emitanの心にうつりゆくもの

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空飛ぶ広報室 第10話

2013-06-17 17:45:12 | 2013春ドラマ
第10話 「君の隣で見えた景色」

2011年2月、帝都テレビ局のディレクター・稲葉リカ(新垣結衣)が空幕広報室密着取材の担当から外れて半年が経ち、稲葉は空井大祐(綾野剛)や柚木典子(水野美紀)らとは一切連絡を取らずに、新企画を立ち上げるなど仕事に打ち込んでいた。
そしてアナウンサー・藤枝敏生(桐山漣)やAD・佐藤珠輝(大川藍)に「(恋をするのは)当分いいかな。空を見ても何も思わなくなる位(までは)」と話す。
空井はあちこちのテレビ局、マスコミを回って広報活動に励み、3月初めに定年退職をする広報室室長・鷺坂正司(柴田恭平)のために大きな仕事を取りたいと張り切って回っていた。
芸能事務所に売り込みに行っていた空井は、以前にドラマの撮影協力をした時の主演俳優・キリー (桐谷健太)に声を掛けられ、4月から新たに始まる連ドラの番宣のために出演する番組「あなたの夢かなえちゃったりしちゃおうかな・どうしようかなスペシャル」でブルーインパルスに乗りたいと言われる。
大きな仕事に広報室は盛り上がるが、突然の申し出と撮影までの期間が短いことから、鷺坂は上層部の根回しに走り回り、空井は宮城県の松島基地に行って、かつて自分が目指していたブルーインパルスのパイロット達と言葉を交わし、隊長と交渉をして「ブルーは自分の夢でした。絶対に安い扱いはさせません」と約束をする。
ブルーインパルスに乗るには、丸一日かかる「低圧訓練チャンバー」をしなければならず、他の一般人がいない状態でキリーに受けさせてほしいと事務所側からの要請が入るが、空井はそのためには訓練風景も番組で紹介してほしいと頼んで採用してもらう。
番組を放送する帝都テレビで空井は「帝都さんとはもう半年も仕事してなかったのに」と話すと、番組関係者から「テレビ局って一口に言っても部署も人も色々ですし、色んな考えの人間が働いています。個人だとうまく行くのに、どうして大きい単位になると対立したり争ったりしちゃうんでしょうね」と言われる。
低圧訓練の日、空井はカメラマン・坂手はじめ(渋川清彦)を推薦して、キリーの訓練風景の撮影をしてもらう。
稲葉は、戻った坂手から、あさって空井が企画した番組でブルーインパルスの撮影に行くことを聞き、「密着取材、出来てたらよかったのにな」と声を掛けられる。
稲葉は上司・阿久津守(生瀬勝久)から鷺坂の退官の事を知り、以前に空自に取材に行っていた時に撮影した映像を段ボールの中から取り出して、かつての取材映像を編集してDVDに収め、広報室の柚木宛に「差出人 因幡の白兎」と書いて送る。
鷺坂の送別会で柚木はそれをみんなに見せ、柚木が「稲葉がどんな気持ちでこれ観ながら編集してたのかって思ったら」と涙を浮かべながら話すと、鷺坂や空井を始めとするみんなも物思いにふける。
その頃、稲葉の元に「差出人 sky」と書かれた封筒が届き、中には仙台行きの新幹線の券と、キリーの番組撮影のタイムテーブル、そして「見に来てください。約束です。」と書かれた便箋が入っていた。
撮影当日、稲葉も松嶋基地に行き、入口まで迎えに来た鷺坂は稲葉に先日のDVDの事について「愛しいものがたくさん映ってた」とお礼を言う。
鷺坂は稲葉の近況を聞いて「空井も頑張ってたよ。稲ぴょんが走ってるのを感じて、空井も一緒に走ってたんだと思う」と声を掛ける。
そして空井の元に連れて行き、ブルーインパルスが飛んでいる中で空井は稲葉に飛行機の解説をし、稲葉が「空井さんの夢がたくさんの人に伝わりますね」と話すと、空井は「はい。もうあの空にいられないけど広報は飛ばすことが出来る、この景色を世間の風に・・・ありがとう来てくれて。稲葉さんと一緒に見られて本当に良かった」と話し、稲葉も「私も空井さんの隣で見られて良かった」と答える。
鷺坂の定年退職の日、隊員たちはみな玄関で鷺坂を敬礼で見送り、同じ時間に稲葉もテレビ局から防衛省に向かって「ありがとうございました」と言って頭を下げる。
キリーの出演した番組は高視聴率となり、広報室には航空祭の問い合わせが殺到する。
稲葉は阿久津から「以前撮った例の空幕広報室の密着取材、あの素材の事なんだけど、放送用に30分程度にまとめろ。キリーのブルーインパルス特番が当たったもんでな、上が空自の特集何かないかって。来週頭を目途にザックリまとめて俺ん所へ持って・・・」と言われ、稲葉は喜んで荷物を持ってテレビ局を飛び出す。
稲葉は空井に電話を掛け、「空井さん、放送できます!お蔵入りになってた広報室の密着取材。放送できることになったんです『帝都イブニング』で。ご挨拶に今から広報室に伺います」と話すと、空井は「困ります、来ないでください。止めてください。今、松島なんで。松島基地に来ているので、なので来るなら明日で。明日には帰るんで。今日来られちゃったら、僕が稲葉さんに会えないじゃないですか。だから明日来てください」と話す。
その日は2011年3月11日で、局に戻った稲葉が打ち合わせをしていると、午後2時46分に地震が起き・・・


というような内容でした。

鷺坂、退官してしまいましたね
56歳で定年ですか・・・早いですね。

今回は今までの広報室を色々な角度から振り返るという感じだったし、稲ぴょんと空井も半年ぶりに連絡を取り合うことが出来るようになったので、今回で最終回でもいいよ!!と思ってしまいましたが
でも、やはり自衛隊の活動を描く上では東日本大震災の事も触れていかないと、ただのラブストーリーになってしまうのも・・・ということなのでしょうか。
でも、震災後の事を描くのに1時間(+10分延長)で足りるのでしょうか??
ここら辺は来週の放送を観ないと何とも言えないので、来週の放送を待ちたいと思います。

空井は稲ぴょんに出会った頃と比べて、ブルーインパルスとも向き合うことが出来るようになったし、相手方の要求に対しても機転が利くようになってきて、随分と成長しましたね
稲ぴょんも情報部で着実に仕事をして、新番組も任せられて、後輩女子も無事(笑)成長して・・・
稲ぴょんのこの半年をもう少し観てみたかった気もしないでもないけど、セリフの少ない中で映像でしっかりと成長ぶりが伝わっていたと思います
空井の話の順番が可笑しい点は半年たっても変わりませんでしたが
私も慣れているはずなのに「困ります、来ないでください。止めてください」と言われた時に一瞬ドキッとしました(すぐにテレビに突っ込みましたけど 笑)

ブルーインパルスの飛行風景は、ひたすら「すごく綺麗だなぁ~」と思いました。
ハート形の飛行機雲がまた素晴らしかった!!
しっかりと訓練を積んで、寸分の狂いもなく飛行できるから、ああしてクロスする飛行もできるのですよね。
我が家も「どの基地に行ったら航空祭が見られるか」なんて話をダンナとしていました(笑)
(北海道もあちこちに駐屯地や基地があるので。でも我が家からは空自はちょっと遠いらしいです
桐谷君は、どこまで実際に搭乗したのかな?

柚木と槇博巳(高橋努)も順調なんだな、ということが分かる描写がいくつかありましたね
3日休暇を取って一緒に草津ですって
柚木が稲ぴょん作成のDVDを観て泣き出した時に槇が「お前が泣いてどうすんのよ」と言ってハンカチを差し出したけど、「おぉ!『お前』呼ばわりになったよ!!」と思って、嬉しかったです(笑)
柚木も自然にハンカチをもらって使っていて・・・
やっと「オヤジ女子」と「女子」の使い分けが出来るようになったのかな

片山和宣(要潤)が、ガリレオの湯川先生のモノマネをしていましたね。
あれはどういう経緯でああなったんでしょうね~。
キャナメさんの「思いっ切り三枚目」ぶりが、ご本人も楽しそうに演じているように見えて、私も観ていてとても楽しいです。

さぁ、いよいよ次回が最終回。
どういう締め方をするのかな。
稲ぴょんと空井の絶妙なすれ違いwと、広報室の息の合ったやりとりが毎週とても楽しみだったので、終わると思うととても寂しいです

※これまでの感想
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2 コメント

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うっ・・・ (まこ)
2013-06-19 14:22:16
広報室のメンバーとお別れするのさびしーっ!
鷺坂さんの退官見ただけでもうるうるだったのに
次週最終回後はもう会えないだなんて悲し過ぎる・・・

番外編として、柚槙カップルのその後、鷺坂夫妻物語、
片山結婚への道の3本を放送してくれないかなぁ~(笑)。

次回は震災を扱うようだけど、あまりシビアにならず
このドラマらしい明るく楽しく前向きなエンディングで
あってほしいです♪
返信する
>まこさんへ (emi)
2013-06-19 19:58:27
まこさん、コメントありがとうございます!

ほんと、お別れしたくないですよね(T_T)
最終回、観たいけど、でも観たら終わってしまうから・・・という複雑な心境です

>番外編として、柚槙カップルのその後、鷺坂夫妻物語、
>片山結婚への道の3本を放送してくれないかなぁ~(笑)。
私も、その番外編を激しく希望します!!
主役級のキャストが多いけど、それぞれが邪魔をしていなくて、でもキチンとキャラが立っていて面白くて、「この人たちをいつまでも眺めていたい!」と思っていました。
スピンオフドラマ作ってほしいです~!!

先ほど、まこさんの所のコメレス読ませていただきました(ありがとうございます!)。
「稲ぴょんの頭ナデナデで本音を吐露出来てから」で、ちょっと別な事を思って吹き出してしまいました
そこから既にワンコキャラが!!(←違う!?w)
冗談は置いておいて、あの空井の号泣シーン、まさにターニングポイントでしたね
稲ぴょんと空井の成長ぶりは、本当に微笑ましく、観ているこちらもあたたかい気持ちになれました。

きっとまこさんのおっしゃる「明るく楽しく前向きなエンディング」になると思います!
1時間で収まるかが心配ですけど(^_^;)
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