gooブログはじめました!

日々の出来事、感じた事を書いてます。

続き。

2011年10月22日 | 日記

主人と合流した私は、兄弟の車に乗って実家近くのホテルに泊まりました。

当時、まだうつの事がよくわかっていなかった主人は、私が自分で変わり果てたと思っているほどは変わったと思っていなかったのかもしれません。ただ、私の状態は本当のうつでした。何日かあちこちと主人と二人、車で出かけました。うつとは心が正常でない状態です。主人と会ったにもかかわらず、消えてしまいたい思いがずっとありました。いったん、自宅に帰ることになった主人との最後のおでかけの日、サービスエリアで主人がトイレに行った間に、隠し持っていた薬を大量に飲みました。帰ってきた主人にそのことを告げて、私はサービスエリアの休憩室のような所に連れていかれ、横になったまま眠りました。

どの位眠ったでしょうか?気が付いたら、そこは病院のベットの上でした。薄暗い中にたくさんの顔のようなものが見えました。ベットから少し離れた所で、親や兄弟、主人、それに友達までもがじっと私を見守っていたのです。サービスエリアで眠ってしまったあと、救急車で近くの病院に運ばれ、胃洗浄をしてもらったようです。そのあと、少しの間入院することになりました。そのあとの事も、本当にたくさんの出来事があったのですが、それから、薄皮を一枚一枚むく様にしながら私は元気になりました。

病気の時に強く思ったことは、普通に生きることがこんなにも大変なことだったのかと言う事です。逆に言えば、普通に生きられると言う事がどんなにすごい事か・・と言う事です。アタリマエは決してアタリマエではないと言う事です。

今現在、おかげさまでとても元気に過ごさせていただいています。本当に家族には感謝してもしきれないくらいたくさんお世話になりました。自分に正直になりたい・・というきっかけでブログを始め、正直になる為に宗教の事や病気の事を一度書きたいと思いました。過去の私も今を共に生きています。ご先祖さまも共に生きる時代だそうです。たくさん痛い思いをして地獄を見ました。その分、きっと人の痛みや弱さに寄り添える部分があると思います。そういった部分を大事にして、家族に一つでも恩返しをしながら、感謝を忘れずにいのちいっぱいに生きれるように毎日を過ごしたいと思っています。

 

         

 

 

 

 


コメントを投稿