Hybrid Vision

アメリカ生活30年、そんな日々に考察した
文化・食・結婚・離婚・育児・精神・心理・人文・芸術等を
自分なりに綴ります

目につく誤解 - 簡単に言えないよネ、、、

2008-06-03 | 文化考察


同じ国に永年住めば、それなりに文化も理解でき、
言語に含まれている意味合いも分かってくる。


今夜もそうだけれど、
海外ブログなどをネットで徘徊していると、
とても面白可笑しかったり感心したりして楽しい。
ただ、その中で一点、苦しい事がある。


それは英語のフレーズや文章の意味の誤解。
悪意など全くなく、とても無垢な知らずのうちの間違いなどだ。


なんとなく合っていない訳では無いのだけれど、
やっぱり根本を考えると意味が違う、、、
そんな訳し方をしているものがそのまま世間に紹介されているのを
時々見かける。
特にそれが書く人に才能があるから沢山の人が観覧しているブログだったりすると、
何かしらこう胸につっかえができる感じ。


美味しいお魚を食べていたら骨が喉に刺さってしまった、、、
そんな感じでもある。


周りの人から教わって誤解をしているのなら
それは周りの人に落ち度が有る、、、、


でも、原因が何であっても、間違ったまま伝わっていくのには
変わりは無い。


誤解が誤解を生んでいく事は多々あるし、
私も気をつけている積もりでも間違いを犯しているのかも知れない。


人の振りみて我が振り直せ、、、
自分こそ、ブログを公開しているからには、改めてひきしめたい。


そしてできる事なら
誤解を発見した時などやんわりと
ちょっと違っている点などを嫌味無しに示していけたらいいな、、、と
そんな事を思う。



立ち寄ってくださってありがとうございました!
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頭の体操ニュースクイズ

2008-05-18 | 文化考察


世界をくまなく報道するイギリスの報道機関BBCのHPでは、
毎週末にその週にニュースになった事から幾つかのクイズを出しています。


その名もWeekly World Questions。


いつもちょっと面白いなと思っているのでご紹介。
これは5月15日付けのものを翻訳したモノです。

(トップの画像はバチカンが宇宙人を洗礼するか否かについて
考えられている記事らしいです。)


ではクイズ開始~(正解は下)

(1)法王にはおつきの天文学者が居るのですが、
   彼は、宇宙人は多分どうであると発言したのでしょう?

  
   A: 人間よりも速い率で繁殖している
 B: 原罪を背負っていない
   C: 人間よりも神に近い






(2)最近オバマ・バロックは、ある女性記者に謝らなければならなかったのですが、
   理由は何だったでしょう?


   A: その女性に対して馴れ馴れしい呼び方を使ったから
   B: その女性にウィンクしたから
   C: その女性の質問の仕方がヒラリー・クリントンに似ていると発言したから
   



(3)オーストラリアで、ビール1ケースを座席に置いてシートベルトで固定し、
   一緒に連れていた5歳の子供は車の床に座らせて
   そのまま走行していたのを警官が見つけて止めました。
   さて、その警察官によると、その男性はどんな反応を示したでしょう。


   A: ボカンとして、何がいけないのか分からない様子だった。
   B: 自分は運転していたら娘が勝手にビールを座席に置いたと言い訳をした
   C: 酔っぱらっていて判断力が鈍っていたと言った




(4)ローマの独裁者ジュリアス・シーザーの最古と思われる胸像が
   ローヌ川の底でみつかりました。 
   その胸像のシーザーはどんな風貌だったでしょう?


   A: 皺が多く禿げていた
   B: 若く猛々しかった
   C: 花輪をつけていた






(5)心理学者達によると、聴く音楽の種類によってワインの味が変わるそうです。
   さて、Cabernet Sauvignonにはどんな曲が推薦されたでしょう?


   A: ベートーベンのソナタ、月の光り
   B: ジミー・ヘンドリックスのAll Along The Watchtower
   C: ビーチ・ボーイズのGood Vibrations






(6)ケニアのオリンピック選手達は、中国での競技に参加するには
   どうしなければならないと言われたでしょう?


   A: 全国的なトレーニング・キャンプに参加する事
   B: 痩せる事
   C: 良い成績が出るように教会で祈る事


(7)アメリカ合衆国とロシアの海軍は、ちょっと怪奇な競争をしました。
   さてその競争とは何だったでしょう?


   A: 床の掃除
   B: 靴磨き
   C: サンドイッチ調理




正解は下に有ります。
  

  ↓
  

  ↓


  ↓


  ↓


  ↓


□正解□

(1)B: 
バチカン天文台のディレクターガブリエル・フネス神父は、
バチカン新聞に地球外生物探索と神を信ずる事は相反する事では無いと
発表したらしいです。

バチカンに天文台が有ったなんて知らなかった、、、、。


(2)A: 
質問をした女性記者に対して待ってくれるように言う際、彼女をSweetieと呼んだ事に対して、
後にオバマは彼女のボイスメールに『悪い癖』だと謝罪のメッセージを入れたそうです。
う~ん、些細な事だとは思うんだけど、、、でも今は大切な時期。
気をつけてくださいオバマさん。私はあなたに期待してますから。


(3)A: 
この時の警察官、コンスタブル・ウェイン・バーネットは、
『こんな事は初めてだ、、、自分の子よりビールが大切だなんて、、、』と呆れていたそう。
全くね、、。こういう親も居るんですよね。


(4)A:
フランスの文化省によると、この現実的な描写をした胸像は共和時代の典型だという事です。
現実を語るのも宜しいだろうと。


(5)B:
イギリスの大学での研究によると、研究に協力した人々の最高60%が
聴こえるメロディーによって味が変わると訴えたそう。
Cabernet Sauvignonは力強くヘヴィーな音楽に、
そしてChardonnayは軽く爽快な音楽に影響されるらしいです。
へえ~~~。なんとなく分からないでも無いというか、人の感覚って面白いですよね。


(6)A:
ケニアのチームはエチオピアに負ける以前の過去の栄光を取り戻したいとの事。
なるほど。


(7)C:
味の方ではロシア側の海軍兵が、プレゼンテーションの方ではそのオリジナリティーでアメリカ側の海軍兵が勝ったという話しです。
ロシアでのこのコンテスト、どんな審査員による判決だったのか知りたいところ。
どちらにしても人が人として接し合えるこういう場がもてたのは良かったですね。



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13世紀の地中海産のど飴

2008-04-10 | 文化考察


今、我が家のクッキージャーには、
ブラックリコリシュ(Black Licorice)と
レッドバイン(Red Vine:チェリーリコリシュの固有名詞)が入っています。


日本にはこういうお菓子、あるかしら、、?


夕食を終えてほっと一息、ソファに座ってそれをぼうっと眺めているうち、
ふと、以前私には、このお菓子が口にあわず食べる事ができなかった事を思い出しました。


「リコリシュ」とは、地中海が原産地の植物の名で、
その根のエキスを成分の一つとして使われている、
キャンディとしては最古と言われる程長い歴史を持つ、
ほんのりとした甘味と香りを楽める噛みごたえのある管状のお菓子です。


リコリシュの根のエキスは、
13世紀辺りからアラブ人などに咳や喉の痛み等に効くと信じられていたようで、
これを売っていた商人が、蜂蜜を混ぜて飴として売り出した事が
お菓子としてのデビューだったようです。


さすがにブラックリコリシュを食べると、やはりせき止ののど飴のような味が、、。


アメリカに渡ってきて間も無い頃、初めてブラックリコリシュを口にした時に
その薬の様な匂いが気になって食べられなかったのですが、
何年かしてチェリーリコリシュを食べてみたら何の違和感も無く美味しいと感じ
何故かその後はブラックリコリシュもたまに食べるようになりました。


もう一つ、今では好きなもので昔はとても食べられなかったものは
日本では見かけた憶えが無い朝食用のソーセージ。


男性の手の指くらいの長さと太さのもので、
いろいろな香辛料が入っているので最初は匂いがきつくて気分が悪くなるほどだったのが
たまに少しずつトライしていくうち、だんだん慣れたのか
今では美味しいと感じるんですから面白いですよね。


こちらの料理はハーブやスパイスをふんだんに使うものが多いせいか
最近ではあっさりしたうどんやおそばなんかを食べると
たまにだけれどなんとなく物足りないように感じるようになってきた様な気がします。


歳を重ねる毎にだんだん母国のものが恋しくなって来るといいますが、
私の舌はなんだか逆じゃないのかな、と少々いぶかしいです。(笑



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