第2話で、だいぶ事故の裏が見えてきたような・・・。
それにしてもみなさん、表情を変えずに言葉のやり取りだけで話が進んでいっていて、とても怖い!
ゾクゾクザワザワの連続です
私も人のわずかな言動で察するのが苦手ではないので、先回りして用意をする方なのですが、
設楽拳一(唐沢寿明)のようにどんどん鎌をかけて誘導していくまでは、とてもとてもできないです
でも、実際の政治家の討論などを観ていると、やっぱりそういう力に長けている人は世の中にいるのだなぁと思っていたので、
副総理・須崎一郎(小林薫)のタヌキぶりも、本郷吾一(西田敏行)の大ダヌキぶりも、なんだかとてもリアリティを感じてしまって、とても恐ろしいと思いました
設楽が官房長官・大泉勇作(陣内孝則)と接触して、内閣総理大臣・殿村茂(永島敏行)の件は単なる事故ではなく事件でサクタ薬品との密約絡みではないかと匂わせ、気になった大泉が須崎に役員会で尋ねただけで、
須崎は、設楽が大泉と接触していることを察知
そして、その後に須崎が総理大臣首席秘書官・中埜弘輝(藤木直人)に電話をかけて呼び出したのを知って、設楽と政調会長・新田さゆり(富田靖子)は、この事件に須崎が絡んでいるのを察知
・・・見事な流れにゾクゾク。
設楽が中埜に大泉のことを
「どんな騒ぎ方をするか、しっかり見物してください。大泉さんは直情径行な性格です。政治家には珍しく腹にしまうことが下手だ。だから国民の人気は高いわけですが。餌を投げれば食いつずにはおれません。あなたの立場なら観察できるでしょう」
と話し、その通りになって少し気を許した中埜に
「ホントに欲しい情報は、まっとうな方法では手に入りません。その証拠があなたです。私に協力すると言いながら、肝心なことは話していないでしょう?」と言って、
殿村が本当は佐久田の別荘に音声データを引き取りに行ったことを聞き出し、
そして、殿村と妻は仲が冷え切っていたという情報も手に入れて
設楽の佐久田への対応も凄かったなぁ。
留守電に「殿村総理より連絡先を伺いました。作田さん、今お困りではないですか?私はあなたのお役に立つことができますよ」とメッセージを残し、
かかってきた電話には
「今あなたが怯えているのは、データを渡す予定だった殿村さんが事故に遭ったからですよね?恐らく密約を交わした相手の仕業だ。自分も消されるかもしれない。私に委ねてくれたら、その人物に交渉しますよ、手出しはしないように。私も政治家たちに利用されて捨てられた人間です。会社も家も人間関係も手放し、ホテルの一室で潜むように暮らしている。佐久田さん、独りで地獄に行きますか?それとも、密約を交わした相手を煉獄に送り込みますか?会うだけでも会ってみませんか?」
と言って、取引成功
そして、報道番組キャスター・沢村玲子(内田有紀)には、殿村夫婦の仲が冷え切っていることを伝え、
「愛する夫が失脚するのは辛いが、愛していない夫が失脚するのはもっと辛い。打算が全てのつながりだから。その辺を突けば、女房の懐に入れるかもしれません。女にこそ女を利用すべきだ。何か分かったら、私にも知らせてください」
と言って、情報をフル活用して、新たな情報への種まき
そんな設楽と同じくらいなのか?もっと上手なのか?
須崎と本郷のやり取りは、もっと恐ろしく感じるのですが…
須崎「気がかりな点は全て排除しておきたく、佐久田の件も片付いておりませんので…」
本郷「佐久田か…あれはちょっと厄介な爆弾だな」
須崎「自爆するならどうか山奥でとお願いしたいところです」
本郷「ハハッ、よしよし。私が何とか探ってみよう」
・・・須崎の「山奥で」というワードが妙に具体的
そして、本郷がモーツァルトの「レクイエム」は未完に終わったことと共に「何事も完成させるのは難しいなぁ。徹底してやらんとねぇ」と言っていたことが、まさかああいうことになっていくとは・・・
本郷は、カタギではなく、「整理屋」のような存在なのですかね?
頼まれたら命まで奪う・・・!?
佐久田の別荘の火災現場に設楽がいたことが須崎に伝わったところで、須崎に本郷から電話が入り「ハハッ、須崎、高くつくぞ!」と高揚した口調が、とても怖かったし、
須崎の名前を呼ぶ時に「すざきぃ~」と語尾を若干伸ばすところが西田さん、本当に素晴らしく恐ろしい
「ケネディの死にはまだ多くの謎があるという。
恐らく、全てが明らかになることはないだろう。
権力の裏には、光を当てられない場所が必ずある。
その闇を担うのがフィクサーという存在だ。」
真相を隠そうとする本郷&須崎と、真相を明かそうとする設楽。
そこに警視庁捜査一課刑事・板倉晃司(小泉孝太郎)と毎朝新聞社政治部記者・渡辺達哉(町田啓太)はどう結びついていって、
中埜はこのまま設楽についていくのか?それとも須崎に引き込まれていくのか!?
まだ序盤戦が終わったばかりなので、違う展開も出てくるかもしれないですし、先がとても気になります!
_______________
最後に、中埜の「中の人」ファンなので、中埜についてもう少しだけ・・・
中埜は殿村に20年間仕えていたのですね。
須崎に「まだ政界で働きたいなら、いつでも相談に来なさい」と言われていたので、秘書としては有能だった様子。
須崎の前でも顔色を変えずに乗り切ったつもりだったけど、須崎の情報力の方が上手で・・・
これから設楽と須崎の間でどう翻弄されるのか心配です
(←選ぶ絵文字が喜んでる?w)
中埜は、妻・文香(霧島れいか)との仲は良さそうでしたね。
お弁当を用意してくれた妻に「作ってくれたの!?」と高いトーンで喜ぶ中埜の声にホッコリ
でも、額に入った殿村との思い出の写真を見て、思わず感情がこみあげて
「ずっと我慢してたけど、尊敬してきた先生がこんなことに…。俺が至らなかったせいだ。俺のせいだ…俺が…」と涙を流してしまうと、
「あなたの責任じゃない。あなたは20年間も殿村先生一筋で尽くしてきたじゃない。」と言って抱きしめてもらえて。
そんなシーンがあって、少しホッとしました
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話
※公式HP(こちら)
それにしてもみなさん、表情を変えずに言葉のやり取りだけで話が進んでいっていて、とても怖い!
ゾクゾクザワザワの連続です

私も人のわずかな言動で察するのが苦手ではないので、先回りして用意をする方なのですが、
設楽拳一(唐沢寿明)のようにどんどん鎌をかけて誘導していくまでは、とてもとてもできないです

でも、実際の政治家の討論などを観ていると、やっぱりそういう力に長けている人は世の中にいるのだなぁと思っていたので、
副総理・須崎一郎(小林薫)のタヌキぶりも、本郷吾一(西田敏行)の大ダヌキぶりも、なんだかとてもリアリティを感じてしまって、とても恐ろしいと思いました

設楽が官房長官・大泉勇作(陣内孝則)と接触して、内閣総理大臣・殿村茂(永島敏行)の件は単なる事故ではなく事件でサクタ薬品との密約絡みではないかと匂わせ、気になった大泉が須崎に役員会で尋ねただけで、
須崎は、設楽が大泉と接触していることを察知

そして、その後に須崎が総理大臣首席秘書官・中埜弘輝(藤木直人)に電話をかけて呼び出したのを知って、設楽と政調会長・新田さゆり(富田靖子)は、この事件に須崎が絡んでいるのを察知

・・・見事な流れにゾクゾク。
設楽が中埜に大泉のことを
「どんな騒ぎ方をするか、しっかり見物してください。大泉さんは直情径行な性格です。政治家には珍しく腹にしまうことが下手だ。だから国民の人気は高いわけですが。餌を投げれば食いつずにはおれません。あなたの立場なら観察できるでしょう」
と話し、その通りになって少し気を許した中埜に
「ホントに欲しい情報は、まっとうな方法では手に入りません。その証拠があなたです。私に協力すると言いながら、肝心なことは話していないでしょう?」と言って、
殿村が本当は佐久田の別荘に音声データを引き取りに行ったことを聞き出し、
そして、殿村と妻は仲が冷え切っていたという情報も手に入れて

設楽の佐久田への対応も凄かったなぁ。
留守電に「殿村総理より連絡先を伺いました。作田さん、今お困りではないですか?私はあなたのお役に立つことができますよ」とメッセージを残し、
かかってきた電話には
「今あなたが怯えているのは、データを渡す予定だった殿村さんが事故に遭ったからですよね?恐らく密約を交わした相手の仕業だ。自分も消されるかもしれない。私に委ねてくれたら、その人物に交渉しますよ、手出しはしないように。私も政治家たちに利用されて捨てられた人間です。会社も家も人間関係も手放し、ホテルの一室で潜むように暮らしている。佐久田さん、独りで地獄に行きますか?それとも、密約を交わした相手を煉獄に送り込みますか?会うだけでも会ってみませんか?」
と言って、取引成功

そして、報道番組キャスター・沢村玲子(内田有紀)には、殿村夫婦の仲が冷え切っていることを伝え、
「愛する夫が失脚するのは辛いが、愛していない夫が失脚するのはもっと辛い。打算が全てのつながりだから。その辺を突けば、女房の懐に入れるかもしれません。女にこそ女を利用すべきだ。何か分かったら、私にも知らせてください」
と言って、情報をフル活用して、新たな情報への種まき

そんな設楽と同じくらいなのか?もっと上手なのか?
須崎と本郷のやり取りは、もっと恐ろしく感じるのですが…
須崎「気がかりな点は全て排除しておきたく、佐久田の件も片付いておりませんので…」
本郷「佐久田か…あれはちょっと厄介な爆弾だな」
須崎「自爆するならどうか山奥でとお願いしたいところです」
本郷「ハハッ、よしよし。私が何とか探ってみよう」
・・・須崎の「山奥で」というワードが妙に具体的

そして、本郷がモーツァルトの「レクイエム」は未完に終わったことと共に「何事も完成させるのは難しいなぁ。徹底してやらんとねぇ」と言っていたことが、まさかああいうことになっていくとは・・・

本郷は、カタギではなく、「整理屋」のような存在なのですかね?
頼まれたら命まで奪う・・・!?
佐久田の別荘の火災現場に設楽がいたことが須崎に伝わったところで、須崎に本郷から電話が入り「ハハッ、須崎、高くつくぞ!」と高揚した口調が、とても怖かったし、
須崎の名前を呼ぶ時に「すざきぃ~」と語尾を若干伸ばすところが西田さん、本当に素晴らしく恐ろしい

「ケネディの死にはまだ多くの謎があるという。
恐らく、全てが明らかになることはないだろう。
権力の裏には、光を当てられない場所が必ずある。
その闇を担うのがフィクサーという存在だ。」
真相を隠そうとする本郷&須崎と、真相を明かそうとする設楽。
そこに警視庁捜査一課刑事・板倉晃司(小泉孝太郎)と毎朝新聞社政治部記者・渡辺達哉(町田啓太)はどう結びついていって、
中埜はこのまま設楽についていくのか?それとも須崎に引き込まれていくのか!?
まだ序盤戦が終わったばかりなので、違う展開も出てくるかもしれないですし、先がとても気になります!
_______________
最後に、中埜の「中の人」ファンなので、中埜についてもう少しだけ・・・
中埜は殿村に20年間仕えていたのですね。
須崎に「まだ政界で働きたいなら、いつでも相談に来なさい」と言われていたので、秘書としては有能だった様子。
須崎の前でも顔色を変えずに乗り切ったつもりだったけど、須崎の情報力の方が上手で・・・
これから設楽と須崎の間でどう翻弄されるのか心配です

中埜は、妻・文香(霧島れいか)との仲は良さそうでしたね。
お弁当を用意してくれた妻に「作ってくれたの!?」と高いトーンで喜ぶ中埜の声にホッコリ

でも、額に入った殿村との思い出の写真を見て、思わず感情がこみあげて
「ずっと我慢してたけど、尊敬してきた先生がこんなことに…。俺が至らなかったせいだ。俺のせいだ…俺が…」と涙を流してしまうと、
「あなたの責任じゃない。あなたは20年間も殿村先生一筋で尽くしてきたじゃない。」と言って抱きしめてもらえて。
そんなシーンがあって、少しホッとしました

※これまでの感想
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