

ばっらばっらと豪快に雪崩れ落とし!
大般若転読、感動の一言でした!あんなリズミカルで心を熱くさせてくれるようなお経、初めて聴いた!目をつぶって浸ってもいたいし、でも経典を大勢で雪崩れ落とししている姿は見ていたいし、もっとやって欲しい~!って感じでした。昨年、夫が僧堂へ入ってから、幾つかの行事に呼んでもらい参加させてもらった中、私の心の中でも革命が起きて来たのだと思います。お線香の匂いを良い香りだなんて、今まで思ってもなかったし、お経だって聴いていて心地良い、なんて思ったこともなかったし(それは読み手にも問題あり???)。けれど、むくむくと…たとえば、仏教については勿論、キリスト教を始めとする多くの宗教との違いや関わり、そして歴史に、何だか興味がわいてきてしまったし、日本人として分かっていなくてはならないことや守っていかなければいけないことも確認して、足りなければ勉強しないと!って気になってきてしまった。(それは、夫が僧堂で仲良くしているアメリカ人の修行僧と話していて感じさせられたこと。外から見た日本について話してくれて、考えさせられることがたくさんあった)年齢を重ねるにつれて、興味の矛先も増え、だからって、それだけに没頭するほどの余裕はなかなか取れず。もっと、学生のうちにこれを学んでおけば良かった!なんて思っても、その時はそう思わなかったんだもん。


年頭に書く詩(?正確によく聞いてなくて。正式な呼び名があると思うのですが)。夫は、自分の僧侶名、私と子供達3人の名前を盛り込んで作ったそうです!
お経が心地良く聞こえるのは大勢で読んでいる豪快さもきっとあると思います。そんな風にお経を聞ける機会はなかったから。その上、上記したアメリカ人の修行僧はミュージシャンであるため、太鼓のリズム感が尋常でない!本当に小気味よく、それを聴いているだけで涙が出てくる。まさにアンサンブル!まさにハーモニー!たくさんの人に見聞きして欲しい、素晴らしい行事でした。我が家の1才半の末っ子も聞き入っていたくらいだったから、こういうのは子供達に何より見せてあげたいと思いました。それだけでも興味の幅が増えるのではないかなあ?
そういえば高輪プリンス、ウチの職場のパーティーもそこでやったんだよ。偶然だね!