エル・ななガーデン

スローライフを楽しみ、
ガーデニング・趣味・旅行記など気ままに・・・。

ヴェネツィア万歩計-2

2009-04-26 12:59:54 | Weblog
 写真はヴェネツィアの地図に、これから書く万歩計のルートを
 赤線と黒線で描いたものです。




ローマ広場から南へ一つ運河を渡ると、アルレッキーノホテルがあります。
その年はここに連泊しました。
朝ホテルを出発。東へヌオーブォ運河を渡りもう一つ運河を渡ると
トレンティーニ広場です。ここにはトレンティーニ教会があり中を覗いてみた。
右の黄色の建物がホテル
 トレンティーニ教会
 教会内部(主祭壇)

教会を出て、又小運河を渡り少し東へ歩くと、
 路地から見たトレンティーニ教会

サン・ロッコ信徒会とロッコ教会の間の通りにでます。
サン・ロッコ信徒会に入る事にしました。ここの2階にはテッツァーノの「キリストの磔刑」
があります。ここはカメラ禁止ですが、係員の目を盗みこっそり撮影。

テッツァーノの「キリストの磔刑」
 
信徒会を出て、サン・ロッコ教会へも入ってみました。
サン・ロッコ教会と信徒会

サンロッコ教会前の道を少し進むと、そこにフラーリ教会があります。
    フラーリ教会入口

サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会
ティッツィアーノの「聖母被昇天」
身廊左側の第二祭壇にあるティッツィアーノの「カ・ペーザロの聖母」。
聖ペテロと聖母マリアが描かれているのはめずらしい。
三角形の大理石で出来たカノーヴァの記念碑
聖具室にある聖遺物の祭壇。
      聖母被昇天
 教会内部
 聖ペテロと聖母マリア
この中には、キリストの死後、
マグダラのマリアがキリストの体から採取したと言われている「キリストの血」が納められています
   聖遺物の祭壇

フラーリ教会の正面の前の路地へ南に行き、小運河を越えるとパンタロン教会です。
このパンタロン教会から、もう一つ運河を渡るとマルゲリータ広場に着きます。

広場西側
 広場の中心に木とベンチ
ここでの食事はこの店
 広場の東端
広場の東側には魚屋の露店も

この広場は、ヴェネツィアの中でも好きな広場です。ここのベンチに座り露店の魚屋や人通りを
見ていると何故か落ち着くのです。
真ん中あたりにあるトラッテリアで何度かパスタ等食べましたが、美味しく食べれました。


ヴェネツィア万歩計

2009-04-16 21:04:39 | Weblog
ヴェネツィア(ベニス)
この街を初めて知ったのは13年前、仕事でイタリアとオーストリア・スロヴェニアの
国境に近いボルデノーネに行った帰りに、ヴェネツィア空港で待ち時間が
5時間近くあったので、本島に2時間行った事が最初でした。
サンマルコ広場で過ごした一時が、イタリア再訪のキッカケでした。
     
四方を海に囲まれたヴェネツィアは、地図で見ると、西に頭、東にしっぽを
向けた魚のような形をしており、真ん中をカナルグランデ(大運河)が逆S字型
に流れています。

ヴェネツィアの交通手段は船ですが、もっとも使われているのが足!!徒歩です。

船は、地元の住民もよく利用する水上バス(ヴァポレット)ですが
他にも、観光客を乗せたゴンドラやタクシー(モーターボート)
色とりどりの野菜や果物を積んだ小型の貨物船・自家用船
(これもモーターボート)などが、大小様々な運河を行き交っています。
警察も消防も皆モーターボートです。
ゴンドラは観光客相手と「トラゲット」という渡し船があります。
トラゲットは立ち乗りですが、カナルグランデを渡してくれます。

 ヴァポレットよりリアルト橋
        右側はリアルトのバス(ヴァポレット)停
   渡し舟・トラゲット
 タクシーボートとゴンドラ
   ヴェネツィアの消防船

ヴェネツィアは117の小さな島の集合体で、その島々を400余の橋がつないでいると云われています。


この街には、「アクアアルタ」と呼ばれる高潮が街の一部を水没させる現象が
時として、我々を喜ばせたり、困らせたりします。

アクアアルタが近づくと街には警報が鳴り、お店には警戒の連絡が入るそうです。お店は慣れたもので、浸水防止の板を当てたり、テーブル・椅子を非難させたり
浸水対策が各店舗で繰り広げられます。

又、どこから出して来たのか、あちこちに橋桁のような通路が用意されます。
市民も観光客もこの通路の上を歩くか、裸足か長靴を履き水の中へ。

水は広場の排水溝から逆流、見る見る内に水かさを増して行きます。
   サンマルコ広場にて、水かさが増え始めています。
 いつの間にか出てきた桟橋
 水が引いた後、まだ桟橋(赤まる)が。

カナルグランデには、橋が3カ所(北からサンタルチア駅前のスカルツィ橋、
商業の中心・リアルト橋、
アカデミア美術館前のアカデミア橋)しか架かっていません。


四月の庭

2009-04-15 15:31:45 | Weblog
里山の桜(写真クラブの人と桜を撮りにいきました。
     佐久間ダムと大山千枚田の先三島?ダムへ。
     名前を忘れたダムの側にあった桜です。)

春爛漫!!暖かい日が続き、庭の草木がいっきに動きはじめました。

少し前の写真ですが、今年は一昨年の初夏植えたミモザが満開に咲きました。


2月の半ばから咲き始めた水仙とアネモネです。


 二月に植えたパンジーとアリッサム

 
   カロライナジャスミンとハゴロモジャスミン


   花をつけ始めたモッコウバラ


   ピンクの花満開のコレオネマと後ろ側の青い花は忘れな草


   手前のクリスマスローズと忘れな草
   ルピナスとデルフィニュームはまだです。


   ツンと細く立ちあがっり花をつけ始めたアグロステンマ
   左にはデルフィニューム
   右にはまだ小さいシャクヤク。と右下は咲き始めたさつき。


   真ん中は斑入りパンパスグラス
   左奥はポピー。右奥は今年植えたツルバラ


   やっと白い小さな花と葉が出始めたドウダンつつじ


   2年前の5月に植えた藤九尺に花目が4つつきました。

 前庭のガザニア
 裏庭のガザニア


   鯛釣り草(釣竿にタイが釣れた形の為こういう名前に・・・)


最後に裏庭のハーブガーデンに今年もミニトマトとフルーツトマトを
植えました。後は今月末にさつまいも、と茄子でも。
次は5月の庭を掲載します。


 付け足し、和の庭です。

フィレンツェ漫遊記(その8)

2009-04-03 21:05:12 | Weblog
フィレンツェの最後にバルジェッロ博物館、ヴェッキオ宮殿、メディチ家礼拝堂
の一部を紹介します。

ウフィッツィ美術館が絵画であれば、このバルジェッロ博物館は彫刻といった所
です。
一階には、ミケランジェロの「バッカス」含め何点かの作品がありました。
           

中庭から二階のテラスへ
             
二階のテラスには動物の彫刻
  

二階の大委員会の間にはドナテッロの「ダビデ像」、「聖ゲオルギウス」
   
大理石のダビデ像と
     
洗礼堂東の門のギヴェルディとブルネレスキの競作「イサクの犠牲」
   
   左がギヴェルディの作品

三階にはヴェロッキオの「ダビデ像」「花を抱いた少女」等
     

ヴェッキオ宮殿
ダビデ像の横から入るとヴァザーリの中庭にイルカを抱いた天使の像と噴水が
迎えてくれます。この左奥がチケット売場です。
      
「イルカを抱いた天使」    3階にあった本物の「イルカを抱いた天使」

チケット売り場から階段を上がると500人広間です。
ヴァザーリの大作(壁画)が目に飛び込んできます。壁画の下には多くの彫刻が
展示されています。
 
 ヴァザーリの「シエナの攻防」(3枚をつなぎ合わせてみました)


ヴェッキオ宮殿(北側窓)からのシニョーリア広場
    
ヴェッキオ宮殿には、絵画・彫刻・フレスコ画・天井画等に加え地図の間、
ユリの間など当時の栄華を偲ばせる素晴らしいものがたくさんありました。
写真も50枚以上で掲載できませんでした。
出口近くでふと上を見ると、ヴェッキオの塔と青空がみえました。
        

メディチ家礼拝堂です。
ミケランジェロの作品があり、特に有名なのがロレンツォ公の墓碑「曙と黄昏」
と「昼と夜」です。暁が女性で黄昏が男性です。又夜が女性です。
  
    「曙と黄昏」
     
       女性の曙です。
 
 「昼と夜」の夜です。

最後にミケランジェロ広場からの夕景とアルノ川の夕景を掲載します。

       
 ミケランジェロ広場の一段下にカフェがあり、ここでコーヒータイムしながら
夕日を待ちます。 上の写真は昼。下の写真は午後6時頃





ポンテヴェッキオおよびトリニタ橋からの夕景


        
ポンテヴェッキオからの夕景



これでフィレンツェを終わらせます。
少し休んで、ヴェネツィアかミラノを書いて見ます。では小休止。