に戻ることにした息子。

学校の近くまで行くバスに乗っていたのだが、丘を登り切ったあたりから道が混み出し、なかなか進まなくなってしまったので、停留所二つ分ほど早めに降りて歩いて学校へ。



学校看護師と話すと、骨折していたことに驚きつつ、「必要だったら学校で痛み止めを飲ませることもできる」と必要書類をくれ、「でも多分、来週の月曜火曜は雪で休みになるだろうけど」とのこと。

また休みか〜。

でもじっとしてるには好都合だったかも。

骨折り損 1

2019-02-08 16:04:55 | 日記
木曜日の10時、女性コーラスの練習会場に着いた途端に息子の学校から電話

前回の電話では受話器の向こうの先生が大変お怒りになっていたのが頭によぎり、また木登りでもしたか!?と出るのをためらったが、とりあえず受ける。

相手は学校看護師で、まさか木から落ちて怪我でも!?と思ったが、「突き指」したみたい?

本人と代わって詳しく聞くと、指をそらすように曲げてストレッチしていたら腫れたらしい。??


息子はいわゆるバネ指らしく、指関節が軟らかく、他の人にできないような指の格好をさせては喜んでいるのだが、どうやらそれをやりすぎたらしい。

本当に!?

自分で動かしただけなのにそれで痛めるって相当に力を入れたんだろうなぁ、ばかだな。

電話口で授業は続けて受けられるというので、ひとまず息子の指は学校看護師が固定したままにさせ、放課後に医者に連れて行くことにした。


学校の後にかかりつけ医院で診てもらうと、関節が外れたのかもしれないが一晩様子見してからでもいいけど、今からでもレントゲン撮るならERへ行けと言われた。

なんでここでレントゲン撮れないんだろう。。。不審。

ER(Emergency Room)ではないが、Urgent Care(ERほど緊急性が高くない場合に行く)では少し苦い経験があって、この医院の系列のERに行くことを一瞬躊躇した。

一年半ほど前に私が室内で転んで肘にヒビが入ったことがあったのだが、当時の我が家の医療保険では近所のUrgent Careでの取り扱いがないと言われ(二軒も断られた)保険会社の持つ病院まで行く羽目になったのだ。

そのときの時間の無駄を思い出して、保険会社の持つ病院に行きたい、と一瞬言おうかと思ったのだが、医院の医師が「あなたたちが行くからとERに電話しとく」と言ってくれたので、なんとなく無碍にもできず医院の系列のERに行くことにした。


この時点で午後5時過ぎ、夕食をとる時間はなさそうだと判断して、サンドイッチ屋で家族分の食べ物を調達し、申し訳ないが夕方の2件のレッスンはキャンセルして、一緒にいた娘を家まで送り届け、長丁場になることを予測して自分用に本を持って出かけた。


さてERは基本的に相当の緊急性がない限り受付順となるわけで、時間外の診療となると人手も部屋も限られるため非常に長く待たされる。本を持ってきてよかった。

ようやく通された先は「廊下に置かれたベッド」。



「すみませんが、今日は混んでいて部屋が用意できないので、廊下で診察します。」

患部は手の指だし、気にしないので、待たされるよりはいい。


これまで学校看護師の他に、医院での看護師、医師、ERでの看護師などすべての人に「何があったのか」を話すたびに、「え?そんなの聞いたことない」と言われてきた今回の息子の指の腫れ。

ERの医師にも「聞いたことない」と言わしめ、妙に得意げな息子 褒めてないぞ。

レントゲンで見てみたら、なんと骨が折れていた。

あまりに信じられなくて逆に可笑しくなってしまった。


そしてここに来てやはり少々厄介なことに。

うっすら思っていた通りで、我が家の医療保険ではこの病院の整形外科には掛かれないことが分かって、保険会社の持つ病院の整形外科に予約を取ってもらうことになった。(この作業をやってくれただけ親切だと思った。)

その場では、ERの医師が局部麻酔をしてずれた骨を戻して添え木をしてくれ、それでひとまずの処置はおしまい。


帰る頃には午後10時だったが、翌日から雪が降り嵐が来るそうなので、夜も遅いが帰りがてら買い出しに行った。

雪が降るとすぐに交通マヒを起こすシアトルエリア。

実際数日前の雪で家からしばらく出られない人もいたそうで、大雪の前に備えを!と散々TVなどで煽られた人たちがスーパーに殺到し、棚が空になる騒ぎが出始めていた。

私たちが寄ったスーパーは棚が空ということはなかったが、牛乳や卵の棚がスカスカになっていた。

大きなカートに山盛りの食料品を買い込む人も多く、午後10時過ぎなのにレジに並ぶ列が長く驚いた。


整形外科の診察は翌日の午前10時。

雪が降り始める前に処置が済めばいいがと願う。