emitanの心にうつりゆくもの

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捜査地図の女 第5話

2012-11-22 22:32:13 | 2012秋ドラマ
第5話 「容疑者は花嫁の父!!消された殺人の記憶…二人の婚約者の謎!?」

鴨川近くの宮川公園で、神奈川県内のガールズバー経営者・沢村慶一(佐藤祐基)が死体で見つかる。
京都府警捜査一課の橘珠子(真矢みき)は、その死体を見て驚く。
昼間、小田原からやって来た伊藤あづさ(末永遥)とその父・昭彦(中原丈雄)を組紐工房へ道案内した後に、不審な男がいたので男に声を掛けたところ「あづさの婚約者」と名乗っていた男だったのだ。
さっそく、珠子はあづさに尋ねたところ、あづさが結婚する予定の男性は朝倉拓也(内田朝陽)であり、沢村とは10年以上前に少し付き合っていただけだと言われる。
沢村の行動経路を地図に落とし、あづさのアリバイはあるため、昭彦のアリバイを聞くが、昭彦は「酔いすぎてあまり覚えていない」と話す。
殺害現場近くで手に血を付けた昭彦の目撃証言が上がり、そのことを昭彦に聞くと、昭彦は頭を抱えて倒れこみ、意識を失ってしまう。
珠子は、夫であり内科医・晴彦(渡辺いっけい)に昭彦を診てもらい、一緒に居た朝倉に聞いたところ、3年前昭彦は頭を強くぶつけて「高次脳機能障害」になってしまい、現在は記憶障害があることが分かる。
朝倉は「父を尊敬しています。だから家族になって、父もあづさも守ってやりたい」と話し、意識の戻った昭彦は「ありがとう」と感謝する。
昭彦は、事件時間の記憶はほとんど覚えていないが、自分が記憶が無くしている時に沢村を殺したのではないかと考えて悩む。
そんな様子を見た珠子の母・松原美冬(草笛光子)は昭彦に「真実を知るのは怖いわよね。だけど、どうあがいたって起きてしまったことはしょうがない。それに私、あなたは人殺しなんてしてないって思っているわ。だって鉄輪の井戸に寄ったでしょう。これから人殺しをしようって人が、神様に縁切り頼んだりするかしら」と声を掛けて励ます。
珠子は昭彦から、あづさは自分の本当の娘ではなく、妻と知り合った時には妻は既に他人の子を妊娠していて、それを知りながら戸籍上は実子として育てていたということを聞く。
殺害現場近くでは、朝倉を見たという目撃証言もあり、朝倉の所持品からは沢村のケータイが見つかる。
朝倉は、沢村から恐喝の電話があり、指定された宮川公園に行ったら既に沢村は死んでおり、自分との通話の履歴が知られたくないからケータイを取っていったと話す。
沢村について調べていくうちに、あづさが10代の時に家出をして沢村と出会ったが、沢村に暴力を振るわれて犯罪行為に加担することになり、昭彦が救いに来たことによってあづさは警察にすべてを打ち明け、沢村は逮捕・実刑判決を受けていたことが分かる。
沢村のケータイから「地蔵盆の提灯」の写真がみつかり、その提灯の中に「伊藤あづさ」と書かれたものがあった。
その提灯を作っている店に行くと、頼んだのは昭彦ではなく、事件当日に昭彦と沢村がその店を訪ねていたことが分かる。
そして、その提灯に下がっている紐を見た珠子は、組紐工房の店主・山科修(国広富之)の物だと直感し、山科のアリバイを調べるが、空白の15分で現場と店の往復をするのは地図上では不可能だった。
珠子は「地図にある道だけが道じゃない」と閃き、いろんな裏道を探すが、鴨川を渡るための橋がネックとなっていた。
鴨川の河川敷を歩いていた珠子は「あぁ!!!!!道は日々その表情を変える。昨日あったのに今日は隠れたり、今日は見えなくても明日顔を出すこともある。そう、地図は生きている!!」と閃き、その日鴨川の水は少なくて橋以外の所でも川を渡ることができたことが分かる。
真実は、沢村から恐喝を受けた山科が、実の娘・あづさを守るために沢村を殺すことを決意し、裏道を巧みに利用して鴨川も直接浅瀬を渡って公園に行き、沢村を殺して帰ったが、その姿を昭彦が目撃してしまった(が、昭彦は記憶障害によりその光景を忘れてしまった)ということだった。
珠子はあづさに真相を話し、「確かに方法は間違っていた。でも、みんな(昭彦・朝倉・山科)あなたを守りたい一心だった。あなたがその思いに応える方法はたった一つ。幸せになることじゃないかしら」と告げながら、山科が作った組紐をあづさに託し・・・


というような内容でした。

今回はけっこう面白くて、ジーンとする内容だったかな
でも、また珠子が偶然、事件前に事件関係者と会っていましたが

後から思えば、国広さんが「ただの組紐工房の店主」だけで出るとは思えないので、犯人は山科!と最初に思うところだったのかもしれませんが、
演出の思惑通り(?)、犯人は「記憶を無くした昭彦か!?」→「婚約者の朝倉か!?」→「過去を知られたくないあづさか!?」という順で私は思っていました

今回は「地図にはない道」がキーとなっていましたね。
地図の話ばかりをすると思っていたので、こういう視点もあるんだ~と感心してしまいました。

珠子のセリフ
「あぁ!燃えてきた!」「GOOD JOB!」「あああああ!!!!!(閃いた時の絶叫)」
が、一緒に観ていたダンナが「耳から離れない」って言っていました。
けっこう楽しんで観ているようです(笑)
私は、ちょっと「キャラを作り過ぎでは?」と思う点もチラホラ感じたりするのですが、全体的にはとても面白いです

今回のタメになった言葉は
「湯豆腐を美味しく食べるコツは、豆腐がユラッと揺らいだ瞬間を逃さずすくいあげる。」
そうなんですね~!
でも、1回1回入れては食べるということはしないような気がするので、美味しい湯豆腐は最初の何口かしか食べれないような・・・(我が家が手抜きなのかな)。
今度湯豆腐をする時は、最初の何口かを気をつけてみようと思います

京都には本当に色んな言い伝えがあるんですね。
「鉄輪の井戸」、勉強になりました。
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