第4話 「大逆転!幻の野菜・始まった止村の大逆襲 テレビ中継であのヒトが登場?」
集中豪雨により、トマリファームの畑は壊滅的な被害を受け、観光農園の畑で収穫を楽しみにしていた一般客の人たちに大内正登(反町隆史)はお詫びをして回る。
経営コンサルタント・多岐川優(谷原章介)は、自分の畑を犠牲にしてまで正登の畑を守りに行った菅原源(寺田農)に理由を尋ねると、菅原は「あそこに人が集まって村が賑やかになれば、それは村の財産になる。村を生かそうと思ったら、ああいう畑こそ守らんきゃな。俺も年を取ったって事だ」と話す。
逃避行する萩野鉄平(加藤虎ノ介)に対して鉄平の父・定晴(平泉成)は「そんな暇ねぇんだよ、農家には!考える前に動けなきゃ、農家なんか務まらんわ」と檄を飛ばす。
そして定晴は、正登の娘・美穂(松岡茉優)には「店開けろ!少しだけだけどな、収穫した分持ってきた。お前らが客を呼んでくれることを信じて、出荷を続ける。これが農家だ。みんなの苦労を無駄にしないでくれ」と話し、美穂は収穫量は少ないが直売所を再開することにする。
母・弥生(長山藍子)は、陣中見舞いに来た人たちに親戚用に栽培していた「もちきび」を振る舞うと、みんな懐かしそうに食べ、その姿を見た美穂はもちきびも直売所で売る事にする。
正登の元カノ・成瀬川瑞希(井上和香)は、正登を諦めて東京に一人で戻る事にし、美穂に直売所を「もっと派手にディスプレイしたら?」「照明をもっと工夫した方がいいわよ」「店の雰囲気を明るくする」「音楽は大事。店の中がシーンとしてちゃ、辛気臭くて買う気がしない」「作った農家の写真とか畑の写真、バンバン貼ってアピールしなきゃ」「(試食の野菜が小さいと)味がよく分かんないわよ。量も味のうちなんだからケチケチしない」「全体的にこの店、貧乏くさいのよ。あんたね、もうちょっと化粧しなさい。自信のなさが顔に出てる!そんな女が代表の店なんて流行る訳ないでしょう」などとアドバイスして帰っていく。
多岐川は、全国放送の中継を呼び込むことに成功するが、中継の中で正登と美穂はうまく説明ができず、大御所俳優・南部猫助(古田新太)がもちきびを見て懐かしがって涙を流したところで中継は終了してしまう。
しかし、それを観ていた視聴者からもちきびに関する問い合わせが殺到し、多岐川は「店頭販売のみで残りの在庫もわずかだ」と言うように指示し、直売所への集客をアップさせる。
次年度は村を挙げてもちきびを栽培することにし、鉄平は有機農業にシフトしてもちきびを植え始め、3年後の有機JAS認定を目指すことにする。
翌年、もちきびはネット通販でも売る事にし、予約をどんどん受け付けて収穫を待ち、収穫期にはものすごい勢いで野菜が売れる。
トマリファーム設立から3年目の夏を迎え、野菜の予約がどんどん入り、各農家は休みなく収穫を続けるが疲れの色が濃く、美穂は心配するが、多岐川は契約数量をこなせない鉄平に「もっと安定的に生産してもらわないと。今回のロス分は正登さんにカバーしてもらうから。今後はロスの無いようにお願いしますよ」と言い放つ。
美穂は多岐川に「やっぱり来年からは、もう少し村のスケールに合った直売所にしませんか?」と提案すると、多岐川は「最初は頑固な農家の集まりだと思ったが、流石だよ。ここまでやれると思わなかった。ついつい無理をさせ過ぎた」と同意する。
鉄平の有機農業の畑には虫が多く発生してしまい、鉄平は懸命に木酢液を散布するなどして対応するが、疲れている中で一般の畑に使う殺虫剤の散布機を間違えて持ち出して散布してしまう。
ある日、農林水産省消費・安全局の人たちが直売所にやってきて「抜き打ち検査の結果、有機JASをうたって販売されたこちらの商品から、農薬が検出されました」と告げて・・・
というような内容でした。
農薬検出は、人為的ミスでしたか・・・。
どの仕事もそうですが、過労の状況下では事故も起きやすく(交通事故なども起きやすいですよね)、過重労働を強いるのは避けないといけないですよね
父親の定晴なら、そういう疲れた時こそ気をつけなければいけないとか、散布前に十分に確認してから行動に移すのだと思いますが・・・。
有機と謳っているのに殺虫剤を使っていては、やっぱり表示偽装ですよね・・・。
有機もちきびと普通栽培もちきびとでは価格差をつけていたようだったので、やはりどうにも逃れることはできず、信用は失墜してしまうと思うのですが、どう這い上がっていくのか・・・ドキドキです。
私が知っている農家の方は、散布予定の農薬だけを買って、使わなかったら返品して在庫を持たないようにして事故を防いでいたような・・・。
北海道では「YES!clean」という認証マークをつけている野菜が結構あって、そのマークを付けて販売するためには使う農薬や回数が決まっていて、記帳義務もあって、検査で決められたもの以外の農薬が出てきたら罰則があるから、農薬の管理はかなりしっかりとしている印象がありました。
それだけ神経を尖らせているというマークでもあるから、消費者は安心して買うことができる訳で、
今回のドラマの有機JAS認定も、やはりそれだけの信頼感を与えるマークですからね・・・
もちきびを見ていて、こちらでは「古代米」という紫のコメがあるのを思い出しましたが今も人気があるのかなぁ?
一過性にならないよう(消費者の関心は移ろいやすいですから
)、固定客を確保するとか、他にも目玉商品を探していくとか、もちきびだけに依存しすぎるのは危険なのでは?と、ちょっと思ったりもしました。
正登の元カノ・瑞希が、キャバ嬢目線だけどもっともな事をたくさん言っているのが良かったです
シーンとしている店内だったら、たしかに居づらいかも
試食するものが大きいと嬉しいかも
正登の人柄に今も惹かれているのだとは思うけど、正登が東京では見せなかった色んな顔を止村の畑の上でしているのを見て身を引いた、というのがとても伝わって、ジーンとしました。
良い年もあれば悪い年もある・・・
管理が良くても、天候に恵まれなければ結果を残せない事もある・・・
一生懸命に手間をかけて育てても、一つのミスで台無しになる・・・
農業はとても難しくて奥が深いのだなぁ・・・と本作を観て改めて思いました。
来週の最終回にどういう結末を迎えるのか、しっかりと見届けていきたいと思います。
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話
※公式HP(こちら)
集中豪雨により、トマリファームの畑は壊滅的な被害を受け、観光農園の畑で収穫を楽しみにしていた一般客の人たちに大内正登(反町隆史)はお詫びをして回る。
経営コンサルタント・多岐川優(谷原章介)は、自分の畑を犠牲にしてまで正登の畑を守りに行った菅原源(寺田農)に理由を尋ねると、菅原は「あそこに人が集まって村が賑やかになれば、それは村の財産になる。村を生かそうと思ったら、ああいう畑こそ守らんきゃな。俺も年を取ったって事だ」と話す。
逃避行する萩野鉄平(加藤虎ノ介)に対して鉄平の父・定晴(平泉成)は「そんな暇ねぇんだよ、農家には!考える前に動けなきゃ、農家なんか務まらんわ」と檄を飛ばす。
そして定晴は、正登の娘・美穂(松岡茉優)には「店開けろ!少しだけだけどな、収穫した分持ってきた。お前らが客を呼んでくれることを信じて、出荷を続ける。これが農家だ。みんなの苦労を無駄にしないでくれ」と話し、美穂は収穫量は少ないが直売所を再開することにする。
母・弥生(長山藍子)は、陣中見舞いに来た人たちに親戚用に栽培していた「もちきび」を振る舞うと、みんな懐かしそうに食べ、その姿を見た美穂はもちきびも直売所で売る事にする。
正登の元カノ・成瀬川瑞希(井上和香)は、正登を諦めて東京に一人で戻る事にし、美穂に直売所を「もっと派手にディスプレイしたら?」「照明をもっと工夫した方がいいわよ」「店の雰囲気を明るくする」「音楽は大事。店の中がシーンとしてちゃ、辛気臭くて買う気がしない」「作った農家の写真とか畑の写真、バンバン貼ってアピールしなきゃ」「(試食の野菜が小さいと)味がよく分かんないわよ。量も味のうちなんだからケチケチしない」「全体的にこの店、貧乏くさいのよ。あんたね、もうちょっと化粧しなさい。自信のなさが顔に出てる!そんな女が代表の店なんて流行る訳ないでしょう」などとアドバイスして帰っていく。
多岐川は、全国放送の中継を呼び込むことに成功するが、中継の中で正登と美穂はうまく説明ができず、大御所俳優・南部猫助(古田新太)がもちきびを見て懐かしがって涙を流したところで中継は終了してしまう。
しかし、それを観ていた視聴者からもちきびに関する問い合わせが殺到し、多岐川は「店頭販売のみで残りの在庫もわずかだ」と言うように指示し、直売所への集客をアップさせる。
次年度は村を挙げてもちきびを栽培することにし、鉄平は有機農業にシフトしてもちきびを植え始め、3年後の有機JAS認定を目指すことにする。
翌年、もちきびはネット通販でも売る事にし、予約をどんどん受け付けて収穫を待ち、収穫期にはものすごい勢いで野菜が売れる。
トマリファーム設立から3年目の夏を迎え、野菜の予約がどんどん入り、各農家は休みなく収穫を続けるが疲れの色が濃く、美穂は心配するが、多岐川は契約数量をこなせない鉄平に「もっと安定的に生産してもらわないと。今回のロス分は正登さんにカバーしてもらうから。今後はロスの無いようにお願いしますよ」と言い放つ。
美穂は多岐川に「やっぱり来年からは、もう少し村のスケールに合った直売所にしませんか?」と提案すると、多岐川は「最初は頑固な農家の集まりだと思ったが、流石だよ。ここまでやれると思わなかった。ついつい無理をさせ過ぎた」と同意する。
鉄平の有機農業の畑には虫が多く発生してしまい、鉄平は懸命に木酢液を散布するなどして対応するが、疲れている中で一般の畑に使う殺虫剤の散布機を間違えて持ち出して散布してしまう。
ある日、農林水産省消費・安全局の人たちが直売所にやってきて「抜き打ち検査の結果、有機JASをうたって販売されたこちらの商品から、農薬が検出されました」と告げて・・・
というような内容でした。
農薬検出は、人為的ミスでしたか・・・。
どの仕事もそうですが、過労の状況下では事故も起きやすく(交通事故なども起きやすいですよね)、過重労働を強いるのは避けないといけないですよね

父親の定晴なら、そういう疲れた時こそ気をつけなければいけないとか、散布前に十分に確認してから行動に移すのだと思いますが・・・。
有機と謳っているのに殺虫剤を使っていては、やっぱり表示偽装ですよね・・・。
有機もちきびと普通栽培もちきびとでは価格差をつけていたようだったので、やはりどうにも逃れることはできず、信用は失墜してしまうと思うのですが、どう這い上がっていくのか・・・ドキドキです。
私が知っている農家の方は、散布予定の農薬だけを買って、使わなかったら返品して在庫を持たないようにして事故を防いでいたような・・・。
北海道では「YES!clean」という認証マークをつけている野菜が結構あって、そのマークを付けて販売するためには使う農薬や回数が決まっていて、記帳義務もあって、検査で決められたもの以外の農薬が出てきたら罰則があるから、農薬の管理はかなりしっかりとしている印象がありました。
それだけ神経を尖らせているというマークでもあるから、消費者は安心して買うことができる訳で、
今回のドラマの有機JAS認定も、やはりそれだけの信頼感を与えるマークですからね・・・
もちきびを見ていて、こちらでは「古代米」という紫のコメがあるのを思い出しましたが今も人気があるのかなぁ?
一過性にならないよう(消費者の関心は移ろいやすいですから

正登の元カノ・瑞希が、キャバ嬢目線だけどもっともな事をたくさん言っているのが良かったです

シーンとしている店内だったら、たしかに居づらいかも

試食するものが大きいと嬉しいかも

正登の人柄に今も惹かれているのだとは思うけど、正登が東京では見せなかった色んな顔を止村の畑の上でしているのを見て身を引いた、というのがとても伝わって、ジーンとしました。
良い年もあれば悪い年もある・・・
管理が良くても、天候に恵まれなければ結果を残せない事もある・・・
一生懸命に手間をかけて育てても、一つのミスで台無しになる・・・
農業はとても難しくて奥が深いのだなぁ・・・と本作を観て改めて思いました。
来週の最終回にどういう結末を迎えるのか、しっかりと見届けていきたいと思います。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話
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