太陽の国 メキシコで

メキシコでの生活、育児、仕事など、書き綴ります。

Domingo de Ramos (枝の主日・受難の主日)

2007-04-03 | メキシコ
昨日日曜日は、「枝の主日」でした。

この日から聖週間(セマナ・サンタ)が始まります。
一般の人にとっては、ただの連休だと思いますが、キリスト教徒にとっては、とても大切な1週間です。

この日は、イエス・キリストがエルサレムで「受難」を受けることを覚悟し、ロバに跨り、エルサレムに入城したことを記念します。
エルサレムに来たイエスを群集が、ナツメヤシやシュロなどの枝を手に持ち讃えながら迎えたことから、この日ヤシ科の植物の枝を掲げてお祝いします。

私たちも教会の前で売られている枝の束を買いました。ヤシ科の枝だけのものもあれば、それにカーネーションやオレガノの枝、カモミールの花などなどの混ぜられた束などもあります。今回は、カーネーション、ローリエ、カモミールの混ざった束を25ペソ(250円)くらいで買いました。
ミサの開始時に、神父さんが聖水を撒きながら入場してくる際に、その束を高く掲げて聖歌を歌います。

ミサの中では、キリストの受難の出来事を追憶するために、受難の朗読がされ、神父さんは、血を思わせる赤色の祭服を纏います。

この祝福され、聖水を受けた木の枝を家に持ち帰り、家の戸や窓に飾ります。こうしてその家が聖週間を迎える準備ができたことを示すそうです。私たちも早速飾りました。

会社の方は、木・金とお休みになりますので、私は4連休です。
でも、職種や会社によっては、1~2週間休む人もいるようです。
セマナ・サンタの連休を使って、海外旅行や観光に出かける人も多いですが、私たちは例年のごとく今年も旦那の実家で連休を過ごす予定です。


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