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emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

フィクサー Season1 第3話

2023-05-08 16:58:15 | 2023春ドラマ
第3話

 サクタ製薬社長・佐久田(酒向芳)の親族の別荘に火をつけたのは誰か?
 佐久田は、どこにいるのか?
 佐久田の言っていた音声データは、今どうなっているのか?

その3点とも知っているのは佐久田のみで、
設楽拳一(唐沢寿明)本郷吾一(西田敏行)副総理・須崎一郎(小林薫)も、そのうち1~2点しか知らないものだから、それぞれが腹の探り合い合戦
巻き込まれる人たちがお気の毒すぎて、色んな弱みをチラつかされて動かされて

佐久田は生きていたけど、本郷により監禁され、椅子にしばりつけられ、
「あなたと私が友情を築けるまでベートーベンをご堪能ください」と言われていましたね
本郷は須崎に
「物騒な真似をしたとでも思ったか?心外だな。私はヤクザじゃないよ」
と言っていたけど、殺人こそしていないものの、立派な拷問では・・・
佐久田は週刊誌にはチラつかせたものの録音は実際にはしていなかったと言っていると、本郷は須崎に話すけど、それが本当のことなのかどうか須崎は疑い、
元国会議員・村川俊介(山田明郷)官房長官・大泉勇作(陣内孝則)を招集し密談。
でも、その動きは、情報屋により政調会長・新田さゆり(富田靖子)の知るところに

今回は、新田も怖かったなぁ。。。
総裁選候補者として大泉と共にテレビ番組に呼ばれ、報道番組キャスター・沢村玲子(内田有紀)から「サクタ薬品との密約問題」について見解を問われた時に、
新田は「新薬の認可という重要事項について密約を結ぶような方が、国会議員であるはずがありません。違いますか?」と大泉に尋ね、
大泉は「ハハッ、同感ですね!そのような輩は、真っ先に官房長官である私が追放したい」と言わせていたけど、
密約問題が明るみになって大泉の名前が出たら、大泉は議員辞職せざるを得ない状況に追い込むように仕向けたのですよね?

そして、新田は外務副大臣・村川穂積(駿河太郎)を呼び出して、
穂積の父・俊介と須崎と大泉が密会してサクタとの密約の話をしていたと告げ、
「地位のある男ほど、息子に悪事は言えないものよ。信じなくていい。でも、本当に大泉さんの味方をすべきかどうかは、よく考えた方がいい。もし大泉さんが摘発されたら、派閥を引き連れて推したあなたの見識も問われる。『パパが言ったから』は通用しない。ね?私につかない?今は女を推した方が、あなたの人気も上がるわよ?」
と揺さぶって
こういう駆け引き、政治家はたくさんあるのだろうな・・・!?


須崎は「我々は代議士であって、ヤクザじゃありませんよ」なんて言っていたけど、
総理大臣首席秘書官・中埜弘輝(藤木直人)のことを色々と調べ上げて、あれこれ話を出し入れして脅して
写真をコピーするシーン、怖かったよ~
設楽が佐久田の電話番号を知った経緯を吐かせ、
「ついては君に頼みがある。君の方から設楽に接触をして、奴が何を企んでいるのか探ってほしい。総裁選の告示が迫っている。できるだけ早い方がいい。いや、今すぐだ」

設楽は、中埜が須崎の命で来ていることは先刻ご承知なのでしょうね~。
そんなタヌキとキツネの間を行き来させられている中埜が不憫でならない
設楽は中埜に、別荘に佐久田はいなかったが、火の中に飛び込んで音声データの入ったUSBデータを入手したと話し、鍵のかかった引き出しを開けてUSBメモリを取り出して見せ、また引き出しに入れて鍵をかけて・・・。
その話を中埜は須崎に会って話すと
「せっかくだ、もうひと働きしましょう。そのデータ、入手してくれませんか?東京選挙区の毛利立人参議院議員をご存じかな?現在重篤で入院中でね、3か月はもたないらしい。総理の元秘書官なら、立候補してもおかしくない。今から準備すれば間に合うよ。国会議員を目指していたんだろう?奥さんねぇ、難しい病気で手術されたそうじゃないか。どう?喜ばせてあげたら?まぁ引き受けるかどうかは君次第だ」と言われて・・・

中埜は、国会議員を目指していたのですね。
その野心を利用されて・・・
視聴者の誰もが「乗っちゃダメ!!」と思ったと思いますが、政治家になるには須崎の後ろ盾が絶大だということなのかな?
設楽が留守と知りながらわざわざ訪ねて、秘書・丸岡慎之介(要潤)が電話をしている間に、USBメモリを引き出しから取り出すことに成功
でも、設楽も丸岡も、そうなることをむしろ分かっていて、わざと引っかかった様子。。。
さて、そのUSBメモリには、なにが仕込まれているのでしょうね??
まずはウイルス検査をしてからではないとアクセスしてはいけないというのが、世間の一般常識ですが・・・(そこで引っかかる訳ではないとは思いますが)


設楽は、旅館経営の父が死亡し、借金取りに追われた過去があったのですね。
そして、ケンズファイナンスの経営者だった2019年11月、インサイダー取引による金融商品取引法違反で東京地検の事情聴取を受け、その際に担当検察官を暴行して現行犯逮捕。
金があるのに保釈を望まず、実刑の出た一審に執行猶予が付く可能性があったのに控訴もしなかった。
「『この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ』私が控訴をしなかったのは、金のためだけじゃありません。どこまで落ちるか試してみたかったんです。私は浮き沈みの激しい人生を送ってきました。天国と地獄両方を経験したことは、金より貴重な財産だと自負しています。深く落ちれば落ちるほど、這い上がる力がつきますからね」
警視庁捜査一課刑事・板倉晃司(小泉孝太郎)に話し、お互い情報交換をしないかと持ち掛けるが、板倉は拒絶

板倉は、4年前に殿村事務所で25歳の女性職員が死亡した時の担当刑事だったのですね。
その女性の両親は「自殺するような子じゃなかったです。あの男、設楽が娘を追い詰めたんです」と言って、上司のパワハラを主張したが、勘違いだったと取り下げた・・・。
その時から集めた設楽の資料を毎朝新聞社政治部記者・渡辺達哉(町田啓太)に渡し、それを自宅で読む渡辺。
その資料にある設楽の名前を見て、動揺する達也の母・響子(斉藤由貴)

来た来た!斉藤由貴さん!!
設楽と過去に何かあったようですね。
設楽も、その関係で渡辺と接触しているのでしょうね。
渡辺は、そのことは知らずにダンテの「神曲」のワードにより「K」が設楽ではないかと考え、会いたいと持ち掛けでも会えず

板倉は、無断で捜査していたことで謹慎を言い渡されるが、公安部から「謹慎中はよく反省して、見聞を広めるんだな。面白い話があったら聞いてやる」と言われていましたね。
これって、暗に自由に調べていいってことですよね?
もちろん情報は伝えろということですけど。
殿村の事件については、「真相を知りたい」という点では設楽も板倉も渡辺も一致しているから、
あとは板倉の過去の感情次第?


中岡は設楽と刑務所で知り合ったようだけど、
中岡は殺人罪で服役していたと
どこまで本当なんだか

沢村は、殿村の妻との接触に成功して、殿村の病室の入り方を知って殿村の病室に潜入したことにドキドキしながら見ていたら、
殿村の目が開いて、更にビックリ!!
そして、慌てて呼んだ設楽に沢村は
「あなたならホントのことが聞けると思って。私は怖い…。愛してた…総理になる前の話よ」と!!!
終盤の怒涛の展開に、もう寝る支度を全部して観ていたのに「えっ!?」って思わず声を上げてしまって、クールダウンして寝るのに時間がかかってしまいましたよ


「人間が最後に望むのは、愛だろうか?権力だろうか?それとも名誉だろうか?
 フィクサーが望むのは、そのどれでもない」


設楽の最終目的、とても気になります!

_______________

今回の中埜さん、更にドキドキの連続でしたね
小林薫さんも大好きな俳優さんなので、そんな小林さんに翻弄されている直人さんに胸アツでした
設楽と須崎に翻弄されている中埜さん、観ていて辛いけど、別の意味では嬉しくて
とても素晴らしい役どころですね


←web拍手です。

※これまでの感想
 第1話 第2話

※公式HP(こちら


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