親にとって、子供を素直に率直に愛せる事、
厳しくとも優しくとも、子を信じることができ、子の真っ直ぐな成長を観ながら
思う存分気が休まるまで愛していける事、
それは、本当はとてもとても素敵な贈り物である事に、
私は初めて気づかされたと思う。
苦しむその子の為に、突き放さなければならない
苦しむその子の為に、今まで以上の重荷を課せなければならない
苦しむその子の為に、抱きしめる事はできない
もうこの子は、充分に苦しんだというのに、、、
私の胸は、今まで知る事の無かった新たなる苦痛に潰されそうで、
他の何も感じる事ができない。
私の眼は、そのじわりじわりと押し寄せる波の様な衝撃にその視野を失いそうで、
涙以外何も見えない。