今井町で、上田家、尾崎家と共に、惣年寄を務めてきた今西家
築360年、今井町で最も古い建物
現在残っている、お濠からの眺めはお城のよう
今西家は惣年寄の筆頭
領主、代官の一翼を担い、自治権を委ねられていました
この家に嫁がれたマダムが、ご案内役
3年前までは、この家の歴史に全く関心がなかったとか
少しづつルーツを辿っているうちに
守っていくべきお家であることに、責任感が湧かれたそうです
八つ棟造りの建物内の土間は、お白州としても使われていたため、
座敷の縁側(式台)は、一般の住宅より高くなっています
邸内の写真撮影はOKでしたが、特定の物のアップ写真はweb上に載せないことをお約束
奥の間に、素晴らしい仏間がありました。近くで拝見したかった。
板戸には、本来なら美しい色で描かれていたであろう、松竹梅の絵
長い年月、すすでいぶされ、真っ黒に
この写真はOKだそうです
この天井の高いこと、高いこと!
梁と屋根、建物をを支える見事な骨組み
マダムのお話では、これから先、
どうやって今井町を保存していくか、課題が山積してると言います
ヘタに観光化してほしくないと、切に願う私
一攫千金を夢見て、お金儲けの道具に、この町を使う人が現れませんように
由緒ある名家に相応しい、アラフォーのマダムでした
素敵な黒のワンピースに、なんと言っても、足 元 が 最 高
これをつっかけて、奥のお住まいから、急いで出てきてくださったのね
こーゆー方、大好きです
今井町を後に、斑鳩の里まで駆け足です